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■今月の曲
● The End of Beginning/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7:06 6.6MB)
 
「ついに大地ラストの曲になりました。THE END OF BEGINNING ということで一つの区切りとしたいと思います。私のオリジナル作品ははある時はそのまま、ある時は形やタイトルをを変えてここから出発していきました。ありがとうございました。」(関根)



● Return to the Earth(大地へと還る)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (14:11 13.0MB)
 
「最後の曲となりました。思えば僕が「DAICHI」の曲を仲間に聞かせたところから始まったのです。というわけで、最後も僕の曲で締めさせてもらうことにしました。最後、というので、つい力が入ってしまい、10分を越える大曲になってしまいましたが、いかがでしょうか。聴き直してみると、今までやってきたこと全部詰め込んでるような。w ありがとうございました。」(Hiroshi)



● メロディ/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:aoi Bing 作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (6:21 5.9MB)
 
「久しぶりの歌ものです。前に紹介しましたセカンドライフでの友達 aoi Bing さんの詩に曲をつけたものの第2弾です。この人の詩はとても直截な表現なので、歌うのに恥ずかしいところもあったりするんだけど、気持ちがこもっているので、曲作りやすいですね。というわけで何故か今回は70年代風のアレンジに。w」(Hiroshi)



● Cake Walk Samba/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6:03 5.46MB)
 
「関根さんお得意のサンバ……と思いきや、どこかで聞いたことのあるようなメロディ。そうです。ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」のフレーズがあちこちに飛び出します。関根さんのサンバ風ゴリウォーグといったところ。原曲ももしかしてジャズだったのでは? と思わせる曲ですね。」(詫間)



● Lullaby/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5:52 5.4MB)
 
「ララバイ=子守唄ですね。ロマンティックな響きが何とも言えずいいですね。」(詫間)



● 「七夕(なのかのよ)」より「今宵逢ふ」/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:26 5.0MB)
 
「7月と言えば七夕(たなばた)。今回はその七夕について、編集長詫間氏の若書きの曲をカバーさせて戴きました。歌詞は『万葉集』によるものだそうで、3曲からなる連作の1曲目です。七夕と言えば、旧暦で行われる仙台のお祭が有名ですよね。被災地復興の祈りを込めて歌わせて戴きました。」(Hiroshi)



● Rain/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:33 4.2MB)
 
「関根さん流の「雨だれ」でしょうか。アコースティックとエレクトリックの2つのピアノの絡みがおもしろいですね。とてもきれいな雨だれの曲です。」(詫間)



● Listen I/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (22:26 20.6MB)
 
「セカンドライフ内にMikrokosmosという場所があります。ここは、僕の仲間が作った、大衆に媚びないで、アーティストがやりたいことをやろう、というところで、勢い実験的な試みがいろいろと行われています。今回の曲はその会場で僕が行ったライブからのカットです。この日は、「世の中流行っている曲は全てビート音楽。ビートのない音楽をやろう。」との企てを行ったのですが、さぁ、いかがでしょうか。カットと言っても20分以上あります。気楽に聞き流して下さい。(笑)」(Hiroshi)



● 哀(あい)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:24 5.0MB)
 
「セカンドライフ内で、現実にはあり得ない素晴らしい花火ショーを展開する naturalway Flow さん。彼のショーのために一連の曲を書いている中で、即興的に、殆ど偶然にできた曲です。東洋風なゆったりとした、寝るのにはちょうどいい曲ではないでしょうか。(笑)」(Hiroshi)



● Rush/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:33 4.2MB)
 
「うわぁ。かっこいい。未来的な響きのする曲ですね。このところどちらかと言えばアコースティックな響きの多かった関根さんですが、今回はこのスネアの響きと言い、SE的な音も入っていたりと、エレクロっぽい感じですね。新しい展開を感じさせる曲です。」(詫間)



● M.J.C./関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:06 3.8MB)
 
「このところピアノ・ソロが続いた関根さん、今回はヴィブラフォンとの絡みがいいですね。それにしても、ヴァイブでこのタイトルとは……。どうしても M.J.Q. を思い出してしまいます。(笑)」(詫間)



● Eternity〜永遠/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (6:24 5.9MB)
 
「昨日4月23日に行われたばかりのライブからの録音です。私たちは目の前の出来事に目を奪われ、心を乱しがちですが、無限に永遠に広がる宇宙を感じ、その宇宙が自分を育くみ、支えていることを感じる時、全ては癒される、そう感じるのです。」(Hiroshi)



● いのり/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (7:45 7.1MB)
 
「今回の地震は僕は東京で経験することとなりました。東北各地の映像に衝撃を受け、また、建物倒壊などの被害の少なかった東京でも、交通麻痺、電力不足による停電やもの不足など、この国の首都の基盤がいかに弱いか、都市計画という以前に、改めてこれまでの私たちの生き方の見直しを迫られることとなりました。あの地震以降、日本も世界も変わったのです。新しい生き方、新しい国創り町創りに向けて一人一人が動くべき時です。

セカンドライフでのライブも電気を消費しますので、しばらくは見合わせていましたが、やはり、この時に及んで自分が今感じていることを表現せずにはいられず、Ustreamのみの配信で東日本大震災支援ライブを行いました。この演奏はその時の練習として弾いたものです。今回の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々の生活が一日も早く戻りますよう心から願い、音楽で祈りを捧げさせて戴きました。」(Hiroshi)



● Tide/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5:45 5.3MB)
 
「今月の関根さんは、軽快なボサノバの曲です。春の光を感じる曲ですね。この曲のように被災地の皆様にも早く明るい春が訪れますよう……。」(詫間)



● Always Blues 3/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (8:16 7.6MB)
 
「関根さんの Always Blues シリーズです。最初はロマンチックに自由な前奏から始まりますが、やがてブルースのノリになり、そして……。終盤、鍵盤の上で暴れまくる関根さん、楽しいですね。」(詫間)



● 同じ場所で/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:aoi Bing 作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:43 5.3MB)
 
「セカンドライフ内の友だち、aoi Bingさんはよく詩画を作られるのですが、ある時、詩の感覚が似てるねぇ、ということで、作曲してみて、と渡されたのがこの曲の詞。作詞は初めてとのことで字余り字足らずだったのですが、何とかメロディに乗せました。(笑)あまりの赤裸々な詞に録音するのはちょっと恥ずかしかったけどね。」(Hiroshi)



● Improvisation 2011/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6:24 5.9MB)
 
「関根さんは毎年新年には即興演奏の曲を送って下さいます。今年の「Improvisation 2011」は、新しい年のはじめにふさわしくさわやかで輝きに溢れた曲。どこか和風で、どこかクラシカルで、そしてやっぱりジャズな響きもある素敵な曲ですね。」(詫間)



● For the New Year 2011/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (4:35 4.3MB)
 
「新しい年が始まり、今年は更に大きな世界で、明るく元気に生きていきたいと、そういう願いを初日の出にこめた曲です。」(Hiroshi)



● Always Blues/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7:52 7.3MB)
 
「この時期は関根さんはやっぱりお忙しい。その忙しいスケジュールの合間を縫って、速攻で弾いて頂いたのがこの曲。ブルースによる即興ですが、いやぁ、僕はこういうの大好きなんです。この雰囲気はたまらないですね。またまた関根さんの名曲の登場です。」(詫間)



● ノエル・ファンタジー/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (15:39 14.4MB)
 
「今年もセカンドライフ内でクリスマスコンサートを行います。その準備のために即興で弾いたものです。好き勝手に弾いていますが、最後には讃美歌のなつかしいふしが……。」(Hiroshi)



● 流れよわが涙(と警官は言った)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:John Dowland 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:31 3.3MB)
 
2009年、11月第78号発表。「今回はちょっと特別な曲です。同じくセカンドライフで活動されている The Black Stripes というバンドのリーダー Koja Writer さんも僕もSFが好きで、フィリップ・K・ディックの『流れよわが涙、と警官は言った』を巡って二人で盛り上がったことがあり、実は彼にはこの小説にインスパイアされた「Flow My Tears」という曲があるのだとか。但し彼はこの小説のタイトルとなっているジョン・ダウランドの「Flow My Tears」そのものは聴いたことないとかで、じゃあ僕がそのオリジナルを演りましょうか、なんて話してたもの。そんなわけで、もしこの小説が映画化されて僕が劇伴を担当するとしたら、という想定でダウランドの原曲をアレンジしたものです。因みにダウランドはシェイクスピアと同世代の作曲家で、原曲はそのメランコリックで美しいメロディーがヨーロッパ中で大ヒットしたというものなのですが……。」(タンゴ)


● Lux Aeterna(永遠の光)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6:40 6.2MB)
 
2010年2月、第81号発表。「ハイチの大地震で多くの人が亡くなり、またその直後にセカンドライフ内で阪神淡路大震災のメモリアル・コンサートを行ったり、更にその後友人のお父様が亡くなるなど、最近、人の死と社会のあり方を考えさせられる機会が多いのです。人の死を悼み、多くの人が犠牲にならないような街づくり、国づくりをすることが、犠牲者の死が真に報われることと考えています。真に報いられ、光となることを願い、即興で弾いた曲です。」(タンゴ)


● Monophonic Six String/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

ReBirthトラック:Action 演奏:Hiroshi Kumaki (5:45 5.3MB)
 
2010年6月、第85号発表「このところコラボづいていて……。僕の「今」の音楽は、セカンドライフ内でのwinds Seilingさんとのコラボ曲なのですが、これは、彼女が作ったメロディを僕がアレンジしてカラオケを作り、それにまた彼女がサックスでメロディをかぶせるという形で進んでいるもの。但し、発表を今月下旬に行われるイベントでにしたいとのことで、今回はここでの発表は見送り。代わりに、つい先頃、「ReBirth Sessions」と題して行ったライブからの成果物を。これは、iPhoneを使って、いろんなDJさんやクリエイターさんが作ったトラックに合わせて、即興でシンセを弾きまくる、というもの。詳しくは以下のライブ・レポートを見て頂ければなのですが、好評でしたので、そのうちのひとつを改めて録音したのが今回の曲です。こういうコラボは楽しいですね。」(タンゴ)

■Hiroshi Kumakiの「ReBirth Sessions」ライブ・レポートはこちら


● 無より生まれ出づるもの/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:06 4.7MB)
 
2010年9月、第88号「先日、セカンドライフ内で行われた Electrogram 2010 というイベントでの演奏からのカットです。僕の演奏の全体は、古い世界が崩壊し、何もないところから新しい世界が始まるという構成だったのですが、この曲はその第2部の冒頭で演奏されたものです。」(Hiroshi)



● 秋の外苑東通り/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:40 4.3MB)
 
ちょうど一年前、第78号にて発表。関根さんのバンドものの曲です。タイトなリズム隊とその上で奏でられるキーボードの即興がとてもカッコイイですね。(詫間)


● Bogaloo(ブガルー)/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:00 3.7MB)
 
2010年2月、第81号発表。「今月の曲ですが、タイトルは『ブガルー』。以前からファンキーな踊れる曲を言うらしいのです。」(関根)


● New Waltz/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:30 4.2MB)
 
2010年3月第82号発表。いいですねぇ。こういう関根さんのロマンチシズム、ピアニズム、たまらないですね。こういう曲を聴きながら一日を静かに終わるなんて最高じゃないでしょうか。(詫間)


● Pulse/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (2:18 2.2MB)
 
2010年5月、第84号発表「今回は完全な一発録りだそうですが、このアジタートで刻み続けるリズムがかっこいい。そしてその上を流れるメロディが対照的な美しさを持っています。エンディングもまたかっこいい。好きです、こういうの。」(詫間)


● 無より生まれ出づるもの/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (5:06 4.7MB)
 
「先日、セカンドライフ内で行われた Electrogram 2010 というイベントでの演奏からのカットです。僕の演奏の全体は、古い世界が崩壊し、何もないところから新しい世界が始まるという構成だったのですが、この曲はその第2部の冒頭で演奏されたものです。」(Hiroshi)



● Heat Summer's Cafe 2/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5:36 5.2MB)
 
「いやぁ、今年の夏は暑かったですね。いえ、夏というか、9月に入ってもつい最近まで猛暑日が続きました。それを反映してでしょうか。関根さんからは先月に続いて "Heat Summer's Cafe" のシリーズが届きました。外は暑くても、関根さんのサウンドは心地よいですね。」(詫間)



● 祈り2010/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki (8:14 7.6MB)
 
「8月と言えば、どうしても戦争のことに思いがいきます。特に長崎の原爆投下については、もともと投下される予定であった北九州生まれの僕には他人事とは思えないのです。そんなこともあって、セカンドライフ内では毎年8月9日に平和祈念コンサートとして演奏させて戴いています。この曲はその日の演奏ではありませんが、同じ時期に平和を願って即興で弾いたものです。」(Hiroshi)



● Heat Summer's Cafe/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:36 4.3MB)
 
「今年の夏は暑かった。いえ、秋になったという今もその暑さは続いています。私も何度具合が悪くなったことか。せめてさわやかな音楽でも聴いて、心の中だけでも涼しくありたいものです。そんな暑い夏の関根さんからの音楽の贈り物です。」(詫間)



● Bye-Bye/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:winds Seiling 編曲:Hiroshi Kumaki (4:23 4.1MB)
 
「ここ1年ほどセカンドライフ内で一緒に活動しているwinds Seilingさんのメロディに、僕がアレンジしたものです。セカンドライフでのライブでは、windsさんご自身がソプラノサックスを吹いていて、キーもB♭ですが、こちらはその元になったキーがCのバージョン。6月21日から1週間にわたって行われたセカンドライフ7周年のお祭、Second Life 7th Birthdayで披露させて戴きました。この曲は入っていませんが、その時の模様がUStreamで中継されていましたので、その録画をご参考までに載せておきます。」(Hiroshi)




● A Heart of My Life/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7:33 7.0MB)
 
いいですねぇ。夏を感じるさわやかな曲ですねぇ。海辺で太陽の光をいっぱい浴びながら、ついでにビールも浴びながら聞いていたいですねぇ。好きです。(詫間)


● Sicilia/関根敏行

原曲:J・S・バッハ 編曲・演奏:関根敏行 (7:53 7.3MB)
 
「関根さんは以前、バッハの「シチリア—ノ」を聞かせてくれましたが、今回はその曲からインスピレーションを得て、自由に即興で演奏しています。実は関根さんとは一緒にシチリアに行ったことがあるのですが、その経験があるからでしょうか、バッハの原曲よりもはっきりとシチリアのメロディが響いてくるように感じます。ピンと来ない方は、映画「ゴッドファーザー」のあの音楽を思い出して頂ければと思うのですが……。実際、今回の関根さんの演奏、映画音楽のような響きもあると思いません?」(詫間)


● Monophonic Six String/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

ReBirthトラック:Action 演奏:Hiroshi Kumaki (5:45 5.3MB)
 
「このところコラボづいていて……。僕の「今」の音楽は、セカンドライフ内でのwinds Seilingさんとのコラボ曲なのですが、これは、彼女が作ったメロディを僕がアレンジしてカラオケを作り、それにまた彼女がサックスでメロディをかぶせるという形で進んでいるもの。但し、発表を今月下旬に行われるイベントでにしたいとのことで、今回はここでの発表は見送り。代わりに、つい先頃、「ReBirth Sessions」と題して行ったライブからの成果物を。これは、iPhoneを使って、いろんなDJさんやクリエイターさんが作ったトラックに合わせて、即興でシンセを弾きまくる、というもの。詳しくは以下のライブ・レポートを見て頂ければなのですが、好評でしたので、そのうちのひとつを改めて録音したのが今回の曲です。こういうコラボは楽しいですね。」(タンゴ)

