月刊「DAICHI-大地-」は、ジャンルやスタイル、流行にとらわれない
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発行:ティエラ・ミュージック 神奈川県川崎市高津区二子2-6-20-105

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■タンゴ黒猫
● Hiroshi Kumaki/ライブ・イン・セカンドライフ I

シンセサイザーやピアノの即興演奏を中心としたライブをセカンドライフ内で展開する Hiroshi Kumaki=タンゴ黒猫が、2007年のデビュー以来発表してきたインストルメンタルの曲をセレクトしたアルバムの第1弾。ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」で発表された曲を多数収録。

<曲目>
01. スタートラッカー
02. セイリング
03. シルクロード
04. やすらぎ
05. 霞か雲か
06. Make the Miracle Happen
07. Eternity〜永遠
08. 永遠の光
09. Return to the Earth
11. 最上川舟唄
12. ONE



● Return to the Earth(大地へと還る)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (14:11 13.0MB)
 
「最後の曲となりました。思えば僕が「DAICHI」の曲を仲間に聞かせたところから始まったのです。というわけで、最後も僕の曲で締めさせてもらうことにしました。最後、というので、つい力が入ってしまい、10分を越える大曲になってしまいましたが、いかがでしょうか。聴き直してみると、今までやってきたこと全部詰め込んでるような。w ありがとうございました。」(Hiroshi)



● メロディ/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:aoi Bing 作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (6:21 5.9MB)
 
「久しぶりの歌ものです。前に紹介しましたセカンドライフでの友達 aoi Bing さんの詩に曲をつけたものの第2弾です。この人の詩はとても直截な表現なので、歌うのに恥ずかしいところもあったりするんだけど、気持ちがこもっているので、曲作りやすいですね。というわけで何故か今回は70年代風のアレンジに。w」(Hiroshi)



● 「七夕(なのかのよ)」より「今宵逢ふ」/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:26 5.0MB)
 
「7月と言えば七夕(たなばた)。今回はその七夕について、編集長詫間氏の若書きの曲をカバーさせて戴きました。歌詞は『万葉集』によるものだそうで、3曲からなる連作の1曲目です。七夕と言えば、旧暦で行われる仙台のお祭が有名ですよね。被災地復興の祈りを込めて歌わせて戴きました。」(Hiroshi)



● Listen I/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (22:26 20.6MB)
 
「セカンドライフ内にMikrokosmosという場所があります。ここは、僕の仲間が作った、大衆に媚びないで、アーティストがやりたいことをやろう、というところで、勢い実験的な試みがいろいろと行われています。今回の曲はその会場で僕が行ったライブからのカットです。この日は、「世の中流行っている曲は全てビート音楽。ビートのない音楽をやろう。」との企てを行ったのですが、さぁ、いかがでしょうか。カットと言っても20分以上あります。気楽に聞き流して下さい。(笑)」(Hiroshi)



● バルトーク・プレイズ・バルトーク

今月の僕の曲は、セカンドライフ内にある Mikrokosmos という会場ででしたが、ミクロコスモスと言えば、やはりバルトーク。というわけで、この会場でバルトークの『ミクロコスモス』の演奏会を企画中なのですが、実はこれまでこの曲集を弾いたことがないのです。そこで、改めていろんなCDを探して聞いてみたりしましたが……。

やっぱり、バルトークご本人の演奏なんかあるといいよねぇ、と思って調べたら、何と、ナクソスがかつての米コロンビア盤を全て復刻してくれていました。お目当てはご本人のピアノの演奏で、これはもう、全曲ではないもののたっぷり楽しめますのと、一緒に入ってるのがヴァイオリンのシテゲティやクラリネットのベニー・グッドマンとの共演。これもおいしい組み合わせですよね。

というわけで、大変豪華な、満足できる歴史的なCDなんですが、これがたった1,200円程度とは本当に安すぎます。(笑)お勧めです。


● Eternity〜永遠/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (6:24 5.9MB)
 
「昨日4月23日に行われたばかりのライブからの録音です。私たちは目の前の出来事に目を奪われ、心を乱しがちですが、無限に永遠に広がる宇宙を感じ、その宇宙が自分を育くみ、支えていることを感じる時、全ては癒される、そう感じるのです。」(Hiroshi)



● いのり/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (7:45 7.1MB)
 
「今回の地震は僕は東京で経験することとなりました。東北各地の映像に衝撃を受け、また、建物倒壊などの被害の少なかった東京でも、交通麻痺、電力不足による停電やもの不足など、この国の首都の基盤がいかに弱いか、都市計画という以前に、改めてこれまでの私たちの生き方の見直しを迫られることとなりました。あの地震以降、日本も世界も変わったのです。新しい生き方、新しい国創り町創りに向けて一人一人が動くべき時です。

セカンドライフでのライブも電気を消費しますので、しばらくは見合わせていましたが、やはり、この時に及んで自分が今感じていることを表現せずにはいられず、Ustreamのみの配信で東日本大震災支援ライブを行いました。この演奏はその時の練習として弾いたものです。今回の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々の生活が一日も早く戻りますよう心から願い、音楽で祈りを捧げさせて戴きました。」(Hiroshi)



● 同じ場所で/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:aoi Bing 作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:43 5.3MB)
 
「セカンドライフ内の友だち、aoi Bingさんはよく詩画を作られるのですが、ある時、詩の感覚が似てるねぇ、ということで、作曲してみて、と渡されたのがこの曲の詞。作詞は初めてとのことで字余り字足らずだったのですが、何とかメロディに乗せました。(笑)あまりの赤裸々な詞に録音するのはちょっと恥ずかしかったけどね。」(Hiroshi)



● For the New Year 2011/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (4:35 4.3MB)
 
「新しい年が始まり、今年は更に大きな世界で、明るく元気に生きていきたいと、そういう願いを初日の出にこめた曲です。」(Hiroshi)



● ノエル・ファンタジー/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (15:39 14.4MB)
 
「今年もセカンドライフ内でクリスマスコンサートを行います。その準備のために即興で弾いたものです。好き勝手に弾いていますが、最後には讃美歌のなつかしいふしが……。」(Hiroshi)



● Hiroshi Kumaki(2010年12月ーセカンドライフ内)

■Hiroshi Kumaki ライブ「Cosmic Tree Christmas」
・日時:2010年12月25日(土)23:00〜24:00
・会場: セカンドライフ内 Aquarium Cosmic Tree
・説明:毎年恒例のセカンドライフ内の水族館 Aquarium Cosmic Tree 内でのライブです。即興による演奏と、新曲もいくつか発表するとのことです。



● 流れよわが涙(と警官は言った)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:John Dowland 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:31 3.3MB)
 
2009年、11月第78号発表。「今回はちょっと特別な曲です。同じくセカンドライフで活動されている The Black Stripes というバンドのリーダー Koja Writer さんも僕もSFが好きで、フィリップ・K・ディックの『流れよわが涙、と警官は言った』を巡って二人で盛り上がったことがあり、実は彼にはこの小説にインスパイアされた「Flow My Tears」という曲があるのだとか。但し彼はこの小説のタイトルとなっているジョン・ダウランドの「Flow My Tears」そのものは聴いたことないとかで、じゃあ僕がそのオリジナルを演りましょうか、なんて話してたもの。そんなわけで、もしこの小説が映画化されて僕が劇伴を担当するとしたら、という想定でダウランドの原曲をアレンジしたものです。因みにダウランドはシェイクスピアと同世代の作曲家で、原曲はそのメランコリックで美しいメロディーがヨーロッパ中で大ヒットしたというものなのですが……。」(タンゴ)


● Lux Aeterna(永遠の光)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6:40 6.2MB)
 
2010年2月、第81号発表。「ハイチの大地震で多くの人が亡くなり、またその直後にセカンドライフ内で阪神淡路大震災のメモリアル・コンサートを行ったり、更にその後友人のお父様が亡くなるなど、最近、人の死と社会のあり方を考えさせられる機会が多いのです。人の死を悼み、多くの人が犠牲にならないような街づくり、国づくりをすることが、犠牲者の死が真に報われることと考えています。真に報いられ、光となることを願い、即興で弾いた曲です。」(タンゴ)


● Monophonic Six String/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

ReBirthトラック:Action 演奏:Hiroshi Kumaki (5:45 5.3MB)
 
2010年6月、第85号発表「このところコラボづいていて……。僕の「今」の音楽は、セカンドライフ内でのwinds Seilingさんとのコラボ曲なのですが、これは、彼女が作ったメロディを僕がアレンジしてカラオケを作り、それにまた彼女がサックスでメロディをかぶせるという形で進んでいるもの。但し、発表を今月下旬に行われるイベントでにしたいとのことで、今回はここでの発表は見送り。代わりに、つい先頃、「ReBirth Sessions」と題して行ったライブからの成果物を。これは、iPhoneを使って、いろんなDJさんやクリエイターさんが作ったトラックに合わせて、即興でシンセを弾きまくる、というもの。詳しくは以下のライブ・レポートを見て頂ければなのですが、好評でしたので、そのうちのひとつを改めて録音したのが今回の曲です。こういうコラボは楽しいですね。」(タンゴ)

