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第21号メニュー

 ■今月の新曲
  ・HIRO/エチュード「春夢」
  ・COSMO/萌
  ・関根敏行/Free Improvisation, Spring '06
  ・大村眞由/七つの子
  ・タンゴ黒猫/When the Music Is Over

  ◆ご購入について

 ■今月のお薦めディスク
  関根敏行/
100 Gold Fingers - Piano Playhouse Vol.1/Vol.2
  タンゴ黒猫/オルフ「カルミナ・ブラーナ」
  ・COSMO/Keith Jarrett Trio: Somewhere Before
  ・編集長/東京裁判


 ■ライブ・インフォメーション
  ・関根敏行

 ■お知らせ
  ・CD新発売! 関根敏行「ヴェント・ジ・マイオ〜五月の風」
  ・「ミュージシャンズ・ブログ」コーナーを新設
  ・出張演奏致します
  ・参加ミュージシャン募集
  ・メルマガ登録のご案内

 ■編集後記

 


今月の新曲

ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」は有料サイトです。上の「BUY NOW」ボタンをクリックしてご購入手続をして頂きますと、以下の音楽をお楽しみ頂くことができます。(ご購入について詳しくはこちら。)

ここではご購入に先立って、簡単な曲目の内容をご覧頂き、また実際の曲を試聴できます。

 

● エチュード「春夢」/HIRO(3'13'' 3.0MB) 

今月最初の曲は春のような暖かいHIROさんのピアノから。流れるような分散和音が春の風のようです。そして夢見るようなメロディ。「エチュード」と「春」という言葉に引かれてか、ふとメンデルスゾーンの「春の歌」を思い出してしまいましたが、やっぱりどこまでもHIROさんらしいピアノですね。(詫間)


● 萌/COSMO(2'59'' 2.7MB) 

COSMOさんはアイリッシュ・ハープを始めたということで、ケルトな方向に行くかと思いきや、この方はどこまでもラテンなノリなんですね。しかも今回のタイトルは何と「萌」ですか!

「アキバ系の『萌え〜〜』ではなく、新芽が出るsproutという意味です。五月の新芽の季節に相応しいタイトルだと、自己満足しとりますです。」(COSMO)


● Free Improvisation, Spring '06/関根敏行(6'03'' 5.5MB) 

今回、この新曲を録れたディスクを渡す時に関根さんは、「フリージャズなんで……」と何故か申し訳なさそうなのでした。まぁ、きっと同じジャズの中でもスタンダードやフュージョンに比べポピュラリティがないからでしょうか。しかし、コード進行など実際には約束事があるスタンダードに基づいたジャズよりも、フリージャズの方がより即興性が高いと言えるでしょう。メチャクチャにやっているわけではありません。どこまでも関根さんの美学に溢れた素晴らしい音楽です。(詫間)


● 七つの子/大村眞由(6'50'' 6.3MB)  
  作曲:本居長世 編曲・ピアノ:大村眞由

緊張感溢れる関根さんのフリージャズの後は、大村眞由さんのピアノで懐かしい童謡をどうぞ。これは、本当に、胸がときめく演奏です。「七つの子」というあの小さな曲が、何と7分近くに渡って展開されていくのですが、最後の最後までちっとも飽きないのです。たった1音鳴らされるピアニシモの美しいこと! そして絶妙な間にも何と音楽が溢れていることでしょう。大村さんのピアノの魅力に溢れた名演です。(詫間)


● When the Music Is Over/タンゴ黒猫(3'45'' 3.4MB) 
 
  作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫

「えーっと、編集長は何も考えてないんじゃないですかねぇ。タイトルだけでこの曲を最後にしたでしょう。今回は自分の下手な歌が入っているので眞由さんのピアノの後はキツイですねー。

「取り敢えず、久々の歌ものです。あるコンサートの帰り、とても澄んだ空気と美しい夜空に至福感を覚えて生まれた曲です。」(タンゴ)