■Hiroshi Kumakiの「ReBirth Sessions」ライブ・レポートはこちら


● Pulse/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (2:18 2.2MB)
 
「今回は完全な一発録りだそうですが、このアジタートで刻み続けるリズムがかっこいい。そしてその上を流れるメロディが対照的な美しさを持っています。エンディングもまたかっこいい。好きです、こういうの。」(詫間)


● Let Love Ring/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:56 4.6MB)
 
「5月4日の早朝、アメリカの時間で3日の日に14時間にわたってセカンドライフ内で行われたハイチ支援イベント「Ring of Second Life - Music Camp 2010 for Haiti」に出演しました。このイベントの開催を記念して作ったのがこの歌。イベントタイトルの「Ring」に引っかけて、「愛を世界中に響かせよう」という内容のものです。」(タンゴ)


● 春/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:22 5.0MB)
 
「これはちょっと前に弾いたもの。久々のタンゴ名義の曲ですが、実際にはセカンドライフ内でHiroshi Kumakiも弾いています。春の訪れ、水温み、暖かくさわやかな風がそよぐ様子を音にしてみました。」(タンゴ)


● Etude「京の桜」/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:34 3.3MB)
 
「今年も狂おしい程に咲く京都の桜を観ました。どんなに強い風が吹いても桜は花が開ききるまでは花びら一枚離しません。花が咲き満開になると惜し気もなく花びらを落としていきます。その花の散る美しさの中に強さと潔さを感じます。人々は短い花の命に人生を重ね合わせます。そしてこの京都での桜に耐忍んで来た女性の悲しみをも感じてしまいました。桜の咲く頃は思い出す事も多く、一瞬の輝きを教えてくれました。」(HIRO)


● Blue Shade/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (2:37 2.4MB)
 
関根さん、久しぶりに正統派バップの曲で攻めてきましたね。数年前にバップの名盤「Strode Road」がヒットした関根さんですが、やっぱりこの人のこういう曲はかっこいいですね。(詫間)


● A Journey to a Burning Dream/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (10:00 9.2MB)
 
「セカンドライフ最大のイベント、バーニングライフに昨年も出演した Hiroshi Kumaki のところに招待状が来ました。昨年のバーニングライフは今までで最も充実していた、よかったと、観客からもスタッフからも声があり、お祭りが終わったら終わりにするのでなく、その成果を生かして継続的な活動を行っていこう、という動きになっています。そんな中、この3月に春祭を行うので、Hiroshi さんも是非出演してもらえませんか、というものでした。結局これを受けることにしました。詳しくはライブ情報をご覧下さい。さて、そこで今月の曲は昨年のバーニングで製作したプロモーション・ビデオのサントラから。横浜マーチングバンドと共演したので、途中ヴァーグナーの「ローエングリン」第3幕への前奏曲が入っているのはご愛嬌。演奏しているのは僕の指揮するヨコハマ・キネン・オーケストラです。」(タンゴ)


● 潜り戸/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:58 4.6MB)
 
「2008年の春から京都に伺う様になり昨年は何度も行き歩き回りました。長い歴史が眠っている京都で寒い冬の日に潜り戸を見た瞬間、何故だか沢山の女性が生き抜いて来た逞しさを感じ同時に喜怒哀楽を感じました。ここで個人的にも本当はどんなドラマがあったのでしょう。この日過去や先祖を考えていた時、綺麗な美しい夕日を観ました。今月出来た時は歌曲でしたが今回は短くしてピアノ曲にしてみました。」(HIRO)


● Russian Romance/COSMO

作曲・演奏:COSMO (4:55 4.6MB)
 
「原曲はロシア南東部にある「サマーラ」という地方に伝わる民謡のようです(確かなコトは不明です)。素朴な美しいメロディーはロシアの作曲家ゴロドフスカヤさんも「ロシアの調べ」という曲の主題に使っており、SKAZというカルテットで活躍しているバラライカ&ドムラのグループは「Nirvana In Russian style」というタイトルで涅槃の境地をこのメロディーで表現しています。今回はSKAZの演奏をコピーしてCOSMO風にアレンジ、イントロとエンディングはアイリッシュハープで弾きました。ユーラシア大陸の風を感じて頂けるでしょうか?」(COSMO)


● New Waltz/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:30 4.2MB)
 
いいですねぇ。こういう関根さんのロマンチシズム、ピアニズム、たまらないですね。こういう曲を聴きながら一日を静かに終わるなんて最高じゃないでしょうか。(詫間)


● Etude「桃花水」/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:36 3.3MB)
 
「桃花水(とうかすい)とは桃の花の咲く頃、雪水の溶ける音がするということだそうです。雪解けのために増す川の水を桃花水という書もあります。この時期風はまだ冷たいけれど日差しは明るくなり氷に光が当たりキラキラと輝きそれは綺麗ですよね。沢にどんどんと雪解け水は流れていきます。耳を澄ませば氷や雪が解けて行く音や流れる川の水音が聞こえて来る様です。」(HIRO)


● Bogaloo(ブガルー)/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:00 3.7MB)
 
「今月の曲ですが、タイトルは『ブガルー』。以前からファンキーな踊れる曲を言うらしいのです。」(関根)


● 望郷ユーラシア/COSMO

作曲・演奏:COSMO (4:00 3.7MB)
 
「今月も先月に引き続きリメイク曲です。2007年に『上海浪漫』というタイトルで発表した曲にバラライカの演奏を加えました。元々バンジョーの音源を使用していますので、バラライカの音がとても自然に馴染みました。バラライカの魅力はトレモロ奏法にあります。3本の弦を人差し指で思いっきりかき鳴らす奏法で楽しさ、哀愁、喜び、悲しみ等色々な心の表現が出来ます。バラライカの音に郷愁を感じます。懐かしい水の流れのようにも聞こえます。 そんな気持ちでタイトルも『望郷ユーラシア』としました」(COSMO)


● Lux Aeterna(永遠の光)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6:40 6.2MB)
 
「ハイチの大地震で多くの人が亡くなり、またその直後にセカンドライフ内で阪神淡路大震災のメモリアル・コンサートを行ったり、更にその後友人のお父様が亡くなるなど、最近、人の死と社会のあり方を考えさせられる機会が多いのです。人の死を悼み、多くの人が犠牲にならないような街づくり、国づくりをすることが、犠牲者の死が真に報われることと考えています。真に報いられ、光となることを願い、即興で弾いた曲です。」(タンゴ)


● Improvisation 2010/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (9:18 8.6MB)
 
2010年という新しい年のはじまりを関根さんが即興で表現して下さいました。美しくて、明るくていいですね。流麗なピアノに僕は何故かお琴の調べを聞いてしまいました。春らしい曲です。(詫間)


● ロシアの春/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:34 3.3MB)
 
2010年あけましておめでとうございます!

1996年の11月に発表した「続・秋の風景」のリメイクです。タイトルも「ロシアの春」と変えました。昨年の夏から練習をはじめたバラライカ初登場です。イントロとエンディングにご注耳(?)下さい!

ロシアにはグースリというハープのような楽器があります鍵盤のついた弦楽器です! まだ触れたことはないのですが、そんな雰囲気を出してみたくてアイリッシュハープで挑戦してみました。

COSMOはまだロシアへ行ったことがありませんが、寒い国に訪れる春の気配を感じて頂けると嬉しいです。(COSMO)


● 2010/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:13 3.9MB)
 
2010年、新しい年初めて昇る太陽に希望を感じて作った曲です。ワンパターンなんですけどね。出来たあとで、この形式でこのリズムはないよなぁ、と自分で笑ってしまいました。だって、ある曲を思い出しますよね。(笑)(タンゴ)


● Water Blue/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6:31 6.0MB)
 
気持ちのよいボサノバですね。ブラジル音楽をこよなく愛する関根さんならではの、素敵な1曲です。(詫間)


● 「歌会序曲」のためのスケッチ/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (12:41 11.7MB)
 
「セカンドライフ内で友人と話していて、海外では朗読というのがイベントとして成立してるよね、日本ではまだまだそれ自体でイベントというのはあまりないけど、という話になりました。そこから、シンセサイザーと和歌の共演、題して『歌会』というのはどうだろう? と話が膨らみました。一方、僕は最近、iPhoneによる音楽を模索していて、つい先頃行われた ::: STYLE ::: という、44組ものセカンドライフ・ミュージシャンが集まるイベントに出演した際、何をやろうかと考えた挙句、iPhoneを使いつつ、『歌会』のデモみたいなことをやることにしました。途中ヘタクソな朗読が入っているのは、紀貫之による『古今和歌集』の仮名序です。」(タンゴ)


● 秋の外苑東通り/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:40 4.3MB)
 
今回も関根さん、バンドものの曲です。タイトなリズム隊とその上で奏でられるキーボードの即興がとてもカッコイイですね。(詫間)


● 金木犀/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:09 3.9MB)
 
HIROさんのピアノ、どこか夢を見るようなふわぁっとした響きですね。金木犀の香りが広がってくる、そんな感じを表現されたのでしょうか。(詫間)


● 流れよわが涙(と警官は言った)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:John Dowland 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:31 3.3MB)
 
「今回はちょっと特別な曲です。同じくセカンドライフで活動されている The Black Stripes というバンドのリーダー Koja Writer さんも僕もSFが好きで、フィリップ・K・ディックの『流れよわが涙、と警官は言った』を巡って二人で盛り上がったことがあり、実は彼にはこの小説にインスパイアされた「Flow My Tears」という曲があるのだとか。但し彼はこの小説のタイトルとなっているジョン・ダウランドの「Flow My Tears」そのものは聴いたことないとかで、じゃあ僕がそのオリジナルを演りましょうか、なんて話してたもの。そんなわけで、もしこの小説が映画化されて僕が劇伴を担当するとしたら、という想定でダウランドの原曲をアレンジしたものです。因みにダウランドはシェイクスピアと同世代の作曲家で、原曲はそのメランコリックで美しいメロディーがヨーロッパ中で大ヒットしたというものなのですが……。」(タンゴ)


● Borders/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫(ドゥドゥクは現地演奏家) (6:23 5.9MB)
 
2008年12月、第64号発表。
2008年の10月、いだきしんさんと高麗恵子さんによる「高句麗伝説」コンサートがアルメニアの首都エレバンで行われました。現地に駆けつけた僕は、トルコとの国境に近いところにあるホルヴィラップ修道院からアララト山を望みました。アルメニア人の心のふるさと、アララト山。でもその山はトルコ領内にあるのです。そして同じくアルメニア人の誇りでもある古代アニの都の遺跡もトルコにあるのです。そして同じく国境の向こうには、大虐殺で亡くなった同胞たちが……。目を南東に向けると、そこにはイランに連なる山々が。そう。僕がアルメニア人のことを知ったのはイランのイスファハーンでだったのです。天を仰ぎながら、境のない世界の到来を祈ったのでした。

この時のことを僕が撮ったビデオにヒロシさんが音楽をつけてくれました。帰国後に盛んにセカンドライフ内で演奏して頂きましたが、今回もセカンドライフでのライブ同様、即興による録音となっています。更に、前後には、僕が現地で録音したドゥドゥクの音も入っています。映像版もYouTubeでお楽しみ下さい。(詫間)


● ニセコ幻想曲 パート1/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:16 3.0MB)
 
2009年7月、第71号発表。
「今年もニセコ24時間ラジオが、去る6月27日(土)21:00〜28日(土)21:00に、今回はセカンドライフだけでなく、スタジオを現実のニセコ町にあるロッジに設置、そこを拠点として、ニセコ町の各地からの中継も交えながら、セカンドライフ内のニセコと、現実のニセコとを結んでの大がかりなイベントとなりました。Hiroshi Kumaki もこのイベントを応援。その際に作られたのがこの曲です。メインのモチーフは、アイヌのユーカラのメロディをもとにしたものです。」(タンゴ)


● 竹田の子守唄/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

京都府民謡 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (8:58 8.3MB)
 
2009年5月、第69号発表。
「3月3日にセカンドライフ内で行った『ひなまつりコンサート』からの曲です。この時、シンガポール他、外国からもお客さんが来ていて、即興的に弾いたのがアジア的な雰囲気を持つこの『竹田の子守唄』。ライブではただメロディーを繰り返しただけの3分の曲でしたが、更に即興部分を加えて3倍近い長さのアレンジになりました。眠くなること間違いなしです。w」(タンゴ)


● Call for Peace/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:43 4.4MB)
 
2009年4月、第68号発表。
「この歌は、昨年末、ちょうどクリスマスの頃からイスラエルがガザ地区に対して空爆を繰り返したのに抗議して作ったもので、セカンドライフでは今年の初め、1月11日の夜に、いてもたってもいられず、急遽ゲリラライブを敢行して歌ったのでした。急な案内にも拘わらず、多くのお客さんに来て頂き、共感して頂いたのは本当にありがたかったです。この時は曲ができたばかりということもあり、多少ボブ・ディランを狙ってアコギによる演奏でしたが、今回のスタジオ版ではキーボード中心のアレンジになっています。」(タンゴ)


● 街/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:12 3.0MB)
 
2008年12月、第64号発表。
「HIROさんの新曲のタイトルは「街」ーークリスマス、年の瀬を迎えた街の様子なのでしょうか。行き交う人たちの心を写すように、軽快で楽しい曲ですね。世界中の全ての人が幸せに過ごせますよう。メリークリスマス!(詫間)


● 雨の夜/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2:37 2.5MB)
 
2009年5月、第69号発表。
「夜半に静かに雨が降ってきました。次第に雨音が大きくなって本降りになって行きました。そう言えば今年の春は雨の日が多いと感じるのですが……?」(HIRO)


● 未来からの風/HIRO(新録音)

作曲・演奏:HIRO (3:25 3.2MB)
 
2009年3月、第67号発表。今回新しく録音し直したバージョンとなっています。
「先日、発売されたばかりの真新しい車を試乗運転させて戴きました。ド ライブした時に感じた未来からの風を音にしました。この車であちこち 行って走っている自分を想像し、またある未来に広い駐車場に置いてあ る自分の車をイメージして色も決めてしまいました。日本の技術開発力 の素晴らしさを知り、きっと次々に新しい物が生まれてくるであろうと いう予感と確信を感じすっかり嬉しく楽しくなってしまいました。」(HIRO)


● いにしえ/HIRO

作曲・演奏:HIRO (5:04 4.7MB)
 
2009年6月、第70号発表。 「まるで歴史の絵巻物が紐解かれて行く様に真の歴史が表にあらわれて来ているかのような昨今と感じます。その時代に生まれ、その空間で生き抜いたいにしえの人々の生き様を想像し考えました。どんな事があってもどんな時も子供達の為に生き抜いた人々がいたから、ここまで命は繋がりました。私たちは未来の人たちに何をバトンタッチするのでしょう?」(HIRO)


● 素直になって/HIRO

作曲・演奏:HIRO (6:12 5.7MB)
 
2009年7月、第71号発表。
「数年前に創った歌の曲です。歌詞が出来ないまま、そのままでパソコンの中で眠ってしまっていました。素敵なストーリー想像して聴いていただけたら嬉しいです。」(HIRO)


● OGONEK/COSMO

ロシア民謡 編曲・演奏:COSMO (3:02 2.8MB)
 