■Hiroshi Kumakiの「ReBirth Sessions」ライブ・レポートはこちら


● 無より生まれ出づるもの/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:06 4.7MB)
 
2010年9月、第88号「先日、セカンドライフ内で行われた Electrogram 2010 というイベントでの演奏からのカットです。僕の演奏の全体は、古い世界が崩壊し、何もないところから新しい世界が始まるという構成だったのですが、この曲はその第2部の冒頭で演奏されたものです。」(Hiroshi)



● 無より生まれ出づるもの/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:06 4.7MB)
 
「先日、セカンドライフ内で行われた Electrogram 2010 というイベントでの演奏からのカットです。僕の演奏の全体は、古い世界が崩壊し、何もないところから新しい世界が始まるという構成だったのですが、この曲はその第2部の冒頭で演奏されたものです。」(Hiroshi)



● Hiroshi Kumaki(2010年10月ーセカンドライフ内)

■Hiroshi Kumaki in "Burn 2.0"
・日時:2010年10月17日(日)〜10月24日(日)(詳細下記)
・会場:Burn 2.0 特設会場 Music StarMine & YOKOHAMA MARCHING BAND
・説明:年に一度行われるセカンドライフ最大のお祭バーニングライフが本年よりバーン2.0と名前を変えて今年も開催される。Hiroshi Kumaki も Yokohama Marching Band、Music StarMine と共同でキャンプを設営、様々な音楽イベントを主催、出演する。以下の日程はこのうち Hiroshi Kumaki の出演が決まっているもののみ。

10月17日(日)
22:00~23:00 ヨコハマ・キネン・オーケストラ・コンサート(指揮=Hiroshi Kumaki)

10/20(水)
24:00〜25:00 Hiroshi Kumaki w/Sakura
      (winds Seiling 率いるジャズ・バンドとのコラボ)

10/24(日)
06:00〜07:00 ヨコハマ・キネン・オーケストラ・コンサート(指揮=Hiroshi Kumaki)
22:30〜23:15 Hiroshi Kumaki w/Sakura
23:15〜24:00 Hiroshi Kumaki w/naturalway Flow
      (映像と音楽による即興バトル)

尚、この他センター・キャンプでの出演も予定されているが日時未定とのことです。



● 祈り2010/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (8:14 7.6MB)
 
「8月と言えば、どうしても戦争のことに思いがいきます。特に長崎の原爆投下については、もともと投下される予定であった北九州生まれの僕には他人事とは思えないのです。そんなこともあって、セカンドライフ内では毎年8月9日に平和祈念コンサートとして演奏させて戴いています。この曲はその日の演奏ではありませんが、同じ時期に平和を願って即興で弾いたものです。」(Hiroshi)



● Hiroshi Kumaki(2010年9月ーセカンドライフ内)

■Hiroshi Kumaki in "Electrogram 2010"
・日時:2010年9月11日(土)23:30〜24:15
・会場等詳細はElectrogram 2010の公式サイトをチェックして下さい。
・説明:毎年セカンドライフ内で夏に行われるエレクトロ系ミュージックの祭典 Electrogram に今年は Hiroshi Kumaki が出演。テーマは「破壊」、サブタイトルは「Siva」と聞いた Hiroshi Kumaki はこのテーマに全曲新曲で臨むという。



● Bye-Bye/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:winds Seiling 編曲:Hiroshi Kumaki (4:23 4.1MB)
 
「ここ1年ほどセカンドライフ内で一緒に活動しているwinds Seilingさんのメロディに、僕がアレンジしたものです。セカンドライフでのライブでは、windsさんご自身がソプラノサックスを吹いていて、キーもB♭ですが、こちらはその元になったキーがCのバージョン。6月21日から1週間にわたって行われたセカンドライフ7周年のお祭、Second Life 7th Birthdayで披露させて戴きました。この曲は入っていませんが、その時の模様がUStreamで中継されていましたので、その録画をご参考までに載せておきます。」(Hiroshi)




● Monophonic Six String/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

ReBirthトラック:Action 演奏:Hiroshi Kumaki (5:45 5.3MB)
 
「このところコラボづいていて……。僕の「今」の音楽は、セカンドライフ内でのwinds Seilingさんとのコラボ曲なのですが、これは、彼女が作ったメロディを僕がアレンジしてカラオケを作り、それにまた彼女がサックスでメロディをかぶせるという形で進んでいるもの。但し、発表を今月下旬に行われるイベントでにしたいとのことで、今回はここでの発表は見送り。代わりに、つい先頃、「ReBirth Sessions」と題して行ったライブからの成果物を。これは、iPhoneを使って、いろんなDJさんやクリエイターさんが作ったトラックに合わせて、即興でシンセを弾きまくる、というもの。詳しくは以下のライブ・レポートを見て頂ければなのですが、好評でしたので、そのうちのひとつを改めて録音したのが今回の曲です。こういうコラボは楽しいですね。」(タンゴ)

■Hiroshi Kumakiの「ReBirth Sessions」ライブ・レポートはこちら


● Hiroshi Kumaki(2010年6月ーセカンドライフ内)

■Hiroshi Kumaki "Our Favorite Music"
・日時:2010年6月12日(土)22:00〜22:45
・会場:N.H.K. コンサートホール
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/32/51/2991
・説明:先頃、iPhoneを使って「ReBirth Sessions」と題するライブを行ったHiroshi Kumaki の iPhone セッションの第3弾。今回は、殆ど初めて、そして最後かもしれないというカバー曲のみのライブ。Hiroshi Kumaki が影響を受けたという一連の音楽をiPhone を使って演奏、歌います。



● Let Love Ring/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:56 4.6MB)
 
「5月4日の早朝、アメリカの時間で3日の日に14時間にわたってセカンドライフ内で行われたハイチ支援イベント「Ring of Second Life - Music Camp 2010 for Haiti」に出演しました。このイベントの開催を記念して作ったのがこの歌。イベントタイトルの「Ring」に引っかけて、「愛を世界中に響かせよう」という内容のものです。」(タンゴ)


● Hiroshi Kumaki(2010年5月ーセカンドライフ内)

■Milky House SIM オープニング記念イベント
「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2010年5月16日(日)23:15〜24:00
・会場:Milky House SIM特設ステージ
    http://slurl.com/secondlife/Milky%20House/43/110/23
・説明:セカンドライフで常に新作の着物をリリースしているMilky Houseの新しいSIMがオープン。これを記念したイベントが5月15日・16日の2日間にわたって行われます。このイベントのトリとしてHiroshi Kumakiが指揮するオーケストラが出演、当然衣装も着物という華やかな催しです。



● 春/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:22 5.0MB)
 
「これはちょっと前に弾いたもの。久々のタンゴ名義の曲ですが、実際にはセカンドライフ内でHiroshi Kumakiも弾いています。春の訪れ、水温み、暖かくさわやかな風がそよぐ様子を音にしてみました。」(タンゴ)


● A Journey to a Burning Dream/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (10:00 9.2MB)
 
「セカンドライフ最大のイベント、バーニングライフに昨年も出演した Hiroshi Kumaki のところに招待状が来ました。昨年のバーニングライフは今までで最も充実していた、よかったと、観客からもスタッフからも声があり、お祭りが終わったら終わりにするのでなく、その成果を生かして継続的な活動を行っていこう、という動きになっています。そんな中、この3月に春祭を行うので、Hiroshi さんも是非出演してもらえませんか、というものでした。結局これを受けることにしました。詳しくはライブ情報をご覧下さい。さて、そこで今月の曲は昨年のバーニングで製作したプロモーション・ビデオのサントラから。横浜マーチングバンドと共演したので、途中ヴァーグナーの「ローエングリン」第3幕への前奏曲が入っているのはご愛嬌。演奏しているのは僕の指揮するヨコハマ・キネン・オーケストラです。」(タンゴ)


● Hiroshi Kumaki(2010年3月ーセカンドライフ内)

■YMB SIM オープニング記念イベント
「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2010年3月21日(日)23:00〜24:00
・会場:YMB SIMメインステージ
    http://slurl.com/secondlife/YMB001/5/128/27

■Burning Life Spring Fling
「Hiroshi Kumaki w/SAKURA (winds Seiling Band)」
・日時:2010年3月28日(日)14:00〜15:00
・会場:詳細未定


● Lux Aeterna(永遠の光)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6:40 6.2MB)
 
「ハイチの大地震で多くの人が亡くなり、またその直後にセカンドライフ内で阪神淡路大震災のメモリアル・コンサートを行ったり、更にその後友人のお父様が亡くなるなど、最近、人の死と社会のあり方を考えさせられる機会が多いのです。人の死を悼み、多くの人が犠牲にならないような街づくり、国づくりをすることが、犠牲者の死が真に報われることと考えています。真に報いられ、光となることを願い、即興で弾いた曲です。」(タンゴ)


