月刊「DAICHI-大地-」は、ジャンルやスタイル、流行にとらわれない
新しい音楽を発信、試聴、ダウンロードできるネット音楽雑誌です。
発行:ティエラ・ミュージック 神奈川県川崎市高津区二子2-6-20-105

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2007年8月 5日発行

ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」第42号
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ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」はオリジナルの音楽を配信するサイトです。無料でサンプル曲を聴くことができる他、メニューの「ご購入手続」ボタンをクリックしてご購入手続をして頂きますと、その号で配信されている音楽を全曲まるごとお楽しみ頂くことができます。(ご購入について詳しくはこちら。)


■今月の曲
● A Bracing Summer Day/関根敏行
作曲・演奏:関根敏行 (6'55" 6.4MB) 
8月と言えば夏、夏と言えば太陽、太陽と言えばブラジル、というわけで、夏と言わず冬と言わずブラジル音楽が大好きな関根さんらしい爽やかな曲ですね。今月は夏にピッタリのこの曲で始めることに致しましょう。(詫間)


● 上海浪漫/COSMO
作曲・演奏:COSMO (3'55" 3.6MB) 
何と10月にはハープのミニコンサートも決まったというCOSMOさん。気分はすっかりケルトなのですが……。今回の曲もケルト風を狙って始めたのだそうですが、いろいろやってるうちに何故か中華風になってしまったのだとか!? それでこのタイトルになってしまいました。うーん、ケルトの片鱗もないですね……。(詫間)


● Una tristeza de verano(夏の哀しみ)/タンゴ黒猫
作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4'35" 4.2MB) 
今回はノーコメントなのだそうです。夏と言えば輝く太陽の下、元気になりそうなものなのに、何故「哀しみ」なのでしょうか。案外、活動的で開放的な夏だからこそ、一層哀しみが増すのかもしれませんね。(詫間)


● Etude 坂道を歩けば/HIRO
作曲・演奏:HIRO (2'50" 2.6MB) 
「ある晴れた午後におNewの日傘をさして坂道を歩いていたら自然とこんなメロディーを口ずさんでいました。海からの程よい風と緑のまぶしい輝きといつもの道なのにその日の坂道は何故か何処かが違っていたのです!……」(HIRO)



◆◇◆ 第42号のご購入方法について ◆◇◆
・月刊「DAICHI-大地-」に掲載されている音楽を全曲お聴き頂くにはご購入頂く必要があります。
・ご購入に先立って、「サンプル」ボタンのあるものは試聴ができます。
・ご購入は1号当り500円で、その号に限り自由にmp3形式の音楽等をダウンロードできます。
・決済方法にはペイパル対応マークを使用しています。VISA/MASTERのクレジットカードがそのままご利用できる他、ペイパルアカウントをお持ちの方は各種クレジットカード、デビットカード、銀行口座等、ペイパルアカウントに登録されている方法で、カード番号などを入力することなく安全にお支払いできます。ペイパル対応マークについての詳細はこちらをご覧下さい。
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・ご購入の手続が完了すると、その号の全てのコンテンツにアクセスするためのIDとパスワードがメールで届きます。「全曲ダウンロード」メニュー、またはその曲に付いている「全曲DL」ボタンをクリックして、送られてきたIDとパスワードを入力、音楽をお楽しみ下さい。

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■今月のお薦めディスク

「DAICHI-大地-」のアーティストたちは一体どんな音楽を聴いているのか。どんなものがいいと思っているのか。それぞれが気になっているCDやDVDを紹介していきます。

尚、ジャケット画像をクリックすると、Amazonのサイトに接続、そのままオンラインで購入できます。


タンゴ黒猫のお薦め
Olivier Messiaen: Turangalla Symphony
オリヴィエ・メシアンの『トゥランガリーラ交響曲』という10楽章から成る音楽です。メシアンという人は神秘主義的なところとどこかゴテゴテした悪趣味のようなところが入り混じっているところがあるように思うのですが、それにしても、これは、はっきり言って、20世紀の現代音楽の最大の成果の一つに数えてよい大作だと思います。

メシアンの最もよき理解者でもある小澤征爾の指揮によるこの演奏は、1967年の録音で、レコードとしては最初のものであると思うのですが、最近、CDになってリマスタリングされて、より音が鮮明になったものを聴き直してみて、やっぱりこれはとんでもない作品だと、改めて気づかされました。