2009年9月、第73号発表。

「先月号に続き、ロシア民謡のアレンジをお届けします。原題は「アガニョーク」というタイトルですが、「この曲は日本の曲じゃなかったの」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 間奏にもお馴染みのメロディーを織り込んであります♪ 今回はボサノバのリズムにのせてお楽しみください。

「ロシアの民族楽器バラライカ(三角形のギターのような弦楽器)は、ミ・ミ・ラと調弦した3本の弦を右手の様々な奏法を駆使して独特の豊かな表現を醸し出します。バラライカ奏法のなかでも一番の特徴であり、魂が揺さぶられますトレモロ奏法に今回はコンピュータでの打込みで挑戦してみました。みなさまの魂に届きますでしょうか?」(COSMO)


● MIN☆☆YO/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:26 3.2MB)
 
2009年6月、第70号発表。

「ドイツ民謡とアイルランド民謡をCOSMO風アレンジでお届けします。この2曲はハープの教則本に練習曲として掲載されていました。可愛い曲なので気に入って、日々の練習始めに指ならしで弾いています。

録音はコンピュータの前にハープを持って来て自室でします。いざ録音しようと構えると車が通ったり、女子高生のキャピキャピおしゃべりなど、外の音も一緒に録音されてしまうので、なかなかタイミングが難しいんです。それでも……今は録音機がなくても直接コンピュータに録音出来ちゃうんですよ! スゴい時代ですね。」(COSMO)


● 心のままに…/COSMO

作曲・演奏:COSMO (4:10 3.9MB)
 
2009年2月、第66号発表。

「激動の2009年も既に1ヶ月が過ぎました。時間が線の流れではなく玉のように感じられるようになりました。」とおっしゃるCOSMOさん。今月もアイリッシュ・ハープの即興演奏です。風のような、光の玉のような2台のハープが紡ぎ出す響きは、春の訪れを象徴しているようですね。(詫間)


● 白い花2009/COSMO

朗読:まさきゆか 作曲・演奏:COSMO(hrp) (4:30 4.2MB)
 
2009年5月、第69号発表。

「2002年に発表しましたCD『美生樹(ミューズ)』に収録しました『白い花』の朗読バージョンです。歌のバージョンはDAICHI64号で既にご紹介いたしました。『白い花』の歌詞をまさきゆかさんに朗読して頂きました。歌とはまたひと味ちがう白い花をアイリッシュハープの伴奏でお楽しみください。こころ静かに悠久の記憶が蘇りますように……」(COSMO)

※ライブ収録のため、会場のノイズが含まれているところがあります。予めご了承下さい。


● Aroma de samba/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2:59 2.8MB)
 
2009年7月、第71号発表。

「ニューヨークで活躍しているJazz研時代の後輩『なら春子さん』がピアノとパーカッションだけの珍しい編成で中米各地をツアーで回り、先月東京で凱旋公演をやりました。丁度来日中だったギターの増尾好秋さんも加わって大変楽しいステージでした。

「DAICHIではこの数ヶ月アイリッシュハープ一色になってしまっていたCOSMOでしたが、久々にラテンの曲を創ってみました。やっぱりラテンは楽しいですねぇ……本場モノとは少々違ってしまっていますが、COSMO風ということでご了承くださいませ。」(COSMO)


● New Year '09/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (18:33 17.0MB)
 
2009年1月第65号発表。年のはじめからピアノ1本の即興による、18分を越える大作。ドビュッシーのような色彩的なピアニズム、関根さんならではのロマンティシズム、そしてどんどん先へ先へと突き進んでいくハードなドライブ感……。自由自在に変化する音は新しい年の新しい動きを予感させます。これぞ即興演奏の醍醐味です。(詫間)


● Solidao〜孤独の午後/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3:07 2.9MB)
 
2009年6月第70号発表。「もうすっかり夏本番、という感じの暑い日が続いていますが、夏にぴったりなのがブラジル音楽。というわけで、今月は関根さんの軽快なボサノバで始めましょう。タイトルは「孤独の午後」というものですが、そんな孤独もふっとばしてくれそうな曲ですね。関根さんのブラジル音楽に体する愛情が感じられる一曲です。」(詫間)


● Waltz for Foo/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7:24 6.8MB)
 
2009年7月第71号発表。「今月の曲は "Waltz For Foo"。 "Foo" とは娘の風香の愛称で、娘に捧げるワルツが出来上がったと言う次第です。」(関根)


● She's Playin' in the Small Park/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:24 4.1MB)
 
2009年8月第72号発表。「8月、夏、本番ですね。そして夏と言えばミュージック・フェスティバルがあちこちで行われます。そんなフェスティバルに出演も多く、多忙な日々を送る関根さんですが、この曲はそんな忙しい日々の合間に、ふと公演で遊ぶ娘さんを見ていて生まれた曲なんだそうです。前号に引き続き、関根さんの娘さんへの気持ちが表現されてる、美しい曲ですね。」(詫間)


● 沈みゆく真夏の夕日 '09/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (2:59 2.8MB)
 
関根さん久しぶりのシンセサイザーによる曲。ご本人は何か映像のバックミュージックみたいになったとおっしゃっていますが、いや、実際、情景が目に浮かんで来るようですね。(詫間)


● OGONEK/COSMO

ロシア民謡 編曲・演奏:COSMO (3:02 2.8MB)
 
先月号に続き、ロシア民謡のアレンジをお届けします。原題は「アガニョーク」というタイトルですが、「この曲は日本の曲じゃなかったの」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 間奏にもお馴染みのメロディーを織り込んであります♪ 今回はボサノバのリズムにのせてお楽しみください。

ロシアの民族楽器バラライカ(三角形のギターのような弦楽器)は、ミ・ミ・ラと調弦した3本の弦を右手の様々な奏法を駆使して独特の豊かな表現を醸し出します。バラライカ奏法のなかでも一番の特徴であり、魂が揺さぶられますトレモロ奏法に今回はコンピュータでの打込みで挑戦してみました。みなさまの魂に届きますでしょうか?(COSMO)


● 「森のくまさん」幻想曲 /Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

アメリカ民謡 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (15:15 14.0MB)
 
Hiroshi Kumaki は現在セカンドライフの中で「クマ温泉リゾート」というプロジェクトに参画していて、去る8月23日にその完成記念イベントが行われました。そのイベントの中で、2時間にわたって複数のDJやミュージシャンたちが、それぞれあの「森のくまさん」の歌を題材にして10分から15分ずつプレイするという、何とも馬鹿馬鹿しい企画をしたのですが、これが、一流のDJさんたちが集まり、大変な盛り上がりを見せる催しとなりました。そして僕のバージョンがこれ。とてもとても、森なんか表現したことないもんだから、自然体でやったら宇宙的な響きになってしまいました。(笑)こんな「森のくまさん」もありかな?(タンゴ)


● She's Playin' in the Small Park/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:24 4.1MB)
 
8月、夏、本番ですね。そして夏と言えばミュージック・フェスティバルがあちこちで行われます。そんなフェスティバルに出演も多く、多忙な日々を送る関根さんですが、この曲はそんな忙しい日々の合間に、ふと公演で遊ぶ娘さんを見ていて生まれた曲なんだそうです。前号に引き続き、関根さんの娘さんへの気持ちが表現されてる、美しい曲ですね。(詫間)


● 大河/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:54 3.6MB)
 
「短い夏を楽しみ人々はこの川辺の木陰に集まり語らいでいます。モスクワの街の中心に悠々と流れるこの大河はどれだけのドラマを見て来たのでしょうか。」(HIRO)


● ZAVJKARYA/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2:39 2.5MB)
 
「今月はロシア民謡のアレンジです。原題は「ZAVIJARYA(ザバイカル)」直訳すると「バイカル湖の彼方」という意味になるそうですが、日本では「バイカル湖のほとり」という題名で合唱団などではよく歌われている曲です。

「民謡とはいっても歌詞を読みますと、ロシア革命の兵士が牢獄から逃れてバイカル湖にたどり着き、小舟で湖の彼方の故郷に向かうという、なんとも物悲しく悲惨な物語ですが、曲はシンプルながら、壮大なユーラシアの大地を連想させる美しい旋律です。

「雨だれの音のように聞こえるのはアイリッシュハープによるハーモニック奏法(発音と同時に弦を押さえて音がのびないようにする奏法)です。大きな音が出ないので、録音するのに苦労しましたが、何度か挑戦している間にいい音が出るようになりました。」(COSMO)


● For Ladies/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫) (6:46 6.2MB)
 
「人は一人では生きていけない、とはいつも思うことですが、何か事あるごとに、女性の皆さんには助けられていると感じます。これは現実の世界でもセカンドライフの中でも同じこと。この曲はそんな僕の周りにいる女性たちのために弾いた即興曲です。」(タンゴ)


● ニセコ幻想曲 パート1/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:16 3.0MB)
 
「今年もニセコ24時間ラジオが、去る6月27日(土)21:00〜28日(土)21:00に、今回はセカンドライフだけでなく、スタジオを現実のニセコ町にあるロッジに設置、そこを拠点として、ニセコ町の各地からの中継も交えながら、セカンドライフ内のニセコと、現実のニセコとを結んでの大がかりなイベントとなりました。Hiroshi Kumaki もこのイベントを応援。その際に作られたのがこの曲です。メインのモチーフは、アイヌのユーカラのメロディをもとにしたものです。」(タンゴ)


● Waltz for Foo/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7:24 6.8MB)
 
「今月の曲は "Waltz For Foo"。 "Foo" とは娘の風香の愛称で、娘に捧げるワルツが出来上がっ たと言う次第です。」(関根)


● Aroma de samba/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2:59 2.8MB)
 
「ニューヨークで活躍しているJazz研時代の後輩『なら春子さん』がピアノとパーカッションだけの珍しい編成で中米各地をツアーで回り、先月東京で凱旋公演をやりました。丁度来日中だったギターの増尾好秋さんも加わって大変楽しいステージでした。

「DAICHIではこの数ヶ月アイリッシュハープ一色になってしまっていたCOSMOでしたが、久々にラテンの曲を創ってみました。やっぱりラテンは楽しいですねぇ……本場モノとは少々違ってしまっていますが、COSMO風ということでご了承くださいませ。」(COSMO)


● 素直になって/HIRO

作曲・演奏:HIRO (6:12 5.7MB)
 
「数年前に創った歌の曲です。歌詞が出来ないまま、そのままでパソコンの中で眠ってしまっていました。素敵なストーリー想像して聴いていただけたら嬉しいです。」(HIRO)


● ニセコ幻想曲 パート3/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:13 3.9MB)
 
「今回の『ニセコ幻想曲』は3つのパートからなっています。パート2は、静かな、テンポの遅いピアノ独奏曲、そしてパート3がこの曲です。やはりアイヌの楽器ムックリに似せた音が入っていますが、どうしたって僕が作るとこんな感じになっちゃいますね。」(タンゴ)


● Solidao〜孤独の午後/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3:07 2.9MB)
 
「もうすっかり夏本番、という感じの暑い日が続いていますが、夏にぴったりなのがブラジル音楽。というわけで、今月は関根さんの軽快なボサノバで始めましょう。タイトルは「孤独の午後」というものですが、そんな孤独もふっとばしてくれそうな曲ですね。関根さんのブラジル音楽に体する愛情が感じられる一曲です。」(詫間)


● MIN☆☆YO/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:26 3.2MB)
 
「ドイツ民謡とアイルランド民謡をCOSMO風アレンジでお届けします。この2曲はハープの教則本に練習曲として掲載されていました。可愛い曲なので気に入って、日々の練習始めに指ならしで弾いています。

録音はコンピュータの前にハープを持って来て自室でします。いざ録音しようと構えると車が通ったり、女子高生のキャピキャピおしゃべりなど、外の音も一緒に録音されてしまうので、なかなかタイミングが難しいんです。それでも……今は録音機がなくても直接コンピュータに録音出来ちゃうんですよ! スゴい時代ですね。」(COSMO)


● いにしえ/HIRO

作曲・演奏:HIRO (5:04 4.7MB)
 
「まるで歴史の絵巻物が紐解かれて行く様に真の歴史が表にあらわれて来ているかのような昨今と感じます。その時代に生まれ、その空間で生き抜いたいにしえの人々の生き様を想像し考えました。どんな事があってもどんな時も子供達の為に生き抜いた人々がいたから、ここまで命は繋がりました。私たちは未来の人たちに何をバトンタッチするのでしょう?」(HIRO)


● シンフォニア/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:06 3.8MB)
 
「これはちょうど1年前に、セカンドライフでの24時間ラジオの音楽を担当した時にそのBGMとして作ったミニマル的な作品です。何度かライブでやってみたところ好評で、昨年大晦日のファン投票によるカウントダウンライブでは、何と2位になったというもの。1本のヴァイオリンで始まった旋律はやがて2本、3本と、絡み合っていくうちに豊かな交響楽となっていきます。人の世もそのようでありますよう!」(タンゴ)


● An Incident in August

作曲・演奏:関根敏行 (6:24 5.9MB)
 
さわやかな5月。その最初の曲はさわやかな関根さんのピアノでスタートしましょう。いや、ホント、ピアノの音の一つ一つが明るく、喜びに満ちているように感じます。関根さんが得意とするラテンのノリもいいですね。(詫間)


● 白い花2009/COSMO

朗読:まさきゆか 作曲・演奏:COSMO(hrp) (4:30 4.2MB)
 
「2002年に発表しましたCD『美生樹(ミューズ)』に収録しました『白い花』の朗読バージョンです。歌のバージョンはDAICHI64号で既にご紹介いたしました。『白い花』の歌詞をまさきゆかさんに朗読して頂きました。歌とはまたひと味ちがう白い花をアイリッシュハープの伴奏でお楽しみください。こころ静かに悠久の記憶が蘇りますように……」(COSMO)

※ライブ収録のため、会場のノイズが含まれているところがあります。予めご了承下さい。


● 雨の夜/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2:37 2.5MB)
 
「夜半に静かに雨が降ってきました。次第に雨音が大きくなって本降りになって行きました。そう言えば今年の春は雨の日が多いと感じるのですが……?」(HIRO)


● 竹田の子守唄/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

京都府民謡 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (8:58 8.3MB)
 
「今回も、3月3日にセカンドライフ内で行った『ひなまつりコンサート』からの曲です。この時、シンガポール他、外国からもお客さんが来ていて、即興的に弾いたのがアジア的な雰囲気を持つこの『竹田の子守唄』。ライブではただメロディーを繰り返しただけの3分の曲でしたが、更に即興部分を加えて3倍近い長さのアレンジになりました。眠くなること間違いなしです。w」(タンゴ)


● Call for Peace/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:43 4.4MB)
 
「この歌は、昨年末、ちょうどクリスマスの頃からイスラエルがガザ地区に対して空爆を繰り返したのに抗議して作ったもので、セカンドライフでは今年の初め、1月11日の夜に、いてもたってもいられず、急遽ゲリラライブを敢行して歌ったのでした。急な案内にも拘わらず、多くのお客さんに来て頂き、共感して頂いたのは本当にありがたかったです。この時は曲ができたばかりということもあり、多少ボブ・ディランを狙ってアコギによる演奏でしたが、今回のスタジオ版ではキーボード中心のアレンジになっています。」(タンゴ)


● Marine Air/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2:42 2.5MB)
 
「ご存知でしょうか?『Marine Air』とは神戸空港の愛称です。世界に開かれた、人と人との心を結ぶ空港として伸びて行ってほしいと三年前開港された時に生まれた曲です。歌詞がまだ完全でなく眠っていました。急遽三年経った今、曲だけですがお披露目となりました。」(HIRO)