● 2010/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:13 3.9MB)
 
2010年、新しい年初めて昇る太陽に希望を感じて作った曲です。ワンパターンなんですけどね。出来たあとで、この形式でこのリズムはないよなぁ、と自分で笑ってしまいました。だって、ある曲を思い出しますよね。(笑)(タンゴ)


● Hiroshi Kumaki(2010年1月ーセカンドライフ内)

セカンドライフ内で精力的に活動している Hiroshi Kumaki 氏は、昨年夏より横浜マーチングバンドと合流、そこから生まれたヨコハマ・キネン・オーケストラの常任指揮者としての活動も展開しています。その横浜マーチングバンドとヨコハマ・キネン・オーケストラが出演するスペシャル・イベントが1月10日セカンドライフ内で行われます。

これは、やはりセカンドライフ内のイベント、バーニングライフで出展され、話題となった「Virtual 3D Medical Diorama」という身近な病気についてわかりやすくジオラマで再現、説明した展示が、常設の展示会場としてオープンするのを記念する行事の一環として行われるもの。同じくバーニングライフで多くの人を感動させた横浜マーチングバンドとオーケストラに出演依頼があったものです。医療と音楽というそれぞれの分野で世界の関心を呼んだグループのコラボレーション。是非ご覧になってみて下さい。

■Grand Opening for Virtual 3D Medical Diorama
・日時:2010年1月10日(日)22:00〜24:10
・会場:Hoshi Island 特設ステージ
    http://slurl.com/secondlife/Hoshi%20Island/20/235/23
・内容:22:00〜22:20 横浜マーチングバンドによるパレード
    22:20〜22:50 横浜マーチングバンド・ステージドリル
    23:00〜23:30 Yasutaka Koba スペシャル・ライブ
    23:40〜24:10 ヨコハマ・キネン・オーケストラ


● 「歌会序曲」のためのスケッチ/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (12:41 11.7MB)
 
「セカンドライフ内で友人と話していて、海外では朗読というのがイベントとして成立してるよね、日本ではまだまだそれ自体でイベントというのはあまりないけど、という話になりました。そこから、シンセサイザーと和歌の共演、題して『歌会』というのはどうだろう? と話が膨らみました。一方、僕は最近、iPhoneによる音楽を模索していて、つい先頃行われた ::: STYLE ::: という、44組ものセカンドライフ・ミュージシャンが集まるイベントに出演した際、何をやろうかと考えた挙句、iPhoneを使いつつ、『歌会』のデモみたいなことをやることにしました。途中ヘタクソな朗読が入っているのは、紀貫之による『古今和歌集』の仮名序です。」(タンゴ)


● 流れよわが涙(と警官は言った)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:John Dowland 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:31 3.3MB)
 
「今回はちょっと特別な曲です。同じくセカンドライフで活動されている The Black Stripes というバンドのリーダー Koja Writer さんも僕もSFが好きで、フィリップ・K・ディックの『流れよわが涙、と警官は言った』を巡って二人で盛り上がったことがあり、実は彼にはこの小説にインスパイアされた「Flow My Tears」という曲があるのだとか。但し彼はこの小説のタイトルとなっているジョン・ダウランドの「Flow My Tears」そのものは聴いたことないとかで、じゃあ僕がそのオリジナルを演りましょうか、なんて話してたもの。そんなわけで、もしこの小説が映画化されて僕が劇伴を担当するとしたら、という想定でダウランドの原曲をアレンジしたものです。因みにダウランドはシェイクスピアと同世代の作曲家で、原曲はそのメランコリックで美しいメロディーがヨーロッパ中で大ヒットしたというものなのですが……。」(タンゴ)


● Borders/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫(ドゥドゥクは現地演奏家) (6:23 5.9MB)
 
2008年12月、第64号発表。
2008年の10月、いだきしんさんと高麗恵子さんによる「高句麗伝説」コンサートがアルメニアの首都エレバンで行われました。現地に駆けつけた僕は、トルコとの国境に近いところにあるホルヴィラップ修道院からアララト山を望みました。アルメニア人の心のふるさと、アララト山。でもその山はトルコ領内にあるのです。そして同じくアルメニア人の誇りでもある古代アニの都の遺跡もトルコにあるのです。そして同じく国境の向こうには、大虐殺で亡くなった同胞たちが……。目を南東に向けると、そこにはイランに連なる山々が。そう。僕がアルメニア人のことを知ったのはイランのイスファハーンでだったのです。天を仰ぎながら、境のない世界の到来を祈ったのでした。

この時のことを僕が撮ったビデオにヒロシさんが音楽をつけてくれました。帰国後に盛んにセカンドライフ内で演奏して頂きましたが、今回もセカンドライフでのライブ同様、即興による録音となっています。更に、前後には、僕が現地で録音したドゥドゥクの音も入っています。映像版もYouTubeでお楽しみ下さい。(詫間)


● ニセコ幻想曲 パート1/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:16 3.0MB)
 
2009年7月、第71号発表。
「今年もニセコ24時間ラジオが、去る6月27日(土)21:00〜28日(土)21:00に、今回はセカンドライフだけでなく、スタジオを現実のニセコ町にあるロッジに設置、そこを拠点として、ニセコ町の各地からの中継も交えながら、セカンドライフ内のニセコと、現実のニセコとを結んでの大がかりなイベントとなりました。Hiroshi Kumaki もこのイベントを応援。その際に作られたのがこの曲です。メインのモチーフは、アイヌのユーカラのメロディをもとにしたものです。」(タンゴ)


● 竹田の子守唄/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

京都府民謡 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (8:58 8.3MB)
 
2009年5月、第69号発表。
「3月3日にセカンドライフ内で行った『ひなまつりコンサート』からの曲です。この時、シンガポール他、外国からもお客さんが来ていて、即興的に弾いたのがアジア的な雰囲気を持つこの『竹田の子守唄』。ライブではただメロディーを繰り返しただけの3分の曲でしたが、更に即興部分を加えて3倍近い長さのアレンジになりました。眠くなること間違いなしです。w」(タンゴ)


● Call for Peace/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:43 4.4MB)
 
2009年4月、第68号発表。
「この歌は、昨年末、ちょうどクリスマスの頃からイスラエルがガザ地区に対して空爆を繰り返したのに抗議して作ったもので、セカンドライフでは今年の初め、1月11日の夜に、いてもたってもいられず、急遽ゲリラライブを敢行して歌ったのでした。急な案内にも拘わらず、多くのお客さんに来て頂き、共感して頂いたのは本当にありがたかったです。この時は曲ができたばかりということもあり、多少ボブ・ディランを狙ってアコギによる演奏でしたが、今回のスタジオ版ではキーボード中心のアレンジになっています。」(タンゴ)


● Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)(2009年10月)

セカンドライフで初のライブを行ってから2周年を迎える Hiroshi Kumaki がこの10月は精力的にライブやイベントを展開します。何れも会場はセカンドライフ内です。

■バーニングライフ2009
「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2009年10月25日(日)22:30〜23:45
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/245/246/26

※バーニングライフは現実世界の炎とアートとコミュニティの祭典「バーニングマン」をモデルにした、セカンドライフ最大のお祭りの名称です。

■3 Days - Hiroshi Kumaki 2nd Anniversary
「Day 1 Silk Road Romance」
・日時:2009年10月26日(月)22:00〜23:00
・会場:シルクロード、タージ・マハル屋上広場
    http://slurl.com/secondlife/SilkRoad/128/135/42

「Day 2 Here Did I Start」
・日時:2009年10月27日(火)22:00〜23:00
・会場:Aquarium Cosmic Tree(空中水族館)
    http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478

「Day 3 For the Future」
・日時:2009年10月28日(水)22:00〜23:00
・会場:N.H.K. コンサートホール
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/10/17/9



● Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)(2009年10月)

セカンドライフで初のライブを行ってから2周年を迎える Hiroshi Kumaki がこの10月は精力的にライブやイベントを展開します。何れも会場はセカンドライフ内です。

■Eパルスフェスティバル
・日時:2009年10月17日(土)03:00〜03:30
・会場:United Beats Open Stage, Vania
    http://slurl.com/secondlife/Vania/14/60/35

■Hiroshi Kumaki in kumama
・日時:2009年10月17日(土)22:00〜23:00
・会場:kumama Live 会場
    http://slurl.com/secondlife/Kourinbou/145/94/1510

■バーニングライフ2009
「Hiroshi Kumaki Live」
・日時:2009年10月18日(日)08:00〜09:00
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/243/237/24

「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2009年10月18日(日)21:00〜22:00
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/243/237/24

「Hiroshi Kumaki Live」
・日時:2009年10月18日(日)23:00〜24:00
・会場:Center Camp, Burning Life-12 Mile
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-12%20Mile/255/34/24

「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2009年10月19日(月)23:00〜24:00
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/243/237/24