 


ご購入について

月刊「DAICHI-大地-」は有料サイトです。月に1回発行され、その都度ご購入頂けます。
1号当り500円で次号発売までの間自由にmp3形式の音楽等をダウンロードできます。
ご購入に先立って、「サンプル」ボタンのあるものは試聴ができます。
ご購入ご希望の際は、上の「BUY NOW」ボタンをクリックして表示される画面に従ってご購入手続をして下さい。
決済方法には@niftyの「@pay」を使用しています。@nifty会員の皆さんは勿論、会員でない方も簡単なご登録でご利用になれます。「@pay」での決済についての詳細はこちらをご覧下さい。
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今月のお薦めディスク

「DAICHI-大地-」のアーティストたちは一体どんな音楽を聴いているのか。どんなものがいいと思っているのか。それぞれが気になっているCDやDVDを紹介していきます。

尚、タイトルまたはジャケットをクリックすると、Amazonのサイトに接続、そのままオンラインで購入できます。


関根敏行のお薦め
100 GOLD FINGERS-PIANO PLAYHOUSE- Vol.1Vol.2

1993年に東京メルパルクホールで行われた10人のジャズピアニストの巨匠たちがソロやトリオ、連弾のパフォーマンスを繰り広げる DVD。今は亡きトミー・フラナガンやジョン・ルイスの素晴らしい演奏を堪能できることと、マルチアングルで手の動きを間近に見ることができることがすばらしい。筆者はピアニストなので、ケニー・バロンやハンクジョーンズの手の動き、コードヴィシング等はこのマルチアングルでずいぶんと勉強させて戴いた。1950、60年代から活躍していた巨匠達はそのスタイルも皆個性があっておもしろい。同じスタンダードナンバーでもこうも違うかという演奏ををする。また、当然ながら皆揺るがない自信に満ちているように見える。ソロというのは良い意味でも悪い意味でもまるごと裸のその人がでるのでプレイヤーにとっては神経を使うところだが、皆隙がなく淡々としている姿がすごいと思う。

タンゴ黒猫のお薦め
オルフ/カルミナ・ブラーナ


シンクロナイズド・スイミングのジャパン・オープンで鈴木絵美子、原田早穂両選手のペアが優勝というさわやかなニュースが入ってきました。二人の素晴らしい演技には目を奪われましたが、同時に私は耳も奪われていました。そのバックに流れていたのがこのカール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』だったからです。

先月は「Vitalisation」という曲を発表しましたが、かつて、そして今でも、ストラヴィンスキーの『春の祭典』と並んでそのダイナミズム、ヴァイタリズムで私にパワーを与えてくれるのがこの曲です。今となってはこの2曲とも、その管弦楽法が消化されて、映画音楽などに取り入れられているので、聞き覚えのある方も多いでしょう。『春の祭典』はSF映画やサスペンス映画に、そして『カルミナ・ブラーナ』は「エクスカリバー」などを初め、中世を舞台にしたものやファンタジーものに使われることが多いようです。

20世紀の現代音楽と言っても、『カルミナ・ブラーナ』は実に明解な調性、シンプルとも言える音の構造が明るく響き、却って新鮮な響きがするのが不思議です。初めは有名な、映画にも使われたおどろおどろしいような「O Fortuna」で始まりますが、そのあとは何とも楽しい歌と踊りが次々に繰り出されます。そして最後、「Ave formosissima」から迎えるエンディングの、何と陶酔感と緊張感に満ちていることか!