● 出会いに♪ありがとう/COSMO

詩・朗読:まさきゆか 作曲・演奏:COSMO(hrp) (3:50 3.6MB)
 
前号のライブスケジュールでご案内した COSMO さんの、アイリッシュハープと詩の朗読による新しい試みを、早速ここに公開することができるようになりました。今後シリーズ化されるようですので、楽しみですね。

「3月29日のそばカフェライブの生録音の第一弾です
第二弾、第三弾と続きます。お楽しみに……」(COSMO)

※ライブ収録のため、会場のノイズが含まれているところがあります。予めご了承下さい。


● A Song I've Heard Before/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:40 4.3MB)
 
タイトルは「昔どこかで聞いたことのある歌」という意味ですが、うん、確かに、このメロディ、聞いたことのある、懐かしい曲のような。思わず、「何だっけ?」と考えてしまいました。関根さんの美しく、ロマンティックなピアノの響きがその懐かしさを更に引き立てているようです。(詫間)


● うれしいひなまつり/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲:河村光陽 演奏:タンゴ黒猫 (3:34 3.3MB)
 
「本当は別の曲を予定していたのですが、例によって時間切れ……。というわけで、実は去る3月3日、福岡でのいだきしんさんのコンサートが終わった後に、天神のホテルからセカンドライフ内でひなまつりライブを敢行しました。今回はそのライブの録音から、名曲『うれしいひなまつり』をお届けします。僕が既存の曲を演るのは本当に久しぶりです。写真はその時のライブの模様です。」(タンゴ)


● 美音来の竪琴2009/COSMO

作曲・演奏:COSMO (4:35 4.3MB)
 
「2005年に発表しました美音来(ミトラ)の竪琴にアイリッシュハープでメロディを弾き、リメイクしました。この曲を作ったとき、COSMOは未だ一度もハープという楽器に触れたことはなく、コンピュータの音源だけを使いハープ演奏をイメージしました。竪琴と題名をつけたからには実際にハープで演奏してみたいと考えておりましたが、なかなか上手く弾けず、苦心惨憺の末このような仕上がりになりました。お聞き苦しい点も多々あるかと存じますがお許しください。」(COSMO)


● 未来からの風/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:34 3.3MB)
 
「先日、発売されたばかりの真新しい車を試乗運転させて戴きました。ド ライブした時に感じた未来からの風を音にしました。この車であちこち 行って走っている自分を想像し、またある未来に広い駐車場に置いてあ る自分の車をイメージして色も決めてしまいました。日本の技術開発力 の素晴らしさを知り、きっと次々に新しい物が生まれてくるであろうと いう予感と確信を感じすっかり嬉しく楽しくなってしまいました。」(HIRO)


● Dawn/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3:38 3.4MB)
 
「いやー、来ましたねぇ。私の大好きな路線です、これは。このところずっとピアノ一本の曲が続いていた関根さんですが、今回打って変わってロックというかフュージョンというか、そういう感じのバンドサウンドですね。カッコイイ!」(詫間)


● You Remember Me/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:08 3.8MB)
 
「今月はモダンジャズの伝統的なスタイルに乗っ取ってBe-BopのRiff物を作ってみまし た。原曲は「I Remember You」という有名なスタンダードナンバーです。」(関根)


● 心のままに…/COSMO

作曲・演奏:COSMO (4:10 3.9MB)
 
「激動の2009年も既に1ヶ月が過ぎました。時間が線の流れではなく玉のように感じられるようになりました。」とおっしゃるCOSMOさん。今月もアイリッシュ・ハープの即興演奏です。風のような、光の玉のような2台のハープが紡ぎ出す響きは、春の訪れを象徴しているようですね。(詫間)


● Etude「春のひかり」/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:07 2.9MB)
 
「ふと気が付くと部屋に差し込む日差しの位置が随分と窓に近づいています。外は寒く風はまだまだ冷たいけれどそのひかりはそこまで春が来たことを伝えに来てくれている様でやさしく差し込んでくれています。まるで波の様に次から次へと春のひかりを運び込んできてくれてすっかり暖かくなり、今までとは違う新しい春がそこまで訪れていることをこの春のひかりは教えてくれている様でした」(HIRO)


● アルメニア・パート2〜もうひとつの聖地にて/Hiroshi Kumaki

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (10:00 9.2MB)
 
「アルメニアの第2弾です。アルメニアはローマよりも早く、西暦301年にキリスト教を国教とした国です。今回の曲のビデオ版ではそのキリスト教国教化にまつわる伝説のあるホルヴィラップ修道院、リプシメ教会をはじめ、岩盤を穿って造られたゲガルド修道院、そしてアルメニア教会の正座である世界遺産・エチミアジン教会を取り上げています。これらの聖地を表現するのに、今回もまたズルイことに地元の音楽家の現地録音を使わせて頂きました。尚、ビデオ版のエチミアジン教会で静止画が2枚映りますが、一つはイエスの脇腹を突いた槍の先端、もう一つはノアの方舟の破片を背景に使用した装飾品です。こういうものが宝物として飾られているというのも不思議ですね。」(タンゴ)

※YouTubeによる映像版はこちら


● Dawn of Time/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:50 3.6MB)
 
「新しい年が明けました。世の中、心が冷たくなるような話題ばかりですが、何があろうと太陽はあらゆる存在にその暖かい光を投げかけてくれます。あの光と、そしてその光の源である宇宙を感じる時、身の内に天高く羽ばたくエネルギーが満ちてくるようです。」(タンゴ)

※YouTubeによる映像版はこちら


● New Year '09/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (18:33 17.0MB)
 
スゴイ! 年のはじめからピアノ1本の即興による、18分を越える大作です。ドビュッシーのような色彩的なピアニズム、関根さんならではのロマンティシズム、そしてどんどん先へ先へと突き進んでいくハードなドライブ感……。そう、自由自在に変化する音は新しい年の新しい動きを予感させるようです。これぞ即興演奏の醍醐味です。(詫間)


● 新世界/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:14 3.0MB)
 
「いよいよ新しい年ですね。世界も個人も大きく変わる年。というより変わらないと生きられないと感じています。というワケで、今回は大冒険をしてみました。いままでやったことのない即興、ひとつ間違うとデタラメです。タイトルは新しい挑戦という意味で新世界です。」(COSMO)


● 冬の風/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:20 3.1MB)
 
HIROさんの今月の曲は「冬の風」。HIROさんおなじみのメロディラインですが、どことなく憂いを秘め、或いは秘められた思いの爆発のようにも感じられますね。「冬の風」とは、最近の厳しい世相を反映しているのでしょうか?(詫間)


● 街/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:12 3.0MB)
 
HIROさんの新曲のタイトルは「街」ーークリスマス、年の瀬を迎えた街の様子なのでしょうか。行き交う人たちの心を写すように、軽快で楽しい曲ですね。世界中の全ての人が幸せに過ごせますよう。メリークリスマス!(詫間)


● Borders/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫(ドゥドゥクは現地演奏家) (3:12 3.0MB)
 
今年の10月、いだきしんさんと高麗恵子さんによる「高句麗伝説」コンサートがアルメニアの首都エレバンで行われました。現地に駆けつけた僕は、トルコとの国境に近いところにあるホルヴィラップ修道院からアララト山を望みました。アルメニア人の心のふるさと、アララト山。でもその山はトルコ領内にあるのです。そして同じくアルメニア人の誇りでもある古代アニの都の遺跡もトルコにあるのです。そして同じく国境の向こうには、大虐殺で亡くなった同胞たちが……。目を南東に向けると、そこにはイランに連なる山々が。そう。僕がアルメニア人のことを知ったのはイランのイスファハーンでだったのです。天を仰ぎながら、境のない世界の到来を祈ったのでした。

この時のことを僕が撮ったビデオにヒロシさんが音楽をつけてくれました。帰国後に盛んにセカンドライフ内で演奏して頂きましたが、今回もセカンドライフでのライブ同様、即興による録音となっています。更に、前後には、僕が現地で録音したドゥドゥクの音も入っています。映像版もYouTubeでお楽しみ下さい。(詫間)


● Mr. P.N./関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5:24 5.0MB)
 
「My Favourite Pianist の一人、Phineas Newborn, Jr に捧げた曲です。」(関根)


● 白い花/COSMO

歌:KYOKO 作曲・演奏:COSMO (3:58 3.7MB)
 
「遙か彼方からやってきた花の種とは……誰もが知りたい謎の情報。永い年月をかけて生命から生命へと伝えられ、今〜その真相が哲かに。」(COSMO)


● Images/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7:16 6.7MB) 
「うわー、何てきれいなピアノの響きなんでしょう。これはもう水のきらめき、光の乱舞のようですね。「Images」というタイトルも、僕には英語でなく、フランス語の「イマージュ」、ドビュッシーの「映像(Images)」という作品を思い出させてくれました。また新たな関根さんの名曲の誕生ですね。」(詫間)


● Armenia/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:48 4.4MB) 
「初めて訪れたアルメニアのエレバン、とても居心地の良い街と感じました。朝、一人でも散歩出来る所で海抜1000mほどの高地にあるためか空気は澄んでいて気持ちよく、通りを掃除しているおばさんが居ます。人は穏やかで親切な人が多い様です。食べ物もおいしく素材を生かしたやさしい味ばかりでした。毎日心癒される美しい山アララト山、朝は薄い透明なピンクがかっていて見ているだけでも心が澄んでいきます。また刻々と変る夕焼けと沈んで行く夕日が背景にある時のシルエットも雄大で美しく凛とした山でした。アルメニアの人々の心のよりどころの山と感じました。しかし今は隣国にあり行く事も登る事も出来ないのです。」(HIRO)


● Time of Sharing/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (10:04 9.3MB) 
「Hiroshi Kumakiは9月の終わりから10月のはじめにかけて、セカンドライフ最大のお祭であるバーニング・ライフで1週間にわたるライブを展開しました。来場者の愛と平和へのメッセージをそのまま音楽として表現していくという「Love & Peace Music Camp」です。この時に、ライブをやっていない時などのプロモーション用として制作されたビデオの音楽がこの曲です。YouTubeの制限時をフルに使った約10分の組曲になりました。実際にこの曲を会場で即興でやった時は25分を超えていましたが……。(笑)」(タンゴ黒猫)


● 妖精の口笛/COSMO

作曲:COSMO 演奏:COSMO (hrp, syn)、Joe-Mon (fl) (3:37 3.4MB)
 
COSMOさんと言えばファンタスティックな、夢の世界のような響きの曲を得意とされていて、以前私は妖精の国のようだ、と表現したこともありますが、今回は正にその妖精の世界、「妖精の口笛」です。しかも今回はアイリッシュ・ハープに加えて、Joe-Monさんによる生のフルート演奏も。COSMOさんの世界の魅力が一層増しているようです。(詫間)


● ONE/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (2:57 2.7MB) 
2007年12月、第49号発表。この年の10月にタンゴ黒猫は Hiroshi Kumaki のアバターでセカンドライフ内で初めてのコンサートを開催。以降、Hiroshi Kumaki としてのセカンドライフ・ライブがこの1年の活動の中心となりました。

「セカンドライフ内で Hiroshi Kumaki が行ったコンサートからの曲です。タイトルの "ONE" はあらゆる生命はみなひとつで生きているんだよ、というメッセージをこめたもので、コンサート会場となった pira Noel さんの軽井沢水中水族館のために書いたものです。本当にこの水族館は魚たちとひとつになって遊べる楽しい空間で、今回のコンサートの企画も、その水族館で生まれたイマジネーションからだったのです。pira さんとこの水族館に感謝!」(タンゴ)

尚、pira Noel さんの水族館は現在 Karuizawa SIM から Exhara SIM に移転しています。SLURLはこちら。(編集部)
http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478


● Make the Miracle Happen/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:50 5.4MB) 
2008年7月、第56号発表。

「7月5日〜6日にかけて、セカンドライフ内で kenmi Lomu さんをパーソナリティとする24時間ラジオ「考えよう。地球に対して私たちができること。」が放送されました。この曲は番組のテーマ曲として制作されたもので、6日に行われたライブアクトでHiroshi Kumakiが演奏、セカンドライフ内では番組の協賛CDとしても発売され、その売上金の全てが八国山アイランドSIMに拠点を置くNGOなどに寄附されたものです。番組中、何十回、何百回と自分の曲がかかっているのを聞くのは、ちょっと照れますね。(笑)」(タンゴ)

■24時間ラジオについての詳細はこちら
■24時間ラジオについて書き込みのあるHiroshi Kumakiのブログはこちら


● シルクロード/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:58 4.6MB) 
2008年9月、第58号発表。

「セカンドライフでの僕のアバター、Hiroshi Kumaki君はその名もSilkRoadというSIMの住人でもあります。子供の頃からシルクロードに憧れていた僕はその名前のSIMができたと聞いて住むことにしたのでした。そのSIMの1周年を記念して作られたのがこの曲。かつて喜多郎さんの音楽のファンであり、そして自分でも訪れたイランでとても深い体験をした僕にとって、シルクロードを表現するというのは嬉しくもあり、また難しくもありました。さて、いかがでしょうか。」(タンゴ黒猫)


● スタートラッカーズ/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:36 3.3MB) 
2008年1月、第50号発表。

「一年の始まりは、明るく、元気よく行きたいと思います。というわけで、殆ど何も考えずに、何ともおめでたい曲が出来てしまいました。(笑)

「スタートラッカーズというのは、私がセカンドライフ内で Lifebound Records というCDショップを置いている、STAR Tracker Island という SIM の名前に由来します。ここのオーナーさんも、そこに集まった仲間も、みんな人がよくて、楽しい人たちなのです。明るく、楽しく、そして星=理想を追い求め続ける人たちのことを表現してみました。」(タンゴ)

尚、現在 STAR Tracker Island SIM はなくなってしまいました。が、この SIM に集まり、ちょうど朝日が昇る時間帯にこの曲を共に聴いた仲間は、現在それぞれの未来に向かい活動を続けていて、お互いの交流も続いているようです。そこで、SIM はなくなりましたが、新しい時代の到来を感じ、新しい未来を自ら開いていこうとする人たちのために、その象徴として Hiroshi Kumaki 氏はこの曲を演奏し続けているのだそうです。(編集部)


● メープル精彩/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:22 3.1MB) 
2007年11月、第48号発表。

「古代ケルトの人々は自然へ敬意を払い、日本人と同じように万物には精霊が宿ると信じられていました。大地と天をつなぐ樹木に宿る木精は人々に生きるエネルギーを与えてくれる存在です。

「木精からのメッセージを伝えるために、古代ケルトから現代に伝わる木精占いというのがあります。21種の樹木がそれぞれ違った力と姿を持っていて、人は誰もが必ず1本の樹木を持って生まれてくるそうです。

「今月は樹木のなかでも、美しい紅葉に彩られるこの季節に相応しいメープル(かえで)を選んでみました。

「メープルの木精は『陽気な少年の姿をして、笛を吹いたり弦楽器を奏でながら笑顔と話術で人々を楽しませる天才』だそうです。バイオリンや笛、勿論アイリッシュハープにもメープルの木は使われます。

「(おまけ)かえでを守護樹に持つのは4月11日〜20日、10月14日〜22日生まれの方です。木精シリーズは続きます。お楽しみに……。」(COSMO)


● 弥生の調べ/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:06 2.9MB) 
2008年3月、第52号発表。COSMOさんの春の曲には定評があります。何ともうららかな雰囲気がCOSMOさんにはぴったりなのですね。(詫間)


● しあわせの予感/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:06 2.9MB) 
2008年4月、第49号発表。ほのぼのとした幸せな響きを得意とするCOSMOさん、今回はそのものズバリ! 「しあわせの予感」です! 何という懐かしい響きなのでしょう!(詫間)


● 天空を翔る/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2:44 2.5MB) 
2008年8月、第57号発表。

「2008年8月4日、京都で開催されたイベント「高句麗伝説」に参加できなかった私は、東京でこの曲の仕上げをしていました。

「ペガサス(ギリシャ神話に登場する天馬)が羽を広げて飛翔しているイメージがみえましたので『天空を翔る』というタイトルをつけました。

「ハープのアルペジオに乗って、ゆったりと宇宙の果てまで参りましょう。
その先は…。」(COSMO)



● MIN☆YO/COSMO

ケルト/日本民謡・編曲・演奏:COSMO (4:26 4.1MB) 
2008年9月、第58号発表。

「今月のCOSMOはケルト民謡のメドレーをアイリッシュハープで演奏しました。

「スコットランド民謡「Gaelic Melody」→アイルランド民謡「Star of the county down」→富山県民謡「こきりこ節」の3曲がメドレーになっています。

「ケルトの曲を弾いていたらなぜか「こきりこ節」のメロディーが出てきました。音階が同じなんですね。ケルト民族と日本民族は遠い昔に生命の交流があったのでしょうか?