「Hiroshi Kumaki Live」
・日時:2009年10月20日(火)23:00〜24:00
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/243/237/24

「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2009年10月21日(水)23:00〜24:00
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/243/237/24

「Hiroshi Kumaki Live」
・日時:2009年10月22日(木)23:00〜24:00
・会場:Center Camp, Burning Life-12 Mile
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-12%20Mile/255/34/24

「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2009年10月23日(金)23:00〜24:00
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/243/237/24

「ヨコハマ・キネン・オーケストラ(指揮=Hiroshi Kumaki)」
・日時:2009年10月25日(日)23:00〜24:00
・会場:Yokohama "Burning" Marching Band, Burning Life-Washoe
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Life-Washoe/243/237/24

※バーニングライフは現実世界の炎とアートとコミュニティの祭典「バーニングマン」をモデルにした、セカンドライフ最大のお祭りの名称です。

■3 Days - Hiroshi Kumaki 2nd Anniversary
「Day 1 Silk Road Romance」
・日時:2009年10月26日(月)22:00〜23:00
・会場:シルクロード、タージ・マハル屋上広場
    http://slurl.com/secondlife/SilkRoad/128/135/42

「Day 2 Here Did I Start」
・日時:2009年10月27日(火)22:00〜23:00
・会場:Aquarium Cosmic Tree(空中水族館)
    http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478

「Day 3 For the Future」
・日時:2009年10月28日(水)22:00〜23:00
・会場:N.H.K. コンサートホール
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/10/17/9



● Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)(2009年10月)

セカンドライフで初のライブを行ってから2周年を迎える Hiroshi Kumaki がこの10月は精力的にライブやイベントを展開します。以下は決定分のみでこの他セカンドライフ最大のお祭り「バーニングライフ」への出演、オランダの「Eパルスフェスティバル」などへの出演も決定しており、詳細がわかり次第ここに掲載します。

■1944 SIM 連結記念イベント
・日時:2009年10月10日(土)22:00〜23:00
・会場:Yumix Canal Hall
    http://slurl.com/secondlife/Yumix%20Canal/29/158/38/
・出演:ヨコハマ・キネン・オーケストラ(演奏)
    Hiroshi Kumaki(指揮)
・曲目:J・S・バッハ、ドビュッシー他の管弦楽曲

■Hiroshi Kumaki in kumama
・日時:2009年10月17日(土)22:00〜23:00
・会場:kumama Live 会場
    http://slurl.com/secondlife/Kourinbou/145/94/1510

■3 Days - Hiroshi Kumaki 2nd Anniversary
「Day 1 Silk Road Romance」
・日時:2009年10月26日(月)22:00〜23:00
・会場:シルクロード、タージ・マハル屋上広場
    http://slurl.com/secondlife/SilkRoad/128/135/42

「Day 2 Here Did I Start」
・日時:2009年10月27日(火)22:00〜23:00
・会場:Aquarium Cosmic Tree(空中水族館)
    http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478

「Day 3 For the Future」
・日時:2009年10月28日(水)22:00〜23:00
・会場:N.H.K. コンサートホール
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/10/17/9



● 「森のくまさん」幻想曲 /Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

アメリカ民謡 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (15:15 14.0MB)
 
Hiroshi Kumaki は現在セカンドライフの中で「クマ温泉リゾート」というプロジェクトに参画していて、去る8月23日にその完成記念イベントが行われました。そのイベントの中で、2時間にわたって複数のDJやミュージシャンたちが、それぞれあの「森のくまさん」の歌を題材にして10分から15分ずつプレイするという、何とも馬鹿馬鹿しい企画をしたのですが、これが、一流のDJさんたちが集まり、大変な盛り上がりを見せる催しとなりました。そして僕のバージョンがこれ。とてもとても、森なんか表現したことないもんだから、自然体でやったら宇宙的な響きになってしまいました。(笑)こんな「森のくまさん」もありかな?(タンゴ)


● For Ladies/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫) (6:46 6.2MB)
 
「人は一人では生きていけない、とはいつも思うことですが、何か事あるごとに、女性の皆さんには助けられていると感じます。これは現実の世界でもセカンドライフの中でも同じこと。この曲はそんな僕の周りにいる女性たちのために弾いた即興曲です。」(タンゴ)


● ニセコ幻想曲 パート1/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:16 3.0MB)
 
「今年もニセコ24時間ラジオが、去る6月27日(土)21:00〜28日(土)21:00に、今回はセカンドライフだけでなく、スタジオを現実のニセコ町にあるロッジに設置、そこを拠点として、ニセコ町の各地からの中継も交えながら、セカンドライフ内のニセコと、現実のニセコとを結んでの大がかりなイベントとなりました。Hiroshi Kumaki もこのイベントを応援。その際に作られたのがこの曲です。メインのモチーフは、アイヌのユーカラのメロディをもとにしたものです。」(タンゴ)


● ニセコ幻想曲 パート3/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:13 3.9MB)
 
「今回の『ニセコ幻想曲』は3つのパートからなっています。パート2は、静かな、テンポの遅いピアノ独奏曲、そしてパート3がこの曲です。やはりアイヌの楽器ムックリに似せた音が入っていますが、どうしたって僕が作るとこんな感じになっちゃいますね。」(タンゴ)


● シンフォニア/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:06 3.8MB)
 
「これはちょうど1年前に、セカンドライフでの24時間ラジオの音楽を担当した時にそのBGMとして作ったミニマル的な作品です。何度かライブでやってみたところ好評で、昨年大晦日のファン投票によるカウントダウンライブでは、何と2位になったというもの。1本のヴァイオリンで始まった旋律はやがて2本、3本と、絡み合っていくうちに豊かな交響楽となっていきます。人の世もそのようでありますよう!」(タンゴ)


● 竹田の子守唄/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

京都府民謡 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (8:58 8.3MB)
 
「今回も、3月3日にセカンドライフ内で行った『ひなまつりコンサート』からの曲です。この時、シンガポール他、外国からもお客さんが来ていて、即興的に弾いたのがアジア的な雰囲気を持つこの『竹田の子守唄』。ライブではただメロディーを繰り返しただけの3分の曲でしたが、更に即興部分を加えて3倍近い長さのアレンジになりました。眠くなること間違いなしです。w」(タンゴ)


● Call for Peace/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:43 4.4MB)
 
「この歌は、昨年末、ちょうどクリスマスの頃からイスラエルがガザ地区に対して空爆を繰り返したのに抗議して作ったもので、セカンドライフでは今年の初め、1月11日の夜に、いてもたってもいられず、急遽ゲリラライブを敢行して歌ったのでした。急な案内にも拘わらず、多くのお客さんに来て頂き、共感して頂いたのは本当にありがたかったです。この時は曲ができたばかりということもあり、多少ボブ・ディランを狙ってアコギによる演奏でしたが、今回のスタジオ版ではキーボード中心のアレンジになっています。」(タンゴ)


● うれしいひなまつり/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:河村光陽 演奏:タンゴ黒猫 (3:34 3.3MB)
 
「本当は別の曲を予定していたのですが、例によって時間切れ……。というわけで、実は去る3月3日、福岡でのいだきしんさんのコンサートが終わった後に、天神のホテルからセカンドライフ内でひなまつりライブを敢行しました。今回はそのライブの録音から、名曲『うれしいひなまつり』をお届けします。僕が既存の曲を演るのは本当に久しぶりです。写真はその時のライブの模様です。」(タンゴ)


● アルメニア・パート2〜もうひとつの聖地にて/Hiroshi Kumaki

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (10:00 9.2MB)
 
「アルメニアの第2弾です。アルメニアはローマよりも早く、西暦301年にキリスト教を国教とした国です。今回の曲のビデオ版ではそのキリスト教国教化にまつわる伝説のあるホルヴィラップ修道院、リプシメ教会をはじめ、岩盤を穿って造られたゲガルド修道院、そしてアルメニア教会の正座である世界遺産・エチミアジン教会を取り上げています。これらの聖地を表現するのに、今回もまたズルイことに地元の音楽家の現地録音を使わせて頂きました。尚、ビデオ版のエチミアジン教会で静止画が2枚映りますが、一つはイエスの脇腹を突いた槍の先端、もう一つはノアの方舟の破片を背景に使用した装飾品です。こういうものが宝物として飾られているというのも不思議ですね。」(タンゴ)

※YouTubeによる映像版はこちら


● Dawn of Time/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:50 3.6MB)
 
「新しい年が明けました。世の中、心が冷たくなるような話題ばかりですが、何があろうと太陽はあらゆる存在にその暖かい光を投げかけてくれます。あの光と、そしてその光の源である宇宙を感じる時、身の内に天高く羽ばたくエネルギーが満ちてくるようです。」(タンゴ)

※YouTubeによる映像版はこちら


● Borders/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫(ドゥドゥクは現地演奏家) (3:12 3.0MB)
 