聞き終わった後の幸福感は格別です。古いものですが、オイゲン・ヨッフムの名演でどうぞ。
COSMOのお薦め
Keith Jarrett Trio: Somewhere Before


このディスクのなかに「マイ・バック・ページ」というボブ・ディランの曲が入ってる。私の青春の一曲。私は20才位の時だったかな。私の回りでもこの曲のオカゲでキースのファンが何人も増えました。

当時江夏健二(現在はWong Wing Chang)さんのバンドボーイ(ガール)をしていた私は、おねだりしてライブの度に弾いてもらっていました。

本当にこの1曲だけでこのアルバム勝ちなんです。何故なら……私をとりこにしたから。なぁ〜〜んちゃって!
編集長のお薦め
東京裁判


音楽ものではないのでどうかとは思ったのですが、5月3日は憲法記念日ということで、やはりここで私たちが暮らしているこの国のことを考えておきたいと思い、このディスクを敢えてご紹介させて戴きます。

これはあの有名な東京裁判の実写フィルムによる記録映画です。この映画が公開された時、私は大学生でしたが、同じ寮の法学部の先輩たちが皆この映画を観に行き、大変興奮していたのを覚えています。確かに、4時間半という長大な映画であるにも拘らず、全く飽きることなく、あっと言う間に見てしまいます。東京裁判には「プライド」という映画もありましたが、やはりこちらの実写フィルムの方が迫力あるのは当然と言えば当然でしょうか。この国の戦後が実際にどのように決められていったのか、今一度目に焼き付け、これからの日本をどのような国にするのか、一人一人が考えることが大事だろうと思います。

最後に、音楽を担当しているのがあの武満徹さんであることを付け加えておきます。この音楽がまたこの映画に重みを与えているのです。

 

ライブ・インフォメーション

このコーナーでは本誌に登場するアーティストのライブやイベントの情報をお知らせします。

■関根敏行

・5月08日 新宿・                7:15pm-11:00pm
・5月11日 相模大野・ラシェット          8:00pm- 久米雅之(Ds)他
・5月12日 六本木・サテンドール          7:10pm-11:20pm 大坂昌彦(Ds)他
・5月13日 小岩・フルハウス            8:00pm-11:00pm 大友義雄(As)他
・5月15日 お茶の水・ナル             7:30pm-11:20pm 村上寛 (Ds)他
・5月17日 目黒・Jay-J's Cafe           7:30pm-10:45pm 小泉高之 (Ds)他
・5月19日 中野・セロ二アス            8:00pm-11:00pm 河埜亜弓 (Vo)他
・5月20日 草加・シュガーヒル           8:00pm-11:00pm 大友義雄(As)他
・5月26日 町田・カレーのモコモコ         7:30pm-11:00pm 長谷川明彦 (Ds)他
・5月27日 汐留・パークホテル東京         8:00pm-10:40pm 水橋孝(B)他
・5月29日 桜木町・ドルフィー           8:00pm-11:20pm 彩木香里(Vo)他
・5月30日 上町・63                8:00pm-11:20pm 久米雅之(Ds)他
・6月02日 六本木・ミスティー           8:00pm-11:30pm 水橋孝(B)他
・6月06日 目黒・Jay-J's Cafe           7:30pm-10:45pm 太田朱美(Fl)他

※関根敏行さんのCD「ヴェント・ジ・マイオ〜五月の風」が発売になりました。詳しくはこちら

※また、昨年6月27日に新宿・Jで行なわれました関根敏行さんのバンドのライヴ映像が、関根さんのホームページで公開されています。QuickTime形式になっています。こちらもどうぞ。



お知らせ


CD新発売! 関根敏行「ヴェント・ジ・マイオ〜五月の風」

この5月という時期に相応しく、その名もズバリ、「五月の風」というタイトルのCDが新たにリリースされました。関根敏行さんがこのネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」で発表してきた12曲を再編集したもの。中には今回のために新たに録音し直したものやリミックスしたものもあり、このCDでしか聴くことができません。関根さんの魅力溢れる必聴盤です。

詳しくはこちらへ!