「ケルト音楽についてのウンチクは編集長にお任せするとして…。
私はハープの音が大好きです。特にアイリッシュハープの音はグランドハープとはひと味違います。DAICHIの編集長は「妖精の世界」と言ってくださいました。私は風を感じます。皆さんにはどのように感じて頂けるでしょうか…。)」(COSMO)



● Etude「ときめき」/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:48 4.4MB) 
2008年1月、第60号発表。
「新しい年の始めに、ドキドキワクワク感のある様な前奏曲を創ってみたくなりました。今年大きく人生が転回し変わったり、何かを始めたりする人が多いでしょうね。これからどんなドラマが始まるのでしょうか? いや、どんなドラマを作っていくのでしょうか?」(HIRO)


● 梅花/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:48 4.4MB) 
2008年3月、第52号発表
「先月の20日に久しぶりに京都に出かけました。早く着いたので近くの京都御所に寄ってみると二本だけ梅の木に花が咲いていました。白いのと濃いピンクの梅はちょうど咲いた所で、とても寒い日でしたが春がそこまでやって来ているのを教えてくれました。もしも梅でも咲いていたら撮りたいとカメラを持って出かけましたので時間を忘れてすっかり梅とたわむれてしまいました。こんなに楽しい豊かな時間を日々の忙しさに忘れていたのです」(HIRO)


● 木蓮/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:09 2.9MB) 
2008年4月、第53号発表。
「先週のよく晴れた午後に出かけた時「はっ」と気が付いたら見事に咲いた大きな花、紫と白からなる紫木蓮(シモクレン)の花の木です。見上げるとまぶしい太陽のひかりに照らされ大きく気品に満ちて堂々と咲誇っている木蓮。あの存在感のある紫木蓮の木のおかげで今月も曲が出来ました。」(HIRO)


● 白い花/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:21 4.0MB) 
2008年5月、第54号発表。
「海の見える急な坂道を登っていた時、坂の途中に白い可憐な花が木に沢山咲いていました。この時を待っていたと言わんばかりに咲誇りゆらりゆらりと花々は風に揺れて何とも気持ち良さそうなのです。真っ白な汚れのない花の色とやさしく心地良い海からの風、そして新しい春のひかり、その時の瞬間を音にしました。」(HIRO)


● Then/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5:04 4.7MB) 
2008年3月第52号発表。関根さんのピアノは本当に大好きです。これは、もう、ジャズピアノの王道、という感じの美しくてロマンティックな演奏。こんなに美しい音を紡ぎだす関根さんは何を思ってピアノを弾いていたのでしょう? タイトルの「Then」は「あの時」なのでしょうか、それとも「そしてこれから」なのでしょうか?(詫間)



● A Peaceful Evening/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3:36 3.3MB) 
2008年6月第55号発表。6月と言えば梅雨、というわけで、何とも鬱陶しいイメージのこの月ですが、だからこそさわやかに行きたいものです。この月は関根さんがうんとさわやかで心地よいエレピのナンバーを披露してくれました。色彩的な美しさとロマンティックな表現はさすが関根さんですね。(詫間)



● My Conviction/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6:28 6.0MB) 
2008年7月第56号発表。これもピアノ・ソロの作品。関根さんのピアノは本当に素敵ですね。「My Conviction」というちょっとお堅いタイトルとは裏腹に、ポップで親しみやすい響きの曲です。(詫間)



● Tokyo Sunset/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6:36 6.1MB) 
2008年4月第53号発表。ローズの美しい響きで始まるイントロは往年のFM番組「クロスオーヴァー・イレブン」を思い出させて——古い! 年がバレるな。(笑)——いいですねー。そして途中からアップテンポな展開に。僕は東京という都市が好きですが、ここにはその東京の、活動的で刺激的な夜の魅力が表現されていると思います。関根さんの都会的な感覚はホントに素敵ですね。(詫間)



● Umba/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:34 4.2MB) 
2008年2月第51号発表。「Umbaというとアフリカとかブラジルを連想する方もいらっしゃると思いますが、実は 赤ちゃん語です。」(関根)



● Favorable Wind (Solo)/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7:28 6.9MB) 
以前この「ネット音楽雑誌・DAICHIー大地ー」でも発表された「Favorable Wind」、私はその先に向かっていくような響きが好きでしたが、今回はそのピアノ・ソロ・バージョンです。やっぱり関根さんのピアノはかっこいいですね。(詫間)



● MIN☆YO/COSMO

ケルト/日本民謡・編曲・演奏:COSMO (4:26 4.1MB) 
「今月のCOSMOはケルト民謡のメドレーをアイリッシュハープで演奏しました。

「スコットランド民謡「Gaelic Melody」→アイルランド民謡「Star of the county down」→富山県民謡「こきりこ節」の3曲がメドレーになっています。

「ケルトの曲を弾いていたらなぜか「こきりこ節」のメロディーが出てきました。音階が同じなんですね。ケルト民族と日本民族は遠い昔に生命の交流があったのでしょうか?

「ケルト音楽についてのウンチクは編集長にお任せするとして…。
私はハープの音が大好きです。特にアイリッシュハープの音はグランドハープとはひと味違います。DAICHIの編集長は「妖精の世界」と言ってくださいました。私は風を感じます。皆さんにはどのように感じて頂けるでしょうか…。)」(COSMO)



● Midnight Call/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:06 3.8MB) 
「又、歌ものが出て来ました。『真夜中なのにメールじゃつまらないから電話している』という電話会社のCMにぴったりの内容の歌詞も出来たのですが、今回はインストにして後半はパーカッションも参加します。次回は歌ってもらいパーカッションもぬくもりのある人の手でやってもらえたらいいですね」(HIRO)



● シルクロード/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:58 4.6MB) 
「セカンドライフでの僕のアバター、Hiroshi Kumaki君はその名もSilkRoadというSIMの住人でもあります。子供の頃からシルクロードに憧れていた僕はその名前のSIMができたと聞いて住むことにしたのでした。そのSIMの1周年を記念して作られたのがこの曲。かつて喜多郎さんの音楽のファンであり、そして自分でも訪れたイランでとても深い体験をした僕にとって、シルクロードを表現するというのは嬉しくもあり、また難しくもありました。さて、いかがでしょうか。」(タンゴ黒猫)

*来る9月27日(土)にセカンドライフのSilkRoad SIMにてHiroshi Kumakiによるシルクロード・コンサートが開催されるとのことです。詳しくはセカンドライフ内でHiroshi Kumaki宛にIMして下さい。


● 祈り(Oracion)/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6:41 6.2MB) 
タンゴ黒猫氏のセカンドライフでのアバターHiroshi Kumaki君は8月9日に長崎原爆の追悼と世界平和を祈念して、北京オリンピックの「鳥の巣」を模したスタジアムでチャリティーコンサートを行いました。そのライブ音源から早速カットしてお届けします。この曲はコンサートの冒頭でパイプオルガンで即興演奏されたもので「祈り」というタイトルが付けられました。(詫間)



● In a Vain Town/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3:36 3.3MB) 
速い! かっこいい! 関根さんの曲はピアノ1台のものが続きますが、本当に他の楽器の音も聞こえるような豊かな響きが素晴らしいですね。(詫間)



● おやすみなさい/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2:51 2.7MB) 
「『今日も一日お疲れさまでした。ゆっくりと休んで下さいね!』という気持ちを込めて弾きました。

「誰かに『おやすみ!』と言ってもらった時の様にほっこりとした気分になって下さったら嬉しいです。」(HIRO)



● 天空を翔る

作曲・演奏:COSMO (2:44 2.5MB) 
「2008年8月4日、京都で開催されたイベント「高句麗伝説」に参加できなかった私は、東京でこの曲の仕上げをしていました。

「ペガサス(ギリシャ神話に登場する天馬)が羽を広げて飛翔しているイメージがみえましたので『天空を翔る』というタイトルをつけました。

「ハープのアルペジオに乗って、ゆったりと宇宙の果てまで参りましょう。
その先は…。」(COSMO)



● Make the Miracle Happen/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:50 5.4MB) 
「7月5日〜6日にかけて、セカンドライフ内でkenmi Lomuさんをパーソナリティとする24時間ラジオ「考えよう。地球に対して私たちができること。」が放送されました。この曲は番組のテーマ曲として制作されたもので、6日に行われたライブアクトでHiroshi Kumakiが演奏、セカンドライフ内では番組の協賛CDとしても発売され、その売上金の全てが八国山アイランドSIMに拠点を置くNGOなどに寄附されたものです。番組中、何十回、何百回と自分の曲がかかっているのを聞くのは、ちょっと照れますね。(笑)」(タンゴ)

■24時間ラジオについての詳細はこちら
■24時間ラジオについて書き込みのあるHiroshi Kumakiのブログはこちら


● My Conviction/関根敏行

作詞・作曲・演奏:COSMO (6:28 6.0MB) 
今月も関根さんはピアノ・ソロの作品です。関根さんのピアノは本当に素敵ですね。「My Conviction」というちょっとお堅いタイトルとは裏腹に、ポップで親しみやすい響きの曲です。(詫間)


● ユメのなかで‥/COSMO

作詞・作曲・演奏:COSMO (4:43 4.4MB) 
「この曲は2002年に作った歌もの、乙女こすものラブソングです。歌ってくれる人がいないので暫く眠っていましたが、この度カラオケバージョンでの発表です。」(COSMO)

歌詞はこちら


● 晴れ間に/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:54 4.5MB) 
「晴れ間に」とはこの時期、梅雨の晴れ間のひとときでしょうか。最初はアップテンポの曲だったそうですが、今回はスローなテンポにしてみたとのことです。(詫間)


● 洞爺湖/Hiroshi Kumaki(タンゴ黒猫)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:41 5.2MB) 
さて、今月はもう1曲、やはりHiroshi Kumaki君がセカンドライフの24時間ラジオのために作った曲からお届けしましょう。このラジオ番組が洞爺湖サミットを機に企画されたことを受けて、豊かな自然環境、癒しの空間のシンボルとして洞爺湖を表現したものです。(詫間)


● A Peaceful Evening/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3:36 3.3MB) 
6月と言えば梅雨、というわけで、何とも鬱陶しいイメージのこの月ですが、だからこそさわやかに行きたいものですね。今月は関根さんがうんとさわやかで心地よいエレピのナンバーを披露してくれましたので、この曲から行きましょう。色彩的な美しさとロマンティックな表現はさすが関根さんですね。(詫間)


● 1/12000のワルツ/COSMO

歌:KYOKO 作曲・演奏:COSMO (3:34 3.3MB)
 
「CD『Doctor M』に収録。1万2千分の1のワルツです。

「2001年の6月、COSMOは子宮摘出の手術を受けることになりました。その手術の執刀医が「Doctor M」です。

「生命ぎりぎりのところで辿りついた病院で待っていてくれたM医師と心が通じたおかげで、いのち救かりました。

「それまで歯医者以外の病院とは全く無縁で過ごしてきましたCOSMOは、初めていのちと向き合うDoctorの存在を認めました。

「ひとつ間違えばご自身の医者生命にも関わる大手術です。勇気を持って最後まであきらめずに戦って下さった医師の恩に報いるようにして命は戻ってこれたのです。

「当時、日本の産婦人科医師の数が1万2千人(現在は1万人に満たないそうです)、その中の一人と出会った、という意味のタイトルです。

「いのち救われた感謝の気持ち、いのちあることの喜びを曲にしました。ハープの音をバックに、KYOKOさんが渾身の歌声で表現して下さいます。どうぞ最後までお聞き下さい。」(COSMO)


● Etude「五月の風」/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:00 2.8MB) 


「今年も庭に色とりどりの花が咲いています。あまりにも見事に咲いているので写真を撮りたくなり庭に下りました。写真を撮ろうとするとそこに心地よい五月の風が吹いて来て花々が動きまるで踊っているかの様です。この日は精一杯咲いている花たちの一瞬の輝きとさわやかな五月の風を感じる事が出来ました。」(HIRO)


● 西域(The Huddle)

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:12 3.9MB) 
「すっかりセカンドライフミュージシャンのHiroshi Kumakiという肩書きが定着してしまった今日この頃ですが、そのセカンドライフでシルクロードをテーマにしたコンサートを現在企画中です。考えてみれば、シンセサイザーによる音楽というものに慣れ親しむきっかけの一つが喜多郎さんのシルクロードのシリーズでしたし、音楽活動を再開するきっかけとなった「DAICHI-大地-」も、イランへ行った時の音楽から始まりました。それだけにシルクロードをテーマに音作りをするというのは、何とも感慨深いものがあります。

「さてその第一弾として作曲したのがこれ。西域——西の彼方に思いを馳せると、愛する家族や仲間のため、生活を賭けて、一体どれだけの男たちが、どれだけの国や部族が戦ったのでしょうか。この曲はそんな男たちへの讃歌なのです。(タンゴ)


● Cosmic Lullaby 2008〜菩提樹にいだかれて〜/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:50 3.6MB) 
「お待たせしました。木精シリーズ第2作は『包容の樹・ボダイジュ』です。英語ではシナノキもボダイジュも同じLinden。

「木精のメッセージは『全てを包み込む安らぎの魂を抱け』

「私たち日本人は菩提樹と聞くと、お釈迦様が座り悟りを開いた木をイメージしますね。インドではボダイジュは万物の根源である『宇宙樹』とされているそうです。

「西欧では『愛の樹木』といわれ、村の中心で枝を大きく広げ人々の安らぎの場となり、古代ケルトの人々は「真実はボダイジュの木陰で明らかになる」と信じてこの樹の下に集まり話し合いをしたそうです。

「ボダイジュの心地よい香りは、人々の気持を穏やかで優しくしてくれます。そして、全てを包み込む宇宙の大らかさがこの樹木にはあるのです。

「お約束のおまけ……ボダイジュを守護樹に持つ人は3月11日〜20日、9月13日〜22日生まれのアナタです。

「(木精シリーズ第1作、かえで(メープル)に興味のある方はバックナンバーよりDAICHI 48号をご参照下さい。)」(COSMO)