今年の10月、いだきしんさんと高麗恵子さんによる「高句麗伝説」コンサートがアルメニアの首都エレバンで行われました。現地に駆けつけた僕は、トルコとの国境に近いところにあるホルヴィラップ修道院からアララト山を望みました。アルメニア人の心のふるさと、アララト山。でもその山はトルコ領内にあるのです。そして同じくアルメニア人の誇りでもある古代アニの都の遺跡もトルコにあるのです。そして同じく国境の向こうには、大虐殺で亡くなった同胞たちが……。目を南東に向けると、そこにはイランに連なる山々が。そう。僕がアルメニア人のことを知ったのはイランのイスファハーンでだったのです。天を仰ぎながら、境のない世界の到来を祈ったのでした。

この時のことを僕が撮ったビデオにヒロシさんが音楽をつけてくれました。帰国後に盛んにセカンドライフ内で演奏して頂きましたが、今回もセカンドライフでのライブ同様、即興による録音となっています。更に、前後には、僕が現地で録音したドゥドゥクの音も入っています。映像版もYouTubeでお楽しみ下さい。(詫間)


● The Bothy Band/After Hours (Live in Paris)

クリスマスになるとアイリッシュを聴きたくなりますね。この時期にはぴったりな感じがします。エンヤさんも新しいCDを出しましたし。というわけで、普通だったらそのエンヤさんの新盤と行くのでしょうが、ここは敢えて古いものから、ボシー・バンドを引っ張ってきました。今全盛のアイリッシュブームの先駆けともなったトラッドバンドで、1975年に結成されてオリジナルアルバムは2枚ほど出してそのまま自然消滅……。しかし、その活動が音楽界に与えた影響は計り知れないと言われています。その彼らのアルバムが最近、一挙に再発売になりました。

今回ご紹介するのは1978年にパリで行われたライブ盤です。パディのイリアン・パイプは勿論、ケヴィンのフィドルも、マットのフルートも、どこまでもアイリッシュな響きを聞かせます。そして本来ギリシャの楽器であるドーナルのブズーキも。でも、やっぱり何と言っても、チリーナの透明感のある歌声が泣かせます。


● Time of Sharing/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (10:04 9.3MB) 
「Hiroshi Kumakiは9月の終わりから10月のはじめにかけて、セカンドライフ最大のお祭であるバーニング・ライフで1週間にわたるライブを展開しました。来場者の愛と平和へのメッセージをそのまま音楽として表現していくという「Love & Peace Music Camp」です。この時に、ライブをやっていない時などのプロモーション用として制作されたビデオの音楽がこの曲です。YouTubeの制限時をフルに使った約10分の組曲になりました。実際にこの曲を会場で即興でやった時は25分を超えていましたが……。(笑)」(タンゴ黒猫)


● 北米イヌイットの歌

いやー、やっと出ましたねー。このディスクの再発をどれだけ待ったことでしょう! 小泉文夫さんの現地録音による、音源としては古いものですが、非常に貴重な録音です。小泉文夫さんはその著書『人はなぜ歌うか』の中で歌というものが人間の生存にとって不可欠なものであることを、この「北米イヌイットの歌」と、同じ「ザ・ワールド・ルーツ・ミュージック・ライブラリー」で再発になった「台湾先住民の音楽」を通じて明らかにして下さったのですが、これまで1枚ものとしてはCD化されていなかったのです。(LP発売当時は確か「エスキモーの歌」というようなタイトルだったと思いますが、今回カナダ・エスキモーはイヌイット、アラスカ・エスキモーはイヌアピクという表現に改められています。)

おもしろいのは、カリブーという一人でも獲ることのできる獲物を獲って暮らしているイヌイットたちは、合唱というものが発達していなくて、一人で伴奏して歌っていても、その伴奏のリズムがずれたりしているのに対し、大きなクジラを、それも年に何度現れるかわからないクジラを捕って暮らすイヌアピクたちは気持ちひとつであることが要求されていることもあり、合唱もうまく、リズム感も抜群なのです。そして、夫婦も仲良く、いつも二人で歌を歌うのですが、そうした様子がよく録音されています。このことは、台湾の高砂族が、戦いに行くのに合唱をして、うまくハモれなかったら戦いをとりやめ、うまくハモれたら戦いに行く、という話を思い出させます。何故ならうまくハモれるということは皆が心一つということであり、その状態でこそ戦いに勝てるからだというのです。

人間と歌との関わりを考えさせてくれる素晴らしい音源、是非お薦めです。


● ONE/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (2:57 2.7MB) 
2007年12月、第49号発表。この年の10月にタンゴ黒猫は Hiroshi Kumaki のアバターでセカンドライフ内で初めてのコンサートを開催。以降、Hiroshi Kumaki としてのセカンドライフ・ライブがこの1年の活動の中心となりました。

「セカンドライフ内で Hiroshi Kumaki が行ったコンサートからの曲です。タイトルの "ONE" はあらゆる生命はみなひとつで生きているんだよ、というメッセージをこめたもので、コンサート会場となった pira Noel さんの軽井沢水中水族館のために書いたものです。本当にこの水族館は魚たちとひとつになって遊べる楽しい空間で、今回のコンサートの企画も、その水族館で生まれたイマジネーションからだったのです。pira さんとこの水族館に感謝!」(タンゴ)

尚、pira Noel さんの水族館は現在 Karuizawa SIM から Exhara SIM に移転しています。SLURLはこちら。(編集部)
http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478


● Make the Miracle Happen/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:50 5.4MB) 
2008年7月、第56号発表。

「7月5日〜6日にかけて、セカンドライフ内で kenmi Lomu さんをパーソナリティとする24時間ラジオ「考えよう。地球に対して私たちができること。」が放送されました。この曲は番組のテーマ曲として制作されたもので、6日に行われたライブアクトでHiroshi Kumakiが演奏、セカンドライフ内では番組の協賛CDとしても発売され、その売上金の全てが八国山アイランドSIMに拠点を置くNGOなどに寄附されたものです。番組中、何十回、何百回と自分の曲がかかっているのを聞くのは、ちょっと照れますね。(笑)」(タンゴ)

■24時間ラジオについての詳細はこちら
■24時間ラジオについて書き込みのあるHiroshi Kumakiのブログはこちら


● シルクロード/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:58 4.6MB) 
2008年9月、第58号発表。

「セカンドライフでの僕のアバター、Hiroshi Kumaki君はその名もSilkRoadというSIMの住人でもあります。子供の頃からシルクロードに憧れていた僕はその名前のSIMができたと聞いて住むことにしたのでした。そのSIMの1周年を記念して作られたのがこの曲。かつて喜多郎さんの音楽のファンであり、そして自分でも訪れたイランでとても深い体験をした僕にとって、シルクロードを表現するというのは嬉しくもあり、また難しくもありました。さて、いかがでしょうか。」(タンゴ黒猫)


● スタートラッカーズ/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:36 3.3MB) 
2008年1月、第50号発表。

「一年の始まりは、明るく、元気よく行きたいと思います。というわけで、殆ど何も考えずに、何ともおめでたい曲が出来てしまいました。(笑)

「スタートラッカーズというのは、私がセカンドライフ内で Lifebound Records というCDショップを置いている、STAR Tracker Island という SIM の名前に由来します。ここのオーナーさんも、そこに集まった仲間も、みんな人がよくて、楽しい人たちなのです。明るく、楽しく、そして星=理想を追い求め続ける人たちのことを表現してみました。」(タンゴ)

尚、現在 STAR Tracker Island SIM はなくなってしまいました。が、この SIM に集まり、ちょうど朝日が昇る時間帯にこの曲を共に聴いた仲間は、現在それぞれの未来に向かい活動を続けていて、お互いの交流も続いているようです。そこで、SIM はなくなりましたが、新しい時代の到来を感じ、新しい未来を自ら開いていこうとする人たちのために、その象徴として Hiroshi Kumaki 氏はこの曲を演奏し続けているのだそうです。(編集部)


● シルクロード/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:58 4.6MB) 
「セカンドライフでの僕のアバター、Hiroshi Kumaki君はその名もSilkRoadというSIMの住人でもあります。子供の頃からシルクロードに憧れていた僕はその名前のSIMができたと聞いて住むことにしたのでした。そのSIMの1周年を記念して作られたのがこの曲。かつて喜多郎さんの音楽のファンであり、そして自分でも訪れたイランでとても深い体験をした僕にとって、シルクロードを表現するというのは嬉しくもあり、また難しくもありました。さて、いかがでしょうか。」(タンゴ黒猫)

*来る9月27日(土)にセカンドライフのSilkRoad SIMにてHiroshi Kumakiによるシルクロード・コンサートが開催されるとのことです。詳しくはセカンドライフ内でHiroshi Kumaki宛にIMして下さい。


● 祈り(Oracion)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6:41 6.2MB) 
タンゴ黒猫氏のセカンドライフでのアバターHiroshi Kumaki君は8月9日に長崎原爆の追悼と世界平和を祈念して、北京オリンピックの「鳥の巣」を模したスタジアムでチャリティーコンサートを行いました。そのライブ音源から早速カットしてお届けします。この曲はコンサートの冒頭でパイプオルガンで即興演奏されたもので「祈り」というタイトルが付けられました。(詫間)