ピアノやその他の打楽器によるガムランサウンド、音の高さごとに楽器が交代し、変化する音色、リボンコントローラでポルタメントするオンド・マルトノというシンセサイザーの先祖のような電子楽器——それら全てが織りなす音の渦は何とも強烈で、聴き終わった後は心地よい疲労感のようなものに包まれます。

20世紀の音楽に衝撃を与えたものとしては、やはりストラヴィンスキーの『春の祭典』を挙げないわけにはいきませんが、この曲の管弦楽法は映画音楽などに消化されていったことを考えると、メシアンのこの交響曲の響きはまだ私たちの耳には慣れていないと感じるのです。私たちはこの曲をまだまだ何度も聴き直す必要があるのでしょう。



編集長のお薦め
河埜亜弓/フレグランス
関根敏行さんのNippon Soul Jazz Band のボーカルをとり、ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」でも何度か登場している河埜亜弓さん、いよいよデビュー・アルバムをリリースしました。

収録曲は河埜さんのライブに足を運ばれている方にはお馴染みのナンバーばかり。スタンダードではそのスイング感が何とも素晴らしく、ソウルではカッコよく決め、ふわっとしたボサノバでは癒され、そしてインストのナンバーではもう一つの楽器のような不思議な声で聴く人を魅了してくれます。

実にカラフルな、聴いたあと、ハッピーになること間違いなしの一枚です。

(この商品はアマゾンでは取り扱っておりませんが、こちらのオンラインショップからご注文になれます。)




■ライブ情報
● 関根敏行(2007年8月)

8月05日(日)新宿・ピットイン Bassist Festival   4:30 PM 水橋孝(B)他
8月06日(月)六本木・アロハステーション      7:30 PM 青島信幸(B)他
8月08日(水)目黒・Jay-J's Cafe CD発売記念ライブ 7:30 PM 太田朱実(Fl)他
8月10日(金)六本木・IZUMI             8:00 PM
8月11日(土)沼袋・オルガンジャズクラブ      8:00 PM ポーラ・テリー(Vo)他
8月12日(日)吉祥寺・サムタイム          7:30 PM 久米雅之(Vo) 他
8月17日(金)赤坂・さかやバー           8:00 PM 小美濃真弓(Vo)他
8月18日(土)流山おおたかの森駅コンサート     5:00 PM 植松良高(Ds)他
8月21日(火)上野・アリエス            7:15 PM 青島信幸(B)他
8月23日(木)六本木・IZUMI             8:00 PM
8月24日(金)用賀・キンのツボ CD発売記念ライブ  7:30 PM 河埜亜弓(Vo)他
8月26日(日)関内・バーバーバー          7:00 PM 小泉高之(Ds)他




■お知らせ
● オンラインショップをオープンしました!

ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」で活躍するミュージシャンの関連商品を集めたオンラインショップ「SHOP DAICHI」をオープンしました。ティエラ・ミュージック発売のCDは勿論、市販のものも併せて取扱います。今後も商品を充実させて参りますので、是非ご利用下さい。

オンラインショップはこちら




■編集後記
● 8月—夏、本番

8月になりました。いよいよ夏、本番ですね。何とも開放的な気分になり、どこか、遠くへ出掛けたくなりますね。皆さんもどこかに行かれる予定はあるのでしょうか。海? 山? それとも海外?

今月もいろいろと面白い曲が揃いました。関根さんはいつもながら爽やかでカッコイイですね。ケルト風から中華風になってしまったというCOSMOさんもいつもの様に元気一杯の曲です。タンゴさんは「哀しみ」とタイトルに入ってますが、何ともクラシカルなアプローチ。そしてHIROさんもいつものようにエチュード風なピアノ曲。「坂道を歩けば」という日本の風景を思い出すようなタイトルにも拘らず、華麗な、ピアニステックな曲ですね。皆さんのお気に入りの曲はありましたか?

さて、今年の夏は暑さとともに湿度もかなり高く、身体を壊しやすい気候のようですね。実は、私もこの時期に風邪をひいてしまいました。皆様もお体にお気をつけて楽しい夏をお過ごし下さいますよう。

2007年8月5日 編集長・詫間正博

月刊「DAICHI-大地-」第43号は9/2(日)発売予定です。
乞うご期待!


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