● 白い花/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:21 4.0MB) 
「海の見える急な坂道を登っていた時、坂の途中に白い可憐な花が木に沢山咲いていました。この時を待っていたと言わんばかりに咲誇りゆらりゆらりと花々は風に揺れて何とも気持ち良さそうなのです。真っ白な汚れのない花の色とやさしく心地良い海からの風、そして新しい春のひかり、その時の瞬間を音にしました。」(HIRO)


● Boppin'/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (2:43 2.5MB) 
「Boppin'」! ズバリ来ましたね。バップのブルースそのままに、ジャズクラブのステージを見ているかのような展開。関根さんの音楽にはジャズの正統の魅力がありますね。(詫間)


● ハロー・フレンド〜きらきら堂のテーマ/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (2:40 2.5MB) 
「セカンドライフで仲良しの Leoleo Ling さんと Sena Pinklady さんが展開するのがとても楽しくてかわいいグッズを製作・販売しているきらきら堂です。いつも一緒に楽しいことを見つけては遊ぶお二人の姿は微笑ましく、きっとお二人のこの楽しい感じからきらきら堂の夢があり、幸せを運んでくれる商品が生まれてくるのだろうと思うのです。そんなお二人のために書いたのがこの曲。いずれは歌詞もつける予定ですが、今回は『ありがとう、スタトラ島!』ライブで初演した時のインストバージョンでお届けします。

「尚、きらきら堂のSLURLは次の通りです。 http://slurl.com/secondlife/LALA%20Moon/45/76/27」(タンゴ黒猫)


● 霞か雲か(Mist of Blossoms)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:21 3.1MB) 
「この時期は桜の美しい季節ですね。セカンドライフの中でもあちこちで桜が咲いていて、私ことHiroshi Kumaki も「Sakura Lives」と題して桜に因むミニライブを何度か行いました。これはその中から。桜が霞か雲のようにふわーっと咲いている様子は本当に美しいものですね。それは同時に日本の女性の美しさをも思い出させると思うのです。」(タンゴ黒猫)


● 木蓮/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:09 2.9MB) 
「先週のよく晴れた午後に出かけた時「はっ」と気が付いたら見事に咲いた大きな花、紫と白からなる紫木蓮(シモクレン)の花の木です。見上げるとまぶしい太陽のひかりに照らされ大きく気品に満ちて堂々と咲誇っている木蓮。あの存在感のある紫木蓮の木のおかげで今月も曲が出来ました。」(HIRO)


● しあわせの予感/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:06 2.9MB) 
おー、来ましたねー。ほのぼのとした幸せな響きを得意とするCOSMOさん、今回はそのものズバリ! 「しあわせの予感」ですか! COSMOさん、何かいいことがあったのでしょうか? それにしても、また何という懐かしい響きなのでしょう!(詫間)


● Tokyo Sunset/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6:36 6.1MB) 
おおー! ローズの美しい響きで始まるイントロは往年のFM番組「クロスオーヴァー・イレブン」を思い出させて——古い! 年がバレるな。(笑)——いいですねー。そして途中からアップテンポな展開に。僕は東京という都市が好きですが、ここにはその東京の、活動的で刺激的な夜の魅力が表現されていると思います。関根さんの都会的な感覚はホントに素敵ですね。(詫間)


● 弥生の調べ/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3:06 2.9MB) 
COSMOさんの春の曲には定評があります。何ともうららかな雰囲気がCOSMOさんにはぴったりなのですね。というわけで、春弥生の今号は彼女のうららかなこの曲で始めることに致しましょう。(詫間)


● Then/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5:04 4.7MB) 
関根さんのピアノは本当に大好きです。今回のは、もう、ジャズピアノの王道、という感じの美しくてロマンティックな演奏。こんなに美しい音を紡ぎだす関根さんは何を思ってピアノを弾いていたのでしょう? タイトルの「Then」は「あの時」なのでしょうか、それとも「そしてこれから」なのでしょうか?(詫間)


● 梅花/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:48 4.4MB) 
「先月の20日に久しぶりに京都に出かけました。早く着いたので近くの京都御所に寄ってみると二本だけ梅の木に花が咲いていました。白いのと濃いピンクの梅はちょうど咲いた所で、とても寒い日でしたが春がそこまでやって来ているのを教えてくれました。もしも梅でも咲いていたら撮りたいとカメラを持って出かけましたので時間を忘れてすっかり梅とたわむれてしまいました。こんなに楽しい豊かな時間を日々の忙しさに忘れていたのです」(HIRO)


● Rez Yourself(セカンドライフのテーマ)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4:18 4.0MB) 
「セカンドライフの中でのいろいろな人との出会い、経験は僕の創作活動の源にもなっていますが、今回はそのセカンドライフそのものをテーマにした曲です。まだとりあえずは骨組みができただけという感じで、実際のステージではアドリブを入れたりして、延々踊れるもっと長い曲になるかもしれません。乞うご期待。」(タンゴ黒猫)


● Sailing (Across the Linden Water)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5:36 5.2MB) 
「これもセカンドライフ内でHiroshi Kumakiのライブステージで発表した曲です。Hiroshi Kumakiの演奏拠点Lifebound Cafeは海辺にあって、ヨットも置いてあるのです。現実の私もヨットは大好きですが、なかなか自分で持つのは大変ですので、セカンドライフの中で楽しませてもらっています。現実のヨット同様、風を捕まえて走る時の気持よさといったらないですね。そんなヨットでリンデンの海を帆走する様子を音楽にしてました。」(タンゴ)


● 春模様/COSMO

作曲・編曲・演奏:COSMO (3:36 3.3MB) 
「先日イベントの際に高麗恵子さんのメッセージ付きコーヒーセットを購入しました。私に届いたメッセージは『喜びの春 愛が生き実る時 心は美しく光輝く』。なんと美しい詩ではありませんか!! その時ふっと ♪は〜〜るよこい♪は〜〜やくこい♪ と心の中で歌ってしまったのでし た。その時の気持がこんな曲になりました。」(COSMO)


● 雨あがり/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3:31 3.3MB) 
HIROさんはいつものようにピアノ・ソロの曲。曲自体は昨年できていたもののようですが、この第51号発行の直前に録音したものだそうです。(詫間)

「今日即興で一発勝負でやって録音しました。去年に曲を作ったときとは違う感じです」(HIRO)


● Umba/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (4:34 4.2MB) 
おー、私にはキース・エマーソンを思い出させる、クラシカルな雰囲気も持ったハードなピアノ・ソロですね。今回は関根さんご自身のコメントがあります。(詫間)

「Umbaというとアフリカとかブラジルを連想する方もいらっしゃると思いますが、実は 赤ちゃん語です。」(関根)


● スタートラッカーズ/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3:36 3.3MB) 
「一年の始まりは、明るく、元気よく行きたいと思います。というわけで、殆ど何も考えずに、何ともおめでたい曲が出来てしまいました。(笑)

「スタートラッカーズというのは、私がセカンドライフ内で Lifebound Records というCDショップを置いている、STAR Tracker Island という SIM の名前に由来します。ここのオーナーさんも、そこに集まった仲間も、みんな人がよくて、楽しい人たちなのです。明るく、楽しく、そして星=理想を追い求め続ける人たちのことを表現してみました。」(タンゴ)


● 森の音楽家(Ich bin ein Musikante)/COSMO

ドイツ民謡 編曲・演奏:COSMO (3:41 3.4MB) 
おめでたいと言えばこの人もおめでたいですね。(笑)子供の頃よく歌ったりしたこの小さな歌を、お得意のハープアレンジで迫ります。新しい年の初めに、元気一杯行進している(?)COSMOさんの姿が目に浮かぶようです。(詫間)


● Etude「ときめき」/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4:48 4.4MB) 
「新しい年の始めに、ドキドキワクワク感のある様な前奏曲を創ってみたくなりました。今年大きく人生が転回し変わったり、何かを始めたりする人が多いでしょうね。これからどんなドラマが始まるのでしょうか? いや、どんなドラマを作っていくのでしょうか?」(HIRO)


● Blues for Hamp/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3:29 3.2MB) 
最後は関根さんのタイトなリズムがカッコイイ関根敏行さんの曲で締めくくることにしましょう。タイトルの「Hamp」は関根さんが敬愛するピアニスト、Hampton Hawes のことだそうです。(詫間)


● クリスマス/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2:44 2.6MB) 
「先日、今年ももう12月がやってくる! クリスマスだなあと感じた時「スッ」と出て来た曲です。今年はどんなクリスマスが待っているのでしょうか?

「去年いい事があったので「あい」を隣の人に分けてあげたら、今年大きくなって返って来たという歌詞を付けようかな?と考えています。」(HIRO)


● 月と星と涙のしずく/COSMO

作曲・演奏:COSMO 歌:KYOKO (3:36 3.3MB) 
皆さんに生のアイリッシュ・ハープの音をお届けしようと準備中のCOSMOさん、今回はクリスマスにいいのでは? と、『美生樹』のCDからのセレクションです。

「祖から親、子から孫へとつづく確かな縁。あなたと私の祖先は遠い昔……双児だったかも。」(COSMO)


● 夏の終わりに(3管バージョン)/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5:05 4.7MB) 
「夏の終わりに」は今年9月発行の第43号で発表されたものですが、音源を頂く時に関根さんから、実は管が入ったものも考えているのだけれど、今回はとりあえずピアノのみのもので、とコメント頂いていたのでした。その管が入ったものがこれ。管が入ると聞いて、きっと派手なアレンジになるのかと想像していましたが、完全にその安易な想像は裏切られ、往年のマイルス・グループを思わせる、何とも渋くてカッコイイナンバーとなりました。きらめくピアニズムは勿論、ベース、ドラム、管の動き、どれをとってもジャズのおいしいところが詰まった素晴らしい曲ですね。(詫間)


● ONE/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (2:57 2.7MB) 
「先月に引き続き、セカンドライフ内で Hiroshi Kumaki が行ったコンサートからの曲です。タイトルの "ONE" はあらゆる生命はみなひとつで生きているんだよ、というメッセージをこめたもので、コンサート会場となった pira Noel さんの軽井沢水中水族館のために書いたものです。本当にこの水族館は魚たちとひとつになって遊べる楽しい空間で、今回のコンサートの企画も、その水族館で生まれたイマジネーションからだったのです。pira さんとこの水族館に感謝!」(タンゴ)


● Daichi Rock/関根敏行

作曲:タンゴ黒猫 編曲・演奏:関根敏行 (5'04" 4.6MB)
 
2006年12月、第34号発表。

「おお〜! カッコイイ〜! お聞きになってお分かりのように、これはラジオ「DAICHI-大地-」などでも流れている、私が作った「DAICHI」のテーマですねー。実は以前、関根さんから、あの曲好きなんで、今度ジャズでやってみようと思うんだ、なんて言われてたんですが、こんなカッコイイ曲に生まれ変わるとは! さすが関根さん! 作曲者としては嬉しい限りです。ありがとうございます。」(タンゴ)


● Obsession/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3'12" 3.0MB) 
2007年3月、第37号発表。いつものことながら、カッコイイ、日本人離れした演奏だなぁ、と思います。日本人なんだからどう頑張ったところで日本人の音楽なんだ、と言い切る関根さんですが、はっきりとそう認識していながら、そこに甘えて日本的な表現に流れることなく、寧ろ本格的なジャズになっているところが関根さんのスゴさではないかと思います。ニューヨークの繁華街や雑踏を思わせる、都会的な響きの音楽です。(詫間)



● Bahia(バイーア)/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6'02" 5.6MB) 
2007年6月、第40号発表。バイーアはブラジル北東部の州の名前で、この地域はアフリカの伝統と文化を色濃く残しており、独特な文化を生んだ地として知られています。あのサンバもここが起源のようですし、その他世界に影響を与えた音楽を生み出したのもこの地なのです。そう、あのジョアン・ジルベルト、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルといった人たちを生んだのがこのバイーアなのです。また、バイーアの出身ではありませんが、同じブラジルのパーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロスが奏でるビリンバウという楽器も、もとはこのバイーアの楽器なのだと聞いたことがあります。

そのナナ・ヴァスコンセロスと共演したこともあり、少年時代にセルジオメンデスを聴いて衝撃を受け、以来ブラジル音楽の虜になってしまった関根さんならではの、もうすっかり、どこまでもブラジルの空気に溢れた、そして気持ちのいい音楽ですね。(詫間)


● A Bracing Summer Day/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6'55" 6.4MB) 
2007年8月、第42号発表。8月と言えば夏、夏と言えば太陽、太陽と言えばブラジル、というわけで、夏と言わず冬と言わずブラジル音楽が大好きな関根さんらしい爽やかな曲ですね。(詫間)


● ビーチコンバーの風(新録音)/HIRO

作曲・演奏:HIRO (7:30 6.9MB) 
2005年11月、第17号発表。今回お送りするのは今年9月の第43号で発表されたばかりの新録音版です。

「タンザニアのダルエッサラームから北に小一時間いったところにあるリゾートホテルの海岸。夕暮れ時にタンザニアの人たちと散歩しているとインド洋のそれはきれいなピュアな風が吹いて来たのです。心の中の物が消えていき透明になっていく様な不思議な体験をしたのでした。」(HIRO)


● 春宵/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4'45" 4.4MB) 
 
2007年4月、第38号発表。

「これは『シュンショウ』と読み、落語家さんとかの名前ではありません。英語では "a spring evening" このままではなんだか味気ないですよね。

「日本の春のある夕べ、やわらかい風と共に何処からともなくかすかに花の香りが漂って来たり、部屋にほのかに月の光が差し込んでいたり、その月がぼんやりと雲に霞んで見えたりして……。

「特に私は春の夕暮れ時のあの一瞬の空間が好きです。こんな春の夕べ、あなたは何を想うのでしょうか?」(HIRO)



● 出会い/HIRO

作曲・演奏:HIRO(4'48" 4.4MB)  
 
2007年2月、第36号発表。ピアノとストリングスがさわやかな曲です。HIROさんは本当にピアノの響きが好きなんだなぁ、と思ってしまいます。

「他のをやりかけてたけど、どうしても前の続きが出来なくて……。わずかの間に私の感覚が変化していたのでしょう。それは最初からやり直しです。前からメロディーは出て来ていたので急遽、ここ三日で作りました。出会っていのちの中心から喜んでいるという状態でしょうか?『出会い』、『再会』……やっぱり『出会い』かな?」(HIRO)


● Etude「薫風」/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3'36" 3.3MB) 
2007年6月、第40号発表。

「薫風(くんぷう)とは初夏に吹くさわやかな風のことです。今の季節歩いていると何処からともなくくちなしの花の香りがして来たり、頬をそっとやさしく風がなでていきます。

「今回もピアノのEtude(練習曲)風にしたのですが、テクニック的には最も動きにくい指のトリルとなってしまいました。」(HIRO)


● Alexander's Honey(新録音)/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3'19" 3.1MB) 
2007年7月、第41号発表。

「6月末にマケドニアから買って来た蜂蜜のお裾分けを頂きました。くせも無く、しつこくも無く奥行きのある上品な甘味に『自然の豊かさ』を感じ心はほぐれ広がって行きました。いくらも無いだろうに『美味しいから……』と分けてくれた人の気持ちと自然の恵みを毎朝頂き味わい、急遽こんな曲が出て来たのです」(HIRO)


● 萌/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2'59'' 2.7MB)  
2006年5月、第23号発表。