● Make the Miracle Happen/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:50 5.4MB) 
「7月5日〜6日にかけて、セカンドライフ内でkenmi Lomuさんをパーソナリティとする24時間ラジオ「考えよう。地球に対して私たちができること。」が放送されました。この曲は番組のテーマ曲として制作されたもので、6日に行われたライブアクトでHiroshi Kumakiが演奏、セカンドライフ内では番組の協賛CDとしても発売され、その売上金の全てが八国山アイランドSIMに拠点を置くNGOなどに寄附されたものです。番組中、何十回、何百回と自分の曲がかかっているのを聞くのは、ちょっと照れますね。(笑)」(タンゴ)

■24時間ラジオについての詳細はこちら
■24時間ラジオについて書き込みのあるHiroshi Kumakiのブログはこちら


● 洞爺湖/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:41 5.2MB) 
さて、今月はもう1曲、やはりHiroshi Kumaki君がセカンドライフの24時間ラジオのために作った曲からお届けしましょう。このラジオ番組が洞爺湖サミットを機に企画されたことを受けて、豊かな自然環境、癒しの空間のシンボルとして洞爺湖を表現したものです。(詫間)


● 西域(The Huddle)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:12 3.9MB) 
「すっかりセカンドライフミュージシャンのHiroshi Kumakiという肩書きが定着してしまった今日この頃ですが、そのセカンドライフでシルクロードをテーマにしたコンサートを現在企画中です。考えてみれば、シンセサイザーによる音楽というものに慣れ親しむきっかけの一つが喜多郎さんのシルクロードのシリーズでしたし、音楽活動を再開するきっかけとなった「DAICHI-大地-」も、イランへ行った時の音楽から始まりました。それだけにシルクロードをテーマに音作りをするというのは、何とも感慨深いものがあります。

「さてその第一弾として作曲したのがこれ。西域——西の彼方に思いを馳せると、愛する家族や仲間のため、生活を賭けて、一体どれだけの男たちが、どれだけの国や部族が戦ったのでしょうか。この曲はそんな男たちへの讃歌なのです。(タンゴ)


● ハロー・フレンド〜きらきら堂のテーマ/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (2:40 2.5MB) 
「セカンドライフで仲良しの Leoleo Ling さんと Sena Pinklady さんが展開するのがとても楽しくてかわいいグッズを製作・販売しているきらきら堂です。いつも一緒に楽しいことを見つけては遊ぶお二人の姿は微笑ましく、きっとお二人のこの楽しい感じからきらきら堂の夢があり、幸せを運んでくれる商品が生まれてくるのだろうと思うのです。そんなお二人のために書いたのがこの曲。いずれは歌詞もつける予定ですが、今回は『ありがとう、スタトラ島!』ライブで初演した時のインストバージョンでお届けします。

「尚、きらきら堂のSLURLは次の通りです。 http://slurl.com/secondlife/LALA%20Moon/45/76/27」(タンゴ黒猫)


● 霞か雲か(Mist of Blossoms)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:21 3.1MB) 
「この時期は桜の美しい季節ですね。セカンドライフの中でもあちこちで桜が咲いていて、私ことHiroshi Kumaki も「Sakura Lives」と題して桜に因むミニライブを何度か行いました。これはその中から。桜が霞か雲のようにふわーっと咲いている様子は本当に美しいものですね。それは同時に日本の女性の美しさをも思い出させると思うのです。」(タンゴ黒猫)


● 長唄全集(十二)助六/勧進帳

今月はちょっと和な感じの曲を発表しましたけれども、ロックにこうした日本風な要素を取り入れる時に僕に大きな刺激を与えてくれたのがこのディスクに収められた「勧進帳」です。長唄なんて言うとのんびりした、古い音楽と思ってらっしゃる若い人も多いでしょうが、どうしてどうして。能の要素を取り入れた出だしのかっこいいことと言ったら、もう、これはクラシックの序曲か何かのように壮大かつ荘厳だ。そして三味線のフレーズと言ったらロックギターソロみたいな緊張感に溢れてる。実際、僕のアドリブ・ソロにはここからパクったものも結構あるのです。

ロックやジャズしか聴かない人にも是非聴いてほしい日本の名曲です。CDには松本幸四郎さんと片岡仁左衛門さんといったスター役者さんのものや、或いはCDと言わず今では團十郎さんのDVDなども手に入りますが、ここでは僕がよく聴いたレコード時代の芳村伊十郎さんの名演をお勧めしておきましょうか。



● Rez Yourself(セカンドライフのテーマ)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:18 4.0MB) 
「セカンドライフの中でのいろいろな人との出会い、経験は僕の創作活動の源にもなっていますが、今回はそのセカンドライフそのものをテーマにした曲です。まだとりあえずは骨組みができただけという感じで、実際のステージではアドリブを入れたりして、延々踊れるもっと長い曲になるかもしれません。乞うご期待。」(タンゴ黒猫)


● アルゴ探検隊の大冒険

今月は映画をご紹介。僕は『古事記』とかギリシャ神話とか大好きだけれども、幼い頃の僕に大きな影響を与えたのがこの映画なのです。ギリシャ神話の有名なエピソードが、当時最高の特撮技術で映画化されていて、ドキドキワクワクしながら見たものです。中でも、主人公のイアソンたちは一生懸命様々な困難を乗り越えていくのだけれども、天上ではゼウスやヘラがあたかもチェスでもするかのように主人公たちや怪物の駒を進めていくシーンは、もし神様がこんな風に人間を扱っているのだったらたまらないと、子供心に思ったものです。同時に、いや、人間なんて案外そんなものかもしれない、とも。あと、巨大な青銅の像が急に動き出したり、地面からガイコツ軍団が現れて襲ってくるシーンなどの怖いこと!

最近は特撮の技術はこの頃に比べると格段に向上してるはずなのに、ギリシャ神話、聖書、アラビアンナイトなどをモチーフにした本当にスケールの大きな、そして家族みんなで見て楽しい映画って少ないような気がしますね。それだけにこんな映画を今ひとたび見直してみてはいかがでしょう?


● Sailing (Across the Linden Water)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:36 5.2MB) 
「これもセカンドライフ内でHiroshi Kumakiのライブステージで発表した曲です。Hiroshi Kumakiの演奏拠点Lifebound Cafeは海辺にあって、ヨットも置いてあるのです。現実の私もヨットは大好きですが、なかなか自分で持つのは大変ですので、セカンドライフの中で楽しませてもらっています。現実のヨット同様、風を捕まえて走る時の気持よさといったらないですね。そんなヨットでリンデンの海を帆走する様子を音楽にしてました。」(タンゴ)


● 神秘のブルーモスク〜トルコの音楽

最近は何故かトルコづいている。建築家ル・コルビュジエは、若き日に旅行した時の手記を再編集した『東方への旅』の中でイスタンブールの魅力を、感動と興奮をもって、生き生きと描いている。その後で読んだ深見奈緒子さんの『世界のイスラーム建築』、塩野七生さんの『コンスタンティノープルの陥落』——そうそう、そう言えば僕がセカンドライフ内でイスラーム庭園を運営しているSilkRoadというSIMの中心には大きなオスマン風のモスクがある。西洋と東洋にまたがるこの都を僕はまだ訪れたことがない。あこがれの気持は募るばかりだ。

というわけで思い出したように取り出してきたのがこのCD。編集盤なのでカタログみたい、と思うかもしれないが、私に民族音楽の素晴らしさを教えてくれた故・小泉文夫先生の貴重な音源が含まれているので必聴です。有名な軍楽「ジェッディン・デデン」がお祈り付きで入っているのもいいが、女の子が歌うわらべうたはレコード当時1曲目に入っていたもので懐かしい。素朴だけれども、非常に魅力的な歌。民謡による合唱曲も素晴らしいけれども、ここで採られているものより、僕は「ヤイラスンダン(山の牧草地)」という5拍子の曲が大好きだった。これが入っていないのはちょっと残念。これらの音源はCDとしてはキングの「世界民族音楽大集成」に「33 トルコの音楽」としてリリースになっているので、中古でバラ売りされていたら是非とも入手されることをお勧めします。

とは言え、今回紹介した編集盤もその後のデジタル録音で音がよかったり、トルコのいろんな地域、民族のものが入っていて、トルコの音楽世界全体を俯瞰できる、トルコの民族音楽の魅力に溢れた1枚であることに変わりはありません。


● スタートラッカーズ/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:36 3.3MB) 
「一年の始まりは、明るく、元気よく行きたいと思います。というわけで、殆ど何も考えずに、何ともおめでたい曲が出来てしまいました。(笑)

