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● 天壇/タンゴ黒猫
今年の9月に北京を訪れた際に行った天壇の印象を音にしたものです。天壇はその名の通り、中国の皇帝が天を祀ったところです。本当は10月が天を祀る月となっているので、先月発表できればよかったのですが、先月は特別編成のため、今月の発表となりました。何れにしても、かつての為政者たちは、皇帝というような最高の地位にある人ですら、いや、最高の地位にあるからこそ、天に照らして、今風に言えば自然環境や、地球全体、宇宙全体のことを考えて政治を行ったのですね。
その天を祀るために作られたのがこの天壇という巨大な施設。天壇と言えば思い出すのが映像版の前半に出て来る祈年殿という3層のタワーですが、これは皇帝が豊作を祈った場所で、これと別に皇帝が直接天と会話したのが後半に出て来る圜丘(えんきゅう)という、建物も何もない、壇だけの場所。この壇の真ん中に立つと、なるほど、小さな声で喋っても天に届くように大きく響くのです。これこそ天壇の由来なのでしょうね。
尚、この曲は、私がHiroshi Kumaki名義でセカンドライフ内で先日行ったチャリティコンサートで初演され、好評だったものです。今後も、このコンサートで生まれた曲の中から発表していく予定ですのでお楽しみに。(タンゴ)
※映像版はQuickTimeによるものですので、パソコンにはQuickTimeがインストールされている必要があります。QuickTimeのインストールは
こちらでお願いします。(編集部)
● 静かな夜/HIRO
作曲・演奏:HIRO (4:48 4.4MB)
先週の静かなある夜すっとこんな曲が出て来ました。リズムを変えたりとかバンドでとかと考えましたが、今回は出て来たそのままの感じでピアノで演奏してみました。秋の夜長にこんな曲はいかがでしょうか?(HIRO)
● メープル精彩/COSMO
作曲・演奏:COSMO (3:22 3.1MB)
古代ケルトの人々は自然へ敬意を払い、日本人と同じように万物には精霊が宿ると信じられていました。大地と天をつなぐ樹木に宿る木精は人々に生きるエネルギーを与えてくれる存在です。
木精からのメッセージを伝えるために、古代ケルトから現代に伝わる木精占いというのがあります。21種の樹木がそれぞれ違った力と姿を持っていて、人は誰もが必ず1本の樹木を持って生まれてくるそうです。
今月は樹木のなかでも、美しい紅葉に彩られるこの季節に相応しいメープル(かえで)を選んでみました。
メープルの木精は『陽気な少年の姿をして、笛を吹いたり弦楽器を奏でながら笑顔と話術で人々を楽しませる天才』だそうです。バイオリンや笛、勿論アイリッシュハープにもメープルの木は使われます。
(おまけ)かえでを守護樹に持つのは4月11日〜20日、10月14日〜22日生まれの方です。木精シリーズは続きます。お楽しみに……。(COSMO)
● アリラン/関根敏行
韓国民謡 編曲・演奏:関根敏行 (4:34 4.2MB)
カッコイイ! どこまでもジャジーな響きで、タイトルを聞かなければ、これがあの韓国民謡の「アリラン」だとはわかりませんね。関根さんによる民謡もののアレンジは2004年11月の第2号で発表になった「稗搗節」以来2曲目ということになりますが、何れも民謡をジャズでやりました、というようなものでなく、完全なジャズの曲になっているところがさすがですね。(詫間)
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● 11月—4年目のスタート
いよいよネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」4年目のスタートです。そのスタートにふさわしく、今月は力の入った作品が集まりました。
タンゴ黒猫さんは、
いだきしんさん、高麗恵子さんによる「高句麗伝説」コンサートに参加するため9月に訪れた北京の印象を音にした作品で、久しぶりの映像付きです。テーマは「天」。そしてその高句麗や天を意識したのか、偶然なのか、同じ頃関根敏行さんが作っていたのが「アリラン」のジャズ・バージョンでした。また、COSMOさんは木の精のシリーズを始めるようですね。こちらも楽しみです。
さて、4年目の新しい企画としてみなさんにお知らせしたいことがあります。それは、いよいよこのネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」の国際版=英語版がこの11月に発売になります。DAICHIのミュージシャンたちも外国の方とのお付き合いもあったりしますし、何よりネットを使って音楽を発表する以上、世界中の方々に聴いてもらいたいという気持ちは以前からあり、英語版の製作が待たれていましたが、いよいよ登場ということになりました。現在のところ、11月18日(日)創刊の予定で進めておりますので、どうぞお楽しみにしていて下さい。
2007年11月4日 編集長・詫間正博
月刊「DAICHI-大地-」第49号は12/2(日)発売予定です。
乞うご期待!