「アキバ系の『萌え〜〜』ではなく、新芽が出るsproutという意味です。五月の新芽の季節に相応しいタイトルだと、自己満足しとりますです。」(COSMO)


● 秋の風景/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'33'' 3.3MB)  
2006年9月、第27号発表。秋と言えば、食欲の秋であったり、スポーツの秋、読書の秋であったり、或いは物想いに耽る季節であり、人それぞれのイメージがあるでしょう。COSMOさんのはなかなかほのぼのとした、暖かい秋ですね。(詫間)


● 続・秋の風景/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'27" 3.2MB)  
2006年11月、第33号発表。「秋の風景」の第2弾です。さわやかな風を感じますね。ハープの音色が美しいのはさすが。この頃、注文してあったアイリッシュ・ハープが家に届いたのだそうで、ハーピストとしての活動が本格化していきます。(詫間)


● ペオーニエ/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'05" 2.9MB) 
2007年3月、第37号発表。

「ペオーニエ(Paeonie)」はドイツ語、英語では「peony」、日本語で「芍薬」です。立てばシャクヤク坐ればボタン……美しい女性に例えられるアジア原産の美しい花。芍薬の根っ子は生薬として漢方薬にもよく調合されます。血液をサラサラにしたり、胃腸の働きを促進してくれる優秀な植物です。

「東京の中野にソワメームという小さいですが、オシャレな洋菓子のお店があります。そこで芍薬の花を象ったシュークリーム「ペオーニエ」に出会いました。とても美味しかったので、曲にしてみました。♪ペオーニエ・ペオーニエ♪おいしいシュークリーム♪と歌ってみてください。」(COSMO)



● 妖精の詩(うた)/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'11" 3.0MB) 
2007年6月、第40号発表。

「先月号で『妖精達が遊ぶ古代……』とコメント書いて頂き、とても気にいってしまいましたので、今月は妖精がテーマです。」(COSMO)

これもハープの音色の曲ですね。今後もアイリッシュハープによる、ケルトの妖精の世界がシリーズになりそうで楽しみです。(詫間)


● テヘラン・大地の響、人の響(パート1)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'27" 6.8MB) 
 
2006年11月にテヘランで行われたいだきしんさんのテヘラン・コンサートに参加するために2年ぶりに訪れたイランを音と映像で表現したもの。パート1ではイランの日の出と、アルボルズ山脈の様子を表現しています。

映像版はQuickTimeによるものですので、パソコンにはQuickTimeがインストールされている必要があります。QuickTimeのインストールはこちらでお願いします。(詫間)


● テヘラン・大地の響、人の響(パート3)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4'24" 4.1MB) 
 
2006年11月にいだきしんさんの平和コンサートに参加すべく、イランのテヘランを訪れた時の印象を音と映像で綴る「テヘラン・大地の響、人の響」のシリーズ完結編。

「今回は、バーザールを訪れた時のことを音にしてみました。映像からも伝わってくると思いますが、ここに暮らす人々の、ヴァイタリティー、エネルギー、そして人なつっこさ、そういうものを表現してみたかったのですが……。殆どベタな音楽になってしまいましたね。」(タンゴ)

※映像版はQuickTimeによるものですので、パソコンにはQuickTimeがインストールされている必要があります。QuickTimeのインストールはこちらでお願いします。(編集部)


● On a Rainy Day/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'31" 6.9MB) 
2007年6月発行の第40号発表。

「6月と言えば梅雨の季節ですね。今年は梅雨入りが遅くなりそうということですが、それでもつい先日も雨の日が続きましたね。私は雨が苦手で、雨の日のじたっと湿った感じと辺りが暗く覆われるあの閉塞感は何ともいやなものですが、その苦手な雨の日を今回は表現してみました。一つ、二つと落ちて来た水滴がやがて土砂降りとなるように、私の内面もまた、押し込めているわけにはいかず、奔流となって溢れ出るのです。」(タンゴ)


● Una tristeza de verano(夏の哀しみ)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (4'35" 4.2MB) 
2007年8月発行の第42号発表。夏と言えば輝く太陽の下、元気になりそうなものなのに、何故か「哀しみ」を表現したというタンゴ黒猫氏。案外、活動的で開放的な夏だからこそ、一層哀しみが増すのかもしれません。(詫間)


● テヘラン・大地の響、人の響(パート1)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'27" 6.8MB) 
 
11月にテヘランで行われたいだきしんさんのテヘラン・コンサートに参加するために2年ぶりに訪れたイランを音と映像で表現したものです。パート1ではイランの日の出と、アルボルズ山脈の様子を、そして次号でお届けする予定のパート2ではシャーの宮殿とバザールの模様を表現します。

映像版はQuickTimeによるものですので、パソコンにはQuickTimeがインストールされている必要があります。QuickTimeのインストールはこちらでお願いします。(詫間)


● ローズマリー/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2'55" 2.7MB) 
12月と言えばクリスマス、というわけで、クリスマスに因んだローズマリーをテーマにした曲です。
聖母マリアが幼子イエスを連れてエジプトに逃れる途中、木陰で一休みをしました時に、身に纏っていた青い外套を、白い花の咲く茂みに掛け、後で外套を手にとると、不思議な事に白い花は奇跡のようにブルーに変わっていたと言います。それ以来、このハーブには青い花が咲くようになり、マリアのバラ、すなわちローズマリーと呼ばれるようになったのだとか。それで魔よけの力があると信じられ、クリスマスには教会や家々の柱や戸口にローズマリーが飾られるようになったのだそうです。
そのローズマリー、COSMOさんの家でも逞しく育っているのだとか。(詫間)


● 揺蕩/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2'34" 2.4MB) 
「先月例によってピアノをポロポロと弾いていたら突然出て来た曲です。心が定まらなくて揺れ動いている感じです。最初は即興でストリングス一本だけ入れていたのですがもっと音を重ねたくなってやり直しました! 編集中に友達が来たので聴いてもらったら、『ドラマの最後のテロップが出る時に流れる様な曲やなぁ』と言われてしまいました。いかがでしょうか?」(HIRO)


● Daichi Rock/関根敏行

作曲:タンゴ黒猫 編曲・演奏:関根敏行 (5'04" 4.6MB)
 
「おお〜! カッコイイ〜! お聞きになってお分かりのように、これはラジオ「DAICHI-大地-」などでも流れている、私が作った「DAICHI」のテーマですねー。実は以前、関根さんから、あの曲好きなんで、今度ジャズでやってみようと思うんだ、なんて言われてたんですが、こんなカッコイイ曲に生まれ変わるとは! さすが関根さん! 作曲者としては嬉しい限りです。」(タンゴ)


● 続・秋の風景/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'27" 3.2MB)  
COSMOさんは9月に引き続き「秋の風景」の第2弾です。さわやかな風を感じますね。ハープの音色が美しいのはさすが。そう言えば、COSMOさん、注文してあったアイリッシュ・ハープが家に届いたのだとか。いよいよハーピストとしての活動が本格化しそうですね。名曲が生まれるのを期待してます!(詫間)


● 木陰にて/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3'44" 3.4MB)  
私は今年の九月にブルガリアに行く機会がありました。レストランから続く自然な庭の木陰で昼食をとっていた時、風のいたずらだったのでしょうか? 急に風が吹いて来てテーブルにも葉っぱが落ちて来ました。自然の中で自分もそのままの自然体でいれて会話も楽しく食事もおいしく頂きました。ゆったりとした時の流れとブルガリアの自然はそのままの自分でいいんだと感じさせてくれた所です。(HIRO)


● Higher Into Eternity/タンゴ黒猫

作曲:J・S・バッハ 編曲・演奏:タンゴ黒猫 (4'34" 4.2MB)
 
最近またバッハが気になってまして……。この曲はバッハ晩年の『音楽の捧げもの(Musiikalisches Opfer, BWV1079)』という曲集に含まれている螺旋カノンをアレンジしてみたものです。この不思議な曲は、Cマイナーから始まって、曲が正に終わろうとするその時に何故かDマイナーに転調していて、更に曲が進んでいくと今度はEマイナーに転調していて……と、どんどん上がっていってしまうのです。普通は、Cマイナーに戻ったところで終わるのですが、バッハは無限に上昇していくことを暗示しているように思います。そう。永遠にどんどん上昇して行きたいものですね。(タンゴ)


● Intimadade/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6'33" 6.0MB)  
今月最後の曲はさわやかなボサノバをお届けしましょう。"intimadade(インティマダージ)" とは「親密な」というような意味のポルトガル語。まぁ、実に仲のよい恋人同士の会話のような、そんな楽しさとやさしさに溢れた、関根さんらしい曲ですね。(詫間)


● 春風/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5'18'' 4.9MB)  
第22号(2006年4月)発表。

「 春の風をそのままテーマにしたのが関根敏行さんの「春風」。前回に引き続き、関根さんにしては珍しい日本語のタイトルなのでどんな曲かとドキドキしながら聴いてみたら……。これが何ともカッコイイ、ノリのいいフュージョンなんですねー。同じ春の風と言っても、人それぞれいろんなイメージがあるのですね。関根さんのはその暖かで心地よい春の風に乗って、生命の力が内から漲り、迸(ほとばし)り、どんどん先に向かって動いていく感じがします。いやぁ、ホントにカッコイイ!」(詫間)


● The Sky/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6'48'' 6.2MB)  
第26号(2006年8月)発表。

「 前に、関根敏行さんのCD「ヴェント・ジ・マイオ」にも収められた "Prelude to the Sky" という曲があり、ロマンティックな曲想で、なかなか評判がよかったのですが、この曲はもともと「"The Sky" への前奏曲」という意味で、この曲に続く本編が今回お聴き頂く "The Sky" なのです。トリオによる演奏は、キーボード中心だった前奏曲とはまた少し雰囲気が違いますが、都会的でお洒落なセンスに溢れているのはやはり関根さんらしいですね。」(詫間)


● Free Improvisation, Spring '06/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (6'03'' 5.5MB)  
第23号(2006年5月)発表。

「 今回、この新曲を録れたディスクを渡す時に関根さんは、「フリージャズなんで……」と何故か申し訳なさそうなのでした。まぁ、きっと同じジャズの中でもスタンダードやフュージョンに比べポピュラリティがないからでしょうか。しかし、コード進行など実際には約束事があるスタンダードに基づいたジャズよりも、フリージャズの方がより即興性が高いと言えるでしょう。メチャクチャにやっているわけではありません。どこまでも関根さんの美学に溢れた素晴らしい音楽です。」(詫間)


● やりなおしの人生/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (7'21'' 6.7MB)  
第21号(2006年3月)発表。

「 関根さんにしては珍しく日本語タイトルの曲。「いやあ、英語でいろいろ考えたんだけど、どうもしっくりこなくて。内容は演歌だから日本語でいいかな、と。」とおっしゃる関根さん。3月はいろいろな意味で人生に区切りをつける時期でもありますね。とは言え、「やりなおしの人生」とは何とも冴えないタイトル。それに演歌……? いえ、聴いて頂けるとおわかりのようになかなかキャッチーなブルースなんです。が、日本人にわかりやすいブルースって、本当は日本人好みの演歌なんじゃないの? というところでしょうか。前回のストリングスに続き、今回はソニー・ロリンズばりのサックスがメイン? と思いきや、後半で聴けます。関根さんのカッコイイオルガン・プレイが。(これも演歌なのかなぁ?)」(詫間)


● Mugigi/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3'55'' 3.6MB)  
第25号(2006年7月)発表。

「 好きですねぇ。いいですねぇ。関根さんと言えばジャズですが、このブルージーな曲は、もう、ロックそのものですねぇ。しかも、明るい! 元気! リリカルでカッコイイ関根さんも勿論いいですが、こういう楽しい愉快な感じの関根さんもまた魅力的ですね。」(詫間)


● Children '06/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2'37'' 2.4MB)  
第21号(2006年3月)発表。今回録音が新しくなってます。

「2000年に作った曲です。子供の元気なエネルギーを曲にしました。当時姉妹の生徒さんが同時刻に一緒にピアノのレッスンに来られていました。顔を見るなりそれぞれが一週間あった事などをいっぺんに話し始めます。私は聖徳太子か? と思ってしまう程それぞれをちゃんと聞いて感じて大変でした。その子供達のうきうきした感じです。」(HIRO)


● 旧友/HIRO

作曲・演奏:HIRO (4'42'' 4.3MB)  
第22号(2006年4月)発表。これも新録音、リミックスバージョンです。

「春は出会いと別れの季節でもあり、また、懐かしい人と再会する季節でもありますね。会う時も、別れる時も、この季節はいつも以上にその人と深く心が触れ合い、通い合うのを覚えるのは何故なのでしょう? HIROさんが「旧友」で聞かせるピアノはそのひとときを慈しんでいるようです。」(詫間)

「もう20年以上も前、ジャズピアノの先生に宿題として出された課題に答えて作った曲です。久しぶりにこの曲を弾いてみると古い友達に会って『あんな事もあったね』と言っているみたいでした。」(HIRO)


● 夜明け/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3'28'' 3.2MB)  
第26号(2006年8月)発表。1999年にフィンランドを訪れた時の印象を音にしたものだそうです。さわやかな響きのピアノです。

「ほんのわずかな時間でしたがヘルシンキでとても不思議なやさしい 『ひかり』と出会いました。震災の事や人の事でいっぱいの私の胸でしたが、その時近い未来が輝いている様に感じたのです。そう『希望』を感じました。きっと良くなっていくと。この時撮った写真は私のホームページのトップにあります。」(HIRO)


● You Are〜君のままで/HIRO

作詞:みひろ 作曲・演奏:HIRO (7'42'' 10.6MB)  
第27号(2006年9月)発表。これも新録音です。この曲は昨年12月発行の第18号で発表された「君のままで」のインスト、というよりは、カラオケ・バージョンなのだそうです。新しいアレンジで、前回よりずっと音も厚みがあり、豊かになったように思います。「君のままで」について、HIROさんご自身はこうコメントしています。

「何年も前にある講座の時に『そのままでいいんだよ』と言っていただきました。その時の感動と、これからの人たちに送る言葉です。生徒の子供達に言い続けて来た言葉です。人と違っていていいんだよと。小中学校の子供達が歌ってくれたら嬉しいと作りました。どんな人も相手をそのまま認め受け入れられたら、どんなにいいかと。争いごとなどなくなるのにと。」(HIRO)


● 七つの子/大村眞由

作曲:本居長世 編曲・ピアノ:大村眞由 (6'50'' 6.3MB)  
第23号(2006年5月)発表。誰もが知っているあの懐かしい歌が、全く新しい、心ときめく音楽として蘇える演奏です。

「これは、本当に、胸がときめく演奏です。「七つの子」というあの小さな曲が、何と7分近くに渡って展開されていくのですが、最後の最後までちっとも飽きないのです。たった1音鳴らされるピアニシモの美しいこと! そして絶妙な間にも何と音楽が溢れていることでしょう。大村さんのピアノの魅力に溢れた名演です。」(詫間)


● 浜千鳥/大村眞由

作曲:弘田龍太郎 編曲:大村眞由 ピアノ:大村眞由 (4'09'' 1.9MB)
 
第19号(2006年1月)発表。老人ホームでのライブで、録音状態はよくないものの、とにかくピアノの音そのものが美しいのです。

「大村眞由さんは、かつては尺八のジョン・海山・ネプチューンさんやゴスペル・シンガーのジェリー・ホリンズさんのピアノやキーボードを勤め、都内のライブハウスで活躍されていた方。長らく音楽活動を休止していましたが、最近は老人ホームなどで演奏されています。この録音も、ある老人ホームでのミニコンサートのもの。私もその場に居合わせましたが、彼女たちの美しい演奏に、お年寄りの皆さんも、じっくり聴き入ったり、涙を流されたり、いい顔をされていました。それを見ていて私も大変感動しました。美しい音楽は本当に人の心を開くものですね。」(詫間)