「スタートラッカーズというのは、私がセカンドライフ内で Lifebound Records というCDショップを置いている、STAR Tracker Island という SIM の名前に由来します。ここのオーナーさんも、そこに集まった仲間も、みんな人がよくて、楽しい人たちなのです。明るく、楽しく、そして星=理想を追い求め続ける人たちのことを表現してみました。」(タンゴ)


● ONE/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (2:57 2.7MB) 
「先月に引き続き、セカンドライフ内で Hiroshi Kumaki が行ったコンサートからの曲です。タイトルの "ONE" はあらゆる生命はみなひとつで生きているんだよ、というメッセージをこめたもので、コンサート会場となった pira Noel さんの軽井沢水中水族館のために書いたものです。本当にこの水族館は魚たちとひとつになって遊べる楽しい空間で、今回のコンサートの企画も、その水族館で生まれたイマジネーションからだったのです。pira さんとこの水族館に感謝!」(タンゴ)


● ショパン:ワルツ集

韓国ドラマはワンパターンだ、と思いつつ、ついつい引き込まれて結局は全部見てしまったのが今年NHK総合テレビで放送された「春のワルツ」。「冬のソナタ」の監督による作品ということでしたが、全体にずっと楽しい空気が溢れていて、映像の色彩も明るくきれいで、そしてまた音楽がよくて、大変楽しめました。

その「春のワルツ」を見ていてどうしても聴きたくなったのが、やっぱり、ショパンのワルツです。ワルツと言ってもショパンがピアノで奏でるそれはウィーン風のシュトラウスのワルツとは違って、どこまでも彼自身の音楽であるマズルカなどを思わせるポーランド風のもの。華やかなものもありますが、どちらかと言えば内省的な、哀しみというか切なさというか、そういうものが溢れた音楽ですね。であればこそ、かないそうな、やっぱりかなわないような恋の場面にはぴったりなのかもしれません。そう。今年のクリスマスは誰かと一緒に過ごす人も一人静かに過ごす人も、こんな音楽はいかが?

CDはたくさんありますが、クラシック・ファンには定番中の定番、録音は古いけれども、明るい響きながらその切なさがひしひしと伝わってくるようなリパッティのものをお勧めしておきましょうか。


● Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)(2007年10月)

10月27日(土)セカンドライフ・軽井沢水中水族館  10:00 PM

※セカンドライフ内 Karuizawa にある Aquarium Cosmic Tree という水族館内でのチャリティコンサートです。魚たちが泳ぐ水の中にピアノ、シンセサイザーを設置、演奏します。お客さんも特定の席に座るというよりはイルカやクラゲなど自分の好きな魚に乗って音楽をお楽しみ頂けます。定員に制限がありますので、お問い合わせはお早めに。

お問い合わせ先:tierramusic@mbn.nifty.com




● Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)(2007年10月)

10月27日(土)セカンドライフ・コズミックツリー水族館 10:00 PM

※セカンドライフ内 Karuizawa にある Aquarium Cosmic Tree という水族館内でのチャリティコンサートです。魚たちが泳ぐ水の中にピアノ、シンセサイザーを設置、演奏します。お客さんも特定の席に座るというよりはイルカやクラゲなど自分の好きな魚に乗って音楽をお楽しみ頂けます。定員に制限がありますので、お問い合わせはお早めに。

お問い合わせ先:tierramusic@mbn.nifty.com


● テヘラン・大地の響、人の響(パート1)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'27" 6.8MB) 
 
2006年11月にテヘランで行われたいだきしんさんのテヘラン・コンサートに参加するために2年ぶりに訪れたイランを音と映像で表現したもの。パート1ではイランの日の出と、アルボルズ山脈の様子を表現しています。

映像版はQuickTimeによるものですので、パソコンにはQuickTimeがインストールされている必要があります。QuickTimeのインストールはこちらでお願いします。(詫間)


● テヘラン・大地の響、人の響(パート3)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4'24" 4.1MB) 
 
2006年11月にいだきしんさんの平和コンサートに参加すべく、イランのテヘランを訪れた時の印象を音と映像で綴る「テヘラン・大地の響、人の響」のシリーズ完結編。

「今回は、バーザールを訪れた時のことを音にしてみました。映像からも伝わってくると思いますが、ここに暮らす人々の、ヴァイタリティー、エネルギー、そして人なつっこさ、そういうものを表現してみたかったのですが……。殆どベタな音楽になってしまいましたね。」(タンゴ)

※映像版はQuickTimeによるものですので、パソコンにはQuickTimeがインストールされている必要があります。QuickTimeのインストールはこちらでお願いします。(編集部)


● On a Rainy Day/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'31" 6.9MB) 
2007年6月発行の第40号発表。

「6月と言えば梅雨の季節ですね。今年は梅雨入りが遅くなりそうということですが、それでもつい先日も雨の日が続きましたね。私は雨が苦手で、雨の日のじたっと湿った感じと辺りが暗く覆われるあの閉塞感は何ともいやなものですが、その苦手な雨の日を今回は表現してみました。一つ、二つと落ちて来た水滴がやがて土砂降りとなるように、私の内面もまた、押し込めているわけにはいかず、奔流となって溢れ出るのです。」(タンゴ)


● Una tristeza de verano(夏の哀しみ)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4'35" 4.2MB) 
2007年8月発行の第42号発表。夏と言えば輝く太陽の下、元気になりそうなものなのに、何故か「哀しみ」を表現したというタンゴ黒猫氏。案外、活動的で開放的な夏だからこそ、一層哀しみが増すのかもしれません。(詫間)


● Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)(2007年10月)

10月27日(土)セカンドライフ・コズミックツリー水族館 10:00 PM

※セカンドライフ内 Karuizawa にある Aquarium Cosmic Tree という水族館内でのチャリティコンサートです。魚たちが泳ぐ水の中にピアノ、シンセサイザーを設置、演奏します。お客さんも特定の席に座るというよりはイルカやクラゲなど自分の好きな魚に乗って音楽をお楽しみ頂けます。定員に制限がありますので、お問い合わせはお早めに。

お問い合わせ先:tierramusic@mbn.nifty.com


● テヘラン・大地の響、人の響(パート1)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'27" 6.8MB) 
 
11月にテヘランで行われたいだきしんさんのテヘラン・コンサートに参加するために2年ぶりに訪れたイランを音と映像で表現したものです。パート1ではイランの日の出と、アルボルズ山脈の様子を、そして次号でお届けする予定のパート2ではシャーの宮殿とバザールの模様を表現します。

映像版はQuickTimeによるものですので、パソコンにはQuickTimeがインストールされている必要があります。QuickTimeのインストールはこちらでお願いします。(詫間)


● The Chieftains/The Bells of Dublin

12月なのでクリスマスに聴くのにお薦めなのを1枚。今年はCOSMOさんがアイリッシュ・ハープを始めたというのでそれに影響されてアイルランドもののCDを何枚か聴き直しましたが、これはそのうちの1枚。チーフタンズと言えば押しも押されぬアイリッシュ・トラッドの雄で、望めば世界中のどんなミュージシャンとでも共演できるという大御所バンドで、ここではエルヴィス・コステロやジャクソン・ブラウン、リッキー・リー・ジョーンズ、そしてルネサンス・シンガーズとの共演が聴き所です。

タイトル通り、のっけからダブリンのクライストチャーチ大聖堂の鐘のガランガランという音から始まり、最後の、その鐘とパイプオルガンのゴージャスな競演まで、もうクリスマス気分一杯のディスクです。それも、アイリッシュなハープや笛の音が郷愁を誘い、懐かしい響きと、素朴な喜びに溢れています。アメリカ系の派手なクリスマス・ソングに飽きた方は勿論、全ての方にお薦めします。幸せなクリスマスを過ごせること間違いなしの1枚です。


● Higher Into Eternity/タンゴ黒猫

作曲:J・S・バッハ 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (4'34" 4.2MB)
 
最近またバッハが気になってまして……。この曲はバッハ晩年の『音楽の捧げもの(Musiikalisches Opfer, BWV1079)』という曲集に含まれている螺旋カノンをアレンジしてみたものです。この不思議な曲は、Cマイナーから始まって、曲が正に終わろうとするその時に何故かDマイナーに転調していて、更に曲が進んでいくと今度はEマイナーに転調していて……と、どんどん上がっていってしまうのです。普通は、Cマイナーに戻ったところで終わるのですが、バッハは無限に上昇していくことを暗示しているように思います。そう。永遠にどんどん上昇して行きたいものですね。(タンゴ)


● バーンスタイン/ベートーヴェン:交響曲全集/序曲集 [Limited Edition]

ブログでも何度か書いていますが、ベートーヴェンは私のヒーローです。そして、バーンスタインもまた私のヒーローなのです。この人の演奏でどれだけクラシック音楽が身近なものになったことか! 例えばショスタコーヴィチの第7番の交響曲。あの長くて重々しい曲を、きびきびと、面白く、飽きさせずに聴けるようになったのは彼のおかげですね。しかし、だからと言って、「ウエストサイド物語」の音楽を担当するようなアメリカの指揮者だからと言って、決して彼の棒は軽くはないのです。私は彼の演奏に、実はフルトヴェングラーの流れを汲む、ドイツ・ロマン派の伝統が息づいているのを感じるのです。