 


「ミュージシャンズ・ブログコーナーを新設

これまで、ブログは「タンゴ黒猫の音楽日記」にだけリンクが貼ってありましたが、タンゴ黒猫さん以外にも、関根敏行さんやねねやさんもブログを書いている模様。

というわけで、「DAICHI-大地-」アーティストのブログへのリンクを集めたページをこちらに新設しました。それぞれのアーティストが日々どんなことを感じているのかがわかります。お楽しみ下さい。

 



出張演奏致します

パーティーやイベント、お祭などで音楽が必要な時、是非ご相談下さいい。「DAICHI-大地-」のミュージシャンたちが演奏に伺います。

スケジュールのことや、演奏してほしい音楽のジャンル、編成など、詳しい条件の打ち合わせが必要ですので、ご希望の方はまずはメールにてご連絡下さい。


お問い合せ: tierramusic@mbn.nifty.com

 



参加ミュージシャン募集

月刊「DAICHI-大地-」で作品を発表し、自分の音楽を広めたいというミュージシャンの方々を募集しています。簡単なプロフィールを添えて、下の連絡先まで、mp3などの形式のファイルを添付したメール、または録音したCDやカセットテープを郵送にてお送り下さい。受取り次第、折り返しご連絡差し上げ、詳しい打ち合わせをさせて戴きます。

尚、作品の著作権はミュージシャンご本人と月刊「DAICHI-大地-」を発行するTierra Music(ティエラ・ミュージック)に帰属することになります。従って、既に発表された作品でも構いませんが、JASRAC管理楽曲、またはミュージシャンご本人以外の方が著作権を所有、管理されている楽曲については扱うことができませんので、その旨ご了承下さい。

●連絡先…〒213-0002 神奈川県川崎市高津区二子2-6-20-105 Tierra Music 代表 詫間正博
 TEL 050-3404-6858 FAX 044-814-5387 E-mail tierramusic@mbn.nifty.com

 


「DAICHI−大地−」テキスト版〜メルマガ登録のご案内

本誌はウェブマガジンとしてお楽しみ頂いておりますが、発行(更新)と同時に本誌とほぼ同じ内容をメールでお届けする「DAICHI−大地−」テキスト版を用意しています。このサイトをチェックしなくても最新号の発行がわかるだけでなく、リンクからすぐにサンプル曲をチェック、ご購入の手続もできます。(パソコンメールに限ります。)更に、月1回の本誌発行とは別に、アーティストの最新情報など号外の発行もあります。

ご登録は今すぐ、こちらからお願いします。

メルマガ登録ページへ

 


 

編集後記

5月は生命力に溢れ、元気が漲ってくる時期ですが、「DAICHI-大地-」のアーティストたちも、それぞれの思うままに存分、表現しているようです。今月もなかなかヴァラエティに富んだ、充実した内容になったのではないでしょうか。

それと今月は嬉しいことに、関根敏行さんのCD発売の運びとなりました。創刊号から約1年の間に発表された曲を編集したものですが、実にカッコイイジャズ・アルバムに仕上がったと思います。こちらもどうぞよろしくお願いします。

嬉しいと言えば、今回はCOSMOさんがディスクをお薦め下さったのもよかったですね。「青春の一曲」ですか。確かに、この時はキースもまだ24歳と若くて、音も瑞々しいですね。さわやかなお薦めに感謝。

そのお薦めディスクに、敢えて重い記録映画を紹介させて戴きました。それは、やはり歴史を正しく知るところから本当の元気というものが出て来ると考えるからです。私たちは余りにこの大地から離れ、歴史を忘れて、根無し草のように生きてしまってるのではないでしょうか。大地と歴史を取り戻すところに未来が開けて来るように思うのです。

ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」では、今後も皆さんの元気を取り戻すことに貢献できればと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いします。

2006年5月7日 編集長・詫間正博

月刊「DAICHI-大地-」第24号は6/4(日)発売予定です。乞うご期待!

●連絡先…〒213-0002 神奈川県川崎市高津区二子2-6-20-105 Tierra Music 代表 詫間正博
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