● Musical Moments(平成18年春)/大村眞由

作曲・演奏:大村眞由 (10'15'' 9.4MB)  
第21号(2006年3月)発表。「DAICHI-大地-」のために即興で自由にひいてもらったもの。大村さんの心の裡を表すように、曲想が次々と変化していくのが実に素晴らしい。

「大村眞由さん、今年のお正月、第19号以来二度目の登場です。春はいろいろと物思う季節でもありますが、次々に移っていく思いそのままに即興で弾かれた曲です。10分とは長いように思えますが、曲全体が何とも言いようのないときめきに満ちていて、曲想は次々に、しかし自然に変化していって、次はどうなるのかとサスペンスドラマでも見ているような緊張感が全然長さを感じさせないのです。それにしてもこの人のピアノの音色はスゴイ。ピアノ一本なのに、途中、ハモンドオルガンのような音、インドのタンブーラやイランのサントゥールのような響きが聞こえてくるのは私だけでしょうか?」(詫間)


● ねんねこさっしゃりませ/大村眞由

岡山県民謡 編曲・ピアノ:大村眞由 (2'14'' 2.0MB)  
これは今回初登場の曲です。山田耕筰さんの編曲で「中国地方の子守歌」として有名な節をベースに、大村さんがピアノの即興演奏を繰り広げます。これも老人ホームでのミニ・コンサートでの録音です。(詫間)


● Cosmic Lullaby 2006/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'22'' 3.1MB)  
第26号(2006年8月)発表。COSMOさんにとって新しい方向を示した作品で、幻想的な雰囲気に溢れています。

「COSMOさんがアイリッシュ・ハープをやっているのは以前にご紹介した通り。そのアイリッシュ・ハープの流れからケルト系の音楽にハマり、いろんなケルトのCDを聴いているのだとか。というわけで、今回はケルトな世界に挑戦してみたのだそうです。どちらかと言えば、元気溢れる曲が多いCOSMOさんですが、今回はしっとりと、なかなか雰囲気があるのではないでしょうか。」(詫間)


● Tango de Junio〜6月のタンゴ〜/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2'07'' 2.0MB)  
第9号(2005年6月)発表。日本人はタンゴが好きです。最初のイントロからいかにも、な感じになるのかと思いきや、やはりCOSMOさんのカラー溢れる曲です。「6月」を意味する「フーニョ」という何とも力の抜けるようなスペイン語の響きが気に入ってこのタイトルにしたようです。

「 COSMOさんはラテンが大好きですね。「DAICHI-大地-」でのデビューはサンバでしたが、フラメンコもありましたし、そして今回はいよいよタンゴです。COSMOさんお得意の明るい響きでお楽しみ下さい。」(詫間)


● 森のファンタジア/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'18'' 3.0MB)  
第18号(2005年12月)発表。クリスマスの季節であるこの号の1曲目で、いかにもCOSMOさんらしい元気に溢れた曲です。

「 ベル系の音とマリンバのトレモロが奏でる楽しく明るい感じがこのクリスマスの季節にぴったりなんではないでしょうか。というわけで、今月のオープニングはこの曲です。」(詫間)


● 海/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5'12'' 4.8MB)  
 
第25号(今年7月)発表。ショックウェーヴによる映像付き。ピアノ独奏と写真とで津軽の荒々しい海を表現している。

「これは今年の4月に津軽の海を訪れた時のものです。ショックウェーブの映像で写っているのは前半が深浦、後半が千畳敷です。九州で生れ、東京に住むようになってからも殆ど太平洋側の海しか知らない私には、やはりここの海は何か違いますね。厳しいような、それでいて胸がドキドキするほど懐かしいような……。演奏は思わず激しくなってしまいましたが、これではとてもこの海の深さを表現したとは言えませんね。」(タンゴ)

尚、ラジオ「DAICHI-大地-」第10回・ビデオスペシャルで、この曲のビデオ・クリップが公開されている。


● Vitalisation(ヴィタリザシオン)/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (5'33'' 5.1MB)  
第22号(今年4月)発表。「さて、春はあらゆる生命が息吹きに溢れる時でもありますが、様々な生命の活動が渾然一体となり、大きな交響楽となっていく様をパーカッションを中心に表現したのがタンゴ黒猫さんの「ヴィタリザシオン」だそうです。いろんなリズムが次々に現れては重なっていく様子がおもしろい。それはやがて混沌としてきます。そして最後には——」。(詫間)


● The World News/タンゴ黒猫

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3'13'' 2.9MB)  
第24号(今年6月)にて、前月に引き続き歌ものの曲を発表。この頃から内容に時事的なものが加わる。

「ブログでも書いていますが、最近BBCのニュースを毎日見るようにしています。これでもかと思うほど悲惨な事件ばかり連日伝えられるのには本当に胸が痛みます。世界のどこで起こっていようと、自分たちの生活や未来と関係なくはないと思えるのです。」(タンゴ)


● レクイエム/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (7'42'' 7.1MB)  
第26号(今年8月)発表。こうしたオーケストラ志向もこの頃強くなっている。

「今また中東の情勢が不安定になり、多くの罪もない人たちの命が戦争の犠牲になっています。何故罪もない人たちを巻き込まなければならないのか、テレビに映る子供たちが傷ついたり、死んだりしている様子に胸が痛み、深い悲しみと憤りを覚えてしまいます。どんな事情があれ、何を措いても人の命を最優先に考えるというのは、国や民族、宗教や文化を越えて人間だったら共通のことなのではないでしょうか。折しも今日は8月6日、広島に世界で初めて原爆が落とされた日。多くの命が失われたことの悲しみと、平和への祈りをこめたレクイエムを書いてみました。しかし、ただ悲しんでいるわけにはいきません。二度とこうしたことが起らないようにするために、生き、動いていかなければ——そういう意味でも、この曲はまだ途中なのです。」(タンゴ)


● When the Music Is Over/タンゴ黒猫

作詞:詫間正博 作曲・演奏:タンゴ黒猫 (3'45'' 3.4MB)  
第23号(今年5月)発表。発表当時は、詩や歌が溢れてきていたとタンゴ黒猫は言う。この頃から歌ものの曲を発表し始める。

「取り敢えず、久々の歌ものです。あるコンサートの帰り、とても澄んだ空気と美しい夜空に至福感を覚えて生まれた曲です。」(タンゴ)


● Primal Dance/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行  (5'14'' 4.9MB)  
2005年1月発行の第4号掲載。今年最初の音は、この軽快なナンバーで始まりました。新しい時のはじまりに心の底から溢れる喜び、身体は自然に動き出し、踊り出す——それがこの "Primal Dance" の心でしょうか。(詫間)


● 稗搗節〜ヨンサン・バージョン/関根敏行

宮崎県民謡/編曲:関根敏行/歌:河埜亜弓  (3'14'' 3.0MB)
  
第2号掲載。ボーカルをとっている河埜亜弓さんは、関根さんのNIPPON SOUL JAZZ BANDでもお馴染み。河埜さんは宮崎県のご出身なのですが、その宮崎の民謡がこの「稗搗節」、ここでは3/4のジャズ・ワルツになっています。第2号での発表当初は2コーラスのみでしたが、今回、4番までの歌詞で新しく録音し直しました。(詫間)


● Inner Voices/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (2'32'' 2.4MB)  
第5号掲載。第4号の「Primal Dance」、そして第6号の「Impulse」と、この時期内面の動きをテーマにしたタイトルが続きます。第5号掲載のこの曲は「Inner Voices」=「内なる声」でした。短い曲ですが、とてもタイトでカッコイイナンバーです。(詫間)


● WSD ST THEME/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (5'47'' 5.3MB)  
第11号掲載。これもハードなジャズ・ナンバーです。この曲は関根さんのジャズへのオマージュのようにも感じられます。(詫間)


● Vento de maio/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行/ボーカル:河埜亜弓 (4'48'' 4.4MB)
  
第3号掲載。タイトルは「5月の風」という意味の、関根さんのテーマ曲と言ってもいいようなボサノバの曲です。いくつかアレンジがあるようですが、今回はやはりNIPPON SOUL JAZZ BANDの河埜亜弓さんのヴォーカルがリードをとるもので、つい最近録音し直したばかりのものです。河埜さんの歌が、曲自体の持つさわやかさを一層引き立てているように思います。(詫間)


● 秋の古道/HIRO

作曲・演奏:HIRO (2'54'' 2.7MB)  
創刊号掲載。昨年世界遺産に登録された熊野古道。その熊野を昨年訪れた時に生れた曲だそうです。「山道で次々と歩いていく足が頭の中で映像で出てきて……。昔の人も求めて歩いたんですね。」(HIRO)


● Seaside Bossa Nova/HIRO

作曲・演奏:HIRO (5'56" 5.4MB)  
第2号掲載。「タンザニア、ダルエスサラーム郊外の海岸でインド洋で生まれたまっさらの新鮮な風に吹かれながら散歩していると、自分の中にあるゴミやホコリが次々に飛んで行ってしまいました。その時のここち良さを昔作ったボサノバの曲でリメークしてみました。(風はそのまんまでいいんだよと言ってくれてる様でした。)」(HIRO)

※サイトの更新に際し、新しく録音したものに差し替えられています。第15号発売時にダウンロードされた方も、是非もう一度アクセスしてみて下さい。ご購入時のID、パスワードは現在も有効です。(2006年11月27日 編集部)


● 日だまり/HIRO

作曲・演奏:HIRO (3'00'' 2.8MB)  
第6号掲載。春の日の暖かくやわらかい日差しと、やさしい風を感じる、HIROさんらしい曲ですね。(詫間)


● Old Stories/HIRO

作曲・演奏:HIRO (8'31" 11.7MB)  
第5号掲載。「昨年ペルセポリスに行った時のことです。一体ここで何があったのか? 何故これだけの所が潰れたのか?人間は作っては壊しをくり返しているだけか? などなど考えました。そんな虚しい悔しい思いと自分の中にあった悲しみと共にマイナーのボサノバに載せてみました」(HIRO)

※サイトの更新に際し、この曲は新しい録音に差し替えられています。第15号発売時にダウンロードされた方も、是非もう一度アクセスしてみて下さい。ご購入時のID、パスワードは現在も有効です。(2006年11月27日 編集部)


● 落日/HIRO

作曲・演奏:HIRO (7'01'' 6.4MB)  
第11号掲載。「近所の高台から海がのぞめます。季節によっては瀬戸内海の穏やかな海にゆっくりと陽が沈んでいくのです。刻々と変わる空の色。鳥たちはねぐらへと急ぎ飛んで行きます。少しずつ少しずつ静かに陽は落ちていき隠れてしまいました。」(HIRO)


● 美生樹/COSMO

作詞・作曲:COSMO 歌:KYOKO (6'20'' 5.9MB)  
第4号掲載。「大神ゼウスと記憶の神ムネモシュネの娘達 Muses=ミューズは、音楽、文芸、歴史、天文など知的な活動を司る9人の女神の総称。ミューズの歌声には、天も星も……万物が動きを留めてうっとりと聴き入ったとか……。」(COSMO)


● 美音来の竪琴/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'26'' 3.2MB)  
第5号掲載。昨年イランを訪れたCOSMO。古代イランの神様ミトラを表現します。ミトラは太陽の神様、高い所よりあらゆる人のことを見守っています。そして人と人とをつないでいく神様でもあります。それ故、独りイランだけに止まらず、ユーラシア大陸の広い地域で信仰されたミトラ神。COSMOが出会ったミトラは、何とも親しみやすい、楽しい神様ですね。(詫間)


● 都会の秋/COSMO

作詞:KYOKO & COSMO 作曲:COSMO 歌:KYOKO (4'13'' 3.8MB)
  
第2号掲載。「ちょっと昔……少女の頃、何の憂いも不安もなく過すことができたのは、いつも側でやさしく見守ってくれるあなたの大きな愛があったから……。いつか巣立っていく娘を持つパパ達に捧げます。」(COSMO)


● 変奏曲『愛珠女』春の宴/COSMO

作曲・演奏:COSMO (3'16'' 3.1MB)  
第6号掲載。天の岩戸で踊りを披露して皆を湧かせたアメノウズメ——決して美人ではなかったようですが、男にも女にも皆に愛され、やがてその顔はお多福やおかめの面となり、女性の幸せの象徴となっていった——。発表されたのは3月という雛祭りの時期。この女性らしい喜びの時に、その幸せの象徴であるアメノウズメを表現しました。(詫間)


● 恋のじゅもん/COSMO

作詞・作曲:COSMO 歌:KYOKO ピアノ:関根敏行 (3'57'' 3.6MB)
  
第11号掲載。冒頭の不思議な言葉は、伎芸天という芸術の神様の真言なんだそうです。

「確か3年前にKYOKOさんが、奈良の秋篠寺のHP見つけて、こんなのあるよ〜〜〜ってメールして来たのがはじまりでした。元々は芸が上手くなる呪文だってことで使わせてもらったのですが、芸も存在も「恋」する気持がはじまりでしょ。」(COSMO)

というわけでできた曲だそうです。歌はこの曲のきっかけとなったKYOKOさん。そして間奏のピアノソロは関根敏行さんです。


● DAICHI/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6'27'' 5.9MB)  
 
月刊「DAICHI-大地-」の記念すべき1曲目を飾るのはタンゴ黒猫氏。この雑誌のイメージ・テーマ曲を作って頂きました。そして更に、ティエラ・ミュージック代表の詫間正博がエチオピアを訪れた時に撮った写真をもとにこの音楽をショックウェーブで映像化。併せてお楽しみ下さい。


● Little Mona/関根敏行

作曲・演奏:関根敏行 (3'01'' 2.7MB)  
かつてジョージ大塚バンドのキーボーディストとしてミロスラフ・ヴィトウスなどとも共演したジャズ・ピアニストの関根敏行氏が、とてもさわやかなジャズ・ワルツを聴かせてくれます。


● サンバムーサ/COSMO

作曲・演奏:COSMO (2'31'' 2.3MB)  
「宇宙(Cosmic Arts)」と「身体(Cosmic Reme)」と「心(Cosmic Muse)」をつなぐ「ARM COSMOS」を主宰するCOSMO氏は癒し系のミュージシャン。この創刊号ではノリノリのサンバでみんなを元気にしてくれます。


● 秋の古道/HIRO(新録音)

作曲・演奏:HIRO (2'49'' 2.6MB)  
今年世界遺産に登録された熊野古道。その熊野を昨年訪れた時に生れた曲だそうです。

「山道で次々と歩いていく足が頭の中で映像で出てきて……。昔の人も求めて歩いたんですね。」


● 花火/タンゴ黒猫

作曲・演奏:タンゴ黒猫 (6'27'' 5.9MB)  
今年の夏に多摩川で行われた花火大会にインスピレーションを得たもの。こちらも「DAICHI」と同じく、詫間正博の写真とのコラボレーション作品になっています。





月刊「DAICHI-大地-」は、ジャンルやスタイル、流行にとらわれない、新しい音楽を発信、試聴、ダウンロードできるネット音楽雑誌です。
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発行:ティエラ・ミュージック 神奈川県川崎市高津区二子2-6-20-105
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