そう。私にとって、最高のベートーヴェンはフルトヴェングラーが指揮したもので、例えば復帰直後にベルリンで録音された「第5番」や、例のバイロイトの「第9」になるのですが、如何せん、今となっては録音が古いですね。こうした名盤とは別に、やはり繰り返し通して聴けるような全集物がほしい。それもステレオで、標準的解釈で、しかしベートーベン特有の感動を与えてくれるものが——。

この要求に見事に答えてくれるのがここに挙げたバーンスタインのCD。ウィーン・フィルを指揮してのライヴ録音盤で、レコード・アカデミー賞を受賞したものです。が、人によっては、3番(「英雄」)、5番(「運命」)、9番(「合唱付き」)がイマイチという評価もあったりして、この名曲中の名曲がイマイチでは、と後込みしたこともありましたが、結局この指揮者が好きなこともあって買ったのです。そしたら、何と、「第9」も「第5」も見事な演奏です。何れも、あのフルトヴェングラーに迫るものがあります。

そう、あのベートーヴェン特有の雄渾さとドラマティックな激しさ、感情の激しさと精神性の高さ、それらが見事にそこにはあるのです。それに加えてウィーン・フィルの音の美しいこと! 更に、瞬間瞬間、どの楽器がどのように鳴っているか、まるでスコアを見ているように音像がくっきりとしていて、私のように作曲する者には大変勉強になります。

とにかく素晴らしいベートーヴェン、クラシックにあまり馴染みのない方にもお薦めできる名盤です。



● 海/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5'12'' 4.8MB)  
 
第25号(今年7月)発表。ショックウェーヴによる映像付き。ピアノ独奏と写真とで津軽の荒々しい海を表現している。

「これは今年の4月に津軽の海を訪れた時のものです。ショックウェーブの映像で写っているのは前半が深浦、後半が千畳敷です。九州で生れ、東京に住むようになってからも殆ど太平洋側の海しか知らない私には、やはりここの海は何か違いますね。厳しいような、それでいて胸がドキドキするほど懐かしいような……。演奏は思わず激しくなってしまいましたが、これではとてもこの海の深さを表現したとは言えませんね。」(タンゴ)

尚、ラジオ「DAICHI-大地-」第10回・ビデオスペシャルで、この曲のビデオ・クリップが公開されている。


● Vitalisation(ヴィタリザシオン)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5'33'' 5.1MB)  
第22号(今年4月)発表。「さて、春はあらゆる生命が息吹きに溢れる時でもありますが、様々な生命の活動が渾然一体となり、大きな交響楽となっていく様をパーカッションを中心に表現したのがタンゴ黒猫さんの「ヴィタリザシオン」だそうです。いろんなリズムが次々に現れては重なっていく様子がおもしろい。それはやがて混沌としてきます。そして最後には——」。(詫間)


● The World News/タンゴ黒猫

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3'13'' 2.9MB)  
第24号(今年6月)にて、前月に引き続き歌ものの曲を発表。この頃から内容に時事的なものが加わる。

「ブログでも書いていますが、最近BBCのニュースを毎日見るようにしています。これでもかと思うほど悲惨な事件ばかり連日伝えられるのには本当に胸が痛みます。世界のどこで起こっていようと、自分たちの生活や未来と関係なくはないと思えるのです。」(タンゴ)


● レクイエム/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'42'' 7.1MB)  
第26号(今年8月)発表。こうしたオーケストラ志向もこの頃強くなっている。

「今また中東の情勢が不安定になり、多くの罪もない人たちの命が戦争の犠牲になっています。何故罪もない人たちを巻き込まなければならないのか、テレビに映る子供たちが傷ついたり、死んだりしている様子に胸が痛み、深い悲しみと憤りを覚えてしまいます。どんな事情があれ、何を措いても人の命を最優先に考えるというのは、国や民族、宗教や文化を越えて人間だったら共通のことなのではないでしょうか。折しも今日は8月6日、広島に世界で初めて原爆が落とされた日。多くの命が失われたことの悲しみと、平和への祈りをこめたレクイエムを書いてみました。しかし、ただ悲しんでいるわけにはいきません。二度とこうしたことが起らないようにするために、生き、動いていかなければ——そういう意味でも、この曲はまだ途中なのです。」(タンゴ)


● When the Music Is Over/タンゴ黒猫

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3'45'' 3.4MB)  
第23号(今年5月)発表。発表当時は、詩や歌が溢れてきていたとタンゴ黒猫は言う。この頃から歌ものの曲を発表し始める。

「取り敢えず、久々の歌ものです。あるコンサートの帰り、とても澄んだ空気と美しい夜空に至福感を覚えて生まれた曲です。」(タンゴ)


● ブルガリアの音楽〜バルカン・大地の歌

ブログでも紹介したのでどうかとは思ったのですが……。

やはり、つい先日、いだきしんさんと高麗恵子さんの「高句麗伝説」コンサートがブルガリアで行なわれたこともあって、気分はやっぱりブルガリアなのです。

このディスクは本当に素晴らしい。録音は古いのだけれども、何と言ってもあの小泉文夫さんが録音したものだけに、聞こえてくる音楽が生き生きとしているのです。加えて、カヴァルという中東起源の笛、西洋ヴァイオリンやその仲間であるガドゥルカ、そしてバグパイプの一種ガイーダなど、ブルガリアを代表する楽器による演奏と、そして有名な女性たちによる不思議なコーラスなど、ブルガリアの器楽と声楽を一挙に俯瞰できるのです。

カヴァルやガドゥルカは、5拍子や7拍子がいかにもトルコやイランの影響を感じさせるのですが、これがテンポが速くなってくると今度はヨーロッパ風な響きも帯びてくる、この多様な文化が入り混じった国ならではの魅力があります。また、コーラスは2度でぶつかる不協和音として有名ですが、一体、誰が2度を不協和音にしてしまったのでしょう? そんな先入観を捨てて、この霊妙というか、神秘的かつ力に溢れる響きの素晴らしさを体験してみて下さい。

小泉さんの録音はもう殆ど廃盤になってしまってますけれども、そんな中でこのCDが現役というのは、デジタル録音によるブルガリア音楽のCDがたくさん出ている中で、今なお外すことのできない、素晴らしい音楽に溢れていることの証明でしょう。とにかく、ブルガリアなら、まずこの1枚です。



● タンゴ黒猫CD「イラン〜詩と音楽と恋と祈り」発売!

タンゴ黒猫「イラン〜詩と音楽と恋と祈り」
税込定価=¥1,000.-

1. イランへ
2. 祈りの歌
3. ハーフェズ廟にて
4. 沙漠行
5. ペルセポリス
6. ホダー・ハーフェズ〜さようなら
7. 詩と音楽と恋と祈り
ボーナストラック DAICHI

●詩/出雲頼通 ●作詞/詫間正博 ●作曲・演奏/タンゴ黒猫
●歌/タンゴ黒猫・アラーン ●撮影/詫間正博・秦美穂子
●構成・編集/出雲頼通 ●制作・著作/ティエラ・ミュージック

ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」第2号と第4号(2004年11月、2005年1月)の2回にわたって発表された、タンゴ黒猫のイラン旅行に取材した音楽、映像を、もっと見たかった、友人にも見せたい、というご要望にお応えして、エンハンストCDとしてリリース。

通常のCDとして聴けるよう、音源はネット配信時に使用されたmp3ではなく、圧縮前のものを使用、よりよい音質で楽しむことができます。また、WindowsやMacintoshなどのパソコンのCDドライブに挿入すれば、Shockwave ムービーも楽しむことができます。ムービーの音源はmp3ですが、ネット配信時よりも圧縮率の低い、より高音質なものとなっています。

当サイトのみでの販売となりますので、ご希望の方は、お名前、ご住所、お電話番号を明記したメールをお送り下さい。折り返し送料込みの金額と詳しいお支払い方法等をご連絡致します。

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● DAICHI/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6'27'' 5.9MB)  
 
月刊「DAICHI-大地-」の記念すべき1曲目を飾るのはタンゴ黒猫氏。この雑誌のイメージ・テーマ曲を作って頂きました。そして更に、ティエラ・ミュージック代表の詫間正博がエチオピアを訪れた時に撮った写真をもとにこの音楽をショックウェーブで映像化。併せてお楽しみ下さい。


● 花火/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6'27'' 5.9MB)  
今年の夏に多摩川で行われた花火大会にインスピレーションを得たもの。こちらも「DAICHI」と同じく、詫間正博の写真とのコラボレーション作品になっています。





月刊「DAICHI-大地-」は、ジャンルやスタイル、流行にとらわれない、新しい音楽を発信、試聴、ダウンロードできるネット音楽雑誌です。
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発行:ティエラ・ミュージック 神奈川県川崎市高津区二子2-6-20